世界3階級制覇のボクシングチャンピオンである井岡一翔選手のトレーナーであり、父親でもある「井岡ボクシングジム・プロフェッショナル」の井岡一法会長に9月21日発売の『週刊新潮』で、巨額脱税疑惑が浮上しました。
息子がスター選手で巨額脱税容疑といえばサッカー界のスーパースターであるメッシが思い出されますが、日本でも巨額脱税疑惑が持ち上がるとは…
一体どのような脱税疑惑が持たれているというのでしょうか?
金箔御殿と愛車の値段がスゴイ!
井岡一翔選手の記念館が併設される金箔御殿をまとめると…
・土地100坪
・建坪70坪
・駐車スペース7台分
・愛車はポルシェ・カイエン(約1500万円)、ランボルギーニ・ガヤルドネラ(約3000万円)、ランボルギーニ・ムルシエラゴ(約4500万円)
・金箔御殿は3階建ての4LDK
・金箔御殿には大理石テーブルや300万円もするソファがある
・1階部分は20畳ぶち抜きで「一翔記念館」として利用予定
・井岡一翔選手の寝室は窓側一面が金箔で、材料費で50万円、施工費を加えれば70万円程度
以上のような豪華ぶりで、このような情報をテレビや新聞でチェックしていたマルサが本格的に調査に乗り出すことになります。
なんとこの金箔豪邸は銀行の融資を受けてはおらず、数億円ではきかない費用をキャッシュで払ったというから驚きです。
このように資金の出処が不明な不動産はマルサによって詳しく調べられることになるわけですが、マルサが動くのは巨額の脱税事件の場合で、脱税額が4000万円以上で、申告漏れが1億円以上になる場合に動き出すことになります。
井岡一法会長は売り上げをごまかしていた?
金箔御殿だけでなく、愛車も高額で、世界チャンピオンってこんなに儲かるの?って感じですが、井岡一翔選手がホームグランドにしているエディオンアリーナは約8000席で、チケットは平均1万円前後になり、そこから施設費用と人件費を引いても6000万円はプロモーターの手に渡ります。
父親の井岡一法会長はライセンスを有するプロモーターであり、この収益と放映権料が入ることとなり、放映権料は8000万円だと言われており、単純計算でも一試合1億4千万円が井岡一法会長が代表を務める「株式会社一伸」に入り、井岡一翔選手の過去21試合のうちの半数がタイトルマッチであったことから5億円は貯め込んでいるのではないかと言われています。
チケット代は選手やジムが後援者やスポンサーに売りますが、いくらで売ったのかは本人同士しかわからないので、実際よりも少ない売り上げを申告してもわかりづらく、それを裏付ける話として、井岡一法会長の弟である井岡弘樹氏の妻が、井岡一法会長のジムの関係者が買ったチケット代の金額を確認して欲しいと手渡された書類には実際よりも少ない金額が書かれており、実際よりも少なかったため、サインはしなかったことを証言しています。
もしこれが他でもやっていて、少ない金額にも関わらず、サインしてしまう人がいた場合、売り上げをごまかすことが可能になりますね!
ちなみに井岡一法会長と弟である井岡弘樹氏は別のジムをやっていて、井岡弘樹氏の方には国税局の調査は入っていないとのこと。
井岡一法会長は愛人に7000万円もする大阪市浪速区のタワーマンションを買い与えていて、こちらも銀行などの融資はなく購入していて、他人名義の口座にお金をプールしていた形跡まであったといいます。
『週刊新潮』の記者の追及にはシラを切り通したようですが、7年間で5億円の所得隠しだと重加算税と延滞税で5億円を超えると言われ、国税局関係者の話では、大阪地検特捜部に告発され、身柄を取られることになるということで、そうなればトレーナーやプロモーターの資格が剥奪されてしまうと言います。
そうなると今後、井岡一翔選手のプロモートは誰がすることになるのでしょうか?
少なからず、井岡一翔選手の今後の試合にも影響してくることになるでしょうから、この問題で息子であり、世界チャンピオンでもある井岡一翔選手の足を引っ張るようなことにならないようにしてもらいたいところですね!