【特命指揮官 郷間彩香】あらすじネタバレと感想「真剣佑の不気味なラストで連ドラ続編に期待」

スペシャルドラマ

10月22日に第12回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した『特命指揮官 郷間彩香』がスペシャルドラマとして放送されました。

注目のスペシャルドラマ『特命指揮官 郷間彩香』の登場人物(キャスト)、あらすじ、感想をネタバレで、お届けしていきたいと思います。

 

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『特命指揮官 郷間彩香』のあらすじ

 
新世界ファイナンスで人質を取った立てこもり事件が発生!

立てこもり犯のリーダー國井哲也(稲垣吾郎)は交渉人になぜか知能犯罪を担当する警視庁捜査二課知能犯第二係 主任警部補の郷間彩香(松下奈緒)を指名します。

犯人の要求に従い、郷間彩香(松下奈緒)が担当することになりますが、あくまでそれは表向きで、実際には警視庁特殊犯捜査第一係(SIT)係長 警部の後藤剛(高嶋政伸)が担当することになります。

しかし、そんな様子は全て國井哲也(稲垣吾郎)に見破られ、警察庁刑事局国際捜査管理官 警視正の吉田透(鈴木亮平)は要求通りに郷間彩香(松下奈緒)が担当するべきだと主張します。

それを面白く思わない後藤剛(高嶋政伸)は勝手に電話に出て交渉しようとしますが、國井哲也(稲垣吾郎)は拒否して、支店長を連れていき銃で撃ってしまいます。

もしかしたら犯人は自分が担当した事件に関係のある人物なのではないかと思った郷間彩香(松下奈緒)は過去の事件を調べることにしました。

すると二年前に担当したヤミ金の黒岩金融の事件の捜査から手を引くように言われたことを思い出し、この黒岩金融をバックアップしていたのが新世界ファイナンスで、國井哲也(稲垣吾郎)は当時警視庁捜査二課知能犯第二係の刑事として捜査していたことを突き止めます。

そして郷間彩香(松下奈緒)同様に事件は打ち切りになっていました。

現在、國井哲也(稲垣吾郎)は新世界ファイナンスのセキュリティを担当し、そして事件を打ち切りにした元上司の宮本はすでに消されてしまっていました。

郷間彩香(松下奈緒)は吉田透(鈴木亮平)が犯人が元警察であると知っていて派遣されたことに気付き問い詰めると、國井哲也(稲垣吾郎)から警察庁長官と次長宛てに犯行予告のメールが届き、國井哲也(稲垣吾郎)と関係があるブラッドユニットの解明をすることを目的に吉田透(鈴木亮平)が派遣されたことを明かしました。

そして新人時代に宗像陽平(神田正輝)に育てられた吉田透(鈴木亮平)は郷間彩香(松下奈緒)の手助けもしたいと思ってきたことも告げます。

実は3年前に宗像陽平(神田正輝)は捜査中に犯人に刺されて殉職していました。

一方、立てこもり事件では新世界ファイナンスのビルが突然の爆破で、警視庁刑事部部長 警視長の野呂和彦(竹中直人)は突入命令を出しますが、人質はなぜか解放されてしまいます。

國井哲也(稲垣吾郎)は男性7名はまだ人質に取っていることを連絡してきて、郷間彩香(松下奈緒)は地下の金庫を爆破し、新世界ファイナンスの不正取引の証拠を手に入れたことを問い詰めると、國井哲也(稲垣吾郎)は、それよりもっと重要な重罪の証拠を手に入れたことを告げます。

そして人質解放の条件に救民党元代表の伊藤重太郎(内田裕也)との会談を要求しました。

会談場所はTVジャパンのスタジオで、会談は生中継されることを条件に出し、郷間彩香(松下奈緒)は重要な重罪の証拠が何かを聞くと、國井哲也(稲垣吾郎)は「それは過去にある。」とヒントを与えます。

一方、伊藤重太郎(内田裕也)は「会談に応じようじゃないか、その前にこの小僧は消えていなくなるんだろ?」と野呂和彦(竹中直人)たちの前で告げました。

その頃、郷間彩香(松下奈緒)は人質で解放された従業員から立てこもり現場で國井哲也(稲垣吾郎)が落とした写真を渡されます。

そして写真には一週間前にブラッドユニットによって消されたと噂される女性捜査官が映っていました。

そんな中、國井哲也(稲垣吾郎)は国家の重要な書類に使われる国璽(こくじ)を盗み出した映像を送りつけてきました。

この国璽(こくじ)は第2次世界大戦中に滅亡したシンナバル王朝のものであることが判明し、郷間彩香(松下奈緒)はなぜ新世界ファイナンスにあったのかを調べることになります。

そこで伊藤重太郎(内田裕也)は戦時中にシンナバル王朝に行き、そこには新世界ファイナンスの先代の会長もいて、2人は戦友であったことを突き止めます。

シンナバル王朝の国璽(こくじ)を使って王の資産を略奪し、救民党の資金源にしていたのではないかと推察しますが、郷間彩香(松下奈緒)はそうだとしても國井哲也(稲垣吾郎)がなぜここまでの事件を起こしたのかの動機が引っかかり、國井哲也(稲垣吾郎)がいかれた犯人などではなく二係の捜査を続けているからこそ自分を指名したのだと思い、直接話し合うことに決めました。

郷間彩香(松下奈緒)が國井哲也(稲垣吾郎)の元に行くと、撃たれたはずの支店長は実は撃たれてはいなくて、警視庁を動かすためにしたものでした。

そして國井哲也(稲垣吾郎)の本当の目的が4年前に辞めるように言われた事件の捜査を続けていると妻と息子が工事現場の爆発事故に巻き込まれたという名目で、伊藤重太郎(内田裕也)が手を回して消されたことを明かし、警察を辞めて捜査を続け、伊藤重太郎(内田裕也)が中央省庁の重要ポストに自分が育てた者を送り込んで、新世界ファイナンスから不正な金を得て、便宜を図っていることを伝えます。

次期長官と右腕はすでに伊藤重太郎(内田裕也)の門下生で、送り込んだ者達を使って戦争を起こして巨大な利益を得ようとしているという陰謀を暴露し、国璽(こくじ)を王族の末裔であるソニア(知英)に返すべきだと主張し、伊藤重太郎(内田裕也)がソニア(知英)の命を狙っているので、かくまっていることも伝えました。

さらに宗像陽平(神田正輝)は元仲間で、伊藤重太郎(内田裕也)たちによって始末されたことを明かし、そのため郷間彩香(松下奈緒)を指名したことを知らされます。

郷間彩香(松下奈緒)は野呂和彦(竹中直人)に伊藤重太郎(内田裕也)との会談しか人質の解放はないと告げ、警察次期長官の動きを不審に思った野呂和彦(竹中直人)は電話中に携帯電話でも郷間彩香(松下奈緒)に電話し、警察次期長官が無理矢理SATを突入させようとしていることを密かに会話を聞かせて伝えるのでした。

野呂和彦(竹中直人)は携帯電話を置いたままわざとトイレに向かうと、伊藤重太郎(内田裕也)は國井哲也(稲垣吾郎)とソニア(知英)を始末するように次期長官に命じました。

野呂和彦(竹中直人)が戻ると携帯電話は見つかり、次期長官に携帯電話を没収されてしまいます。

郷間彩香(松下奈緒)は後藤剛(高嶋政伸)に相談し、SATが突入する前にSITが突入して生きたまま身柄を確保することを約束します。

郷間彩香(松下奈緒)は突入の位置関係を調べるために水と食料を差し入れに行こうとしますが、吉田透(鈴木亮平)はブラッドユニットのことを聞き出すために一緒に行くことを提案し、國井哲也(稲垣吾郎)が人質と出てきたところで何者かに撃たれてしまいます。

SITはリーダーを失った共犯者の2人がどうでるかわからないので突入し、吉田透(鈴木亮平)はブラッドユニットのことを聞き出すために國井哲也(稲垣吾郎)の救急車に乗り込みついていくことになりました。

SITが突入すると下水道から共犯者に逃げられてしまいます。

そして吉田透(鈴木亮平)から國井哲也(稲垣吾郎)が亡くなったこととブラッドユニットのことを聞き出せなかったことを電話で知らされます。

野呂和彦(竹中直人)は伊藤重太郎(内田裕也)たちに「あなた方が國井を殺した。国家権力を利用して、これは収束ではない。始まりだ!腐りきったあなた達を根こそぎ抜き取ってやる!」と宣戦布告しました。

野呂和彦(竹中直人)は郷間彩香(松下奈緒)に危険が及ぶことから今後、伊藤重太郎(内田裕也)たちのことは口にしないように命じ、あとは一課がやることを告げます。

このままでは納得がいかない郷間彩香(松下奈緒)の元に後藤剛(高嶋政伸)が國井哲也(稲垣吾郎)の遺体はおろか救急車も病院も何もかもがなかったことを知らされます。

吉田透(鈴木亮平)とは連絡がつかず、郷間彩香(松下奈緒)は捜査を続けることにしました。

郷間彩香(松下奈緒)は現場に戻って事件のことを考えていると、吉田透(鈴木亮平)が國井哲也(稲垣吾郎)を消して国璽(こくじ)を奪ったのではないかと考え、ソニア(知英)を消そうとしていることに気付いたことを新宿中央署刑事課主任・警部補の竹下聖史(大友康平)に伝え、郷間彩香(松下奈緒)は宗像陽平(神田正輝)と國井哲也(稲垣吾郎)が情報交換に使っていた場所が祖父の別荘がある奥多摩であることを思い出し、2人で向かうと、山小屋にソニア(知英)の姿が!?

竹下聖史(大友康平)は銃でソニア(知英)を撃つと、ソニア(知英)は人形でそこに吉田透(鈴木亮平)が現れ、竹下聖史(大友康平)が手先であったことが判明し、吉田透(鈴木亮平)はソニア(知英)を始末しに来る人物を待っていたのでした。

銃撃戦の末、竹下聖史(大友康平)は吉田透(鈴木亮平)の頭に銃を突きつけ、一週間前、女性捜査官を消したのも竹下聖史(大友康平)であり、さらに宗像陽平(神田正輝)までも消したことを告げ、撃とうとすると、後ろから國井哲也(稲垣吾郎)が現れ、竹下聖史(大友康平)の頭に銃を突きつけ、狙撃手や救命隊員は仲間で、撃たれたのは自作自演であったことを告白すると、外から何者かに竹下聖史(大友康平)は撃たれてしまいます。

郷間彩香(松下奈緒)は伊藤重太郎(内田裕也)との戦いを誓い、ソニア(知英)が子供の頃から宗像陽平(神田正輝)をかくまっていたことを告げ、郷間彩香(松下奈緒)と母親に危険が及ばないように離婚し、関係を断っていたことが明らかとなり、郷間彩香(松下奈緒)は涙するのでした。

そして病院で寝ている竹下聖史(大友康平)の元に彩香の部下の巡査部長の鈴木達也(真剣佑)が現れ、冷たい目線で竹下聖史(大友康平)を眺めたところで物語は幕を閉じたのでした。

 

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キャスト

 
郷間彩香(松下奈緒) 警視庁捜査二課知能犯第二係 主任警部補

吉田透(鈴木亮平)警察庁刑事局国際捜査管理官 警視正

後藤剛(高嶋政伸)警視庁特殊犯捜査第一係(SIT)係長 警部

竹下聖史(大友康平)新宿中央署刑事課主任・警部補

鈴木達也(真剣佑)彩香の部下・巡査部長

宗像陽平(神田正輝)郷間彩香の父

野呂和彦(竹中直人)警視庁刑事部部長 警視長

伊藤重太郎(内田裕也)救民党元代表

國井哲也(稲垣吾郎)立てこもり事件の主犯

ソニア(知英)シンナバル王族の末裔

 

感想

 
「このミステリーがすごい!」大賞受賞だけあって、かなり面白い作品でした。

伏線が張り巡らされ、二転三転するストーリーに最後は感動的なラストでしたし、主演の松下奈緒の郷間彩香役はハマっていました。

『踊る大捜査』以来の稲垣吾郎の立てこもり犯役もかなりハマっていましたね!

ああいう役やると稲垣吾郎上手いですね!

かなりの好演でした。

最後は真剣佑が現れたところで終わりましたが、大友康平を撃ったのも真剣佑だったんですかね?

ラストは大友康平を始末して真剣佑が手先になるのではないかと想像させるような終わり方で、まだ続きがありそうな終わり方だったので、評判が良ければ連ドラで化されるかもしれませんね!

鈴木亮平はアクションができるし、手先になった真剣佑とのアクションにもかなり期待が持てそうですよね!

面白かったので、今後はぜひ連ドラ化して内田裕也を倒して欲しいと思います。

 

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