【おみやさんスペシャル2】あらすじネタバレと感想「三浦涼介の中学生役と神尾佑の悪役に感動」

レギュラー放送のスペシャル版ドラマ

10月15日に放送された『おみやさん スペシャル2』の登場人物(キャスト)、あらすじ、感想をネタバレで、お届けしていきたいと思います。

 

キャスト

 
鳥居勘三郎(渡瀬恒彦)

神尾ちず(貫地谷しほり)

朝比奈拓郎(佐野史郎)

すず(鷲尾真知子)

堀内洋介(長谷川朝晴)

柳原長太郎(菅原大吉)

新垣さやか(加藤貴子)

新垣隼人(前田旺志郎)

緑川雪乃(嘉門洋子)

平野昌之(伊崎充則)

真壁礼司(神尾佑)

田村翔一(三浦涼介)

中江美也子・子供時代(石井萌々果)

中江美也子(黒川芽以)

 

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『おみやさん スペシャル2』のあらすじ

 
12年前、京都市の民家に住む男性が殺される事件が発生した。

台所からなくなった1本のナイフ

これが犯行に使われたと推測される。

約1カ月後、そのナイフは発見され、鑑識が周辺を調べた結果、ある奇妙な物が見つかった。

それは折り紙で作られた薔薇の花だった。

被疑者が見つからないまま事件はおみや入りした。

そして12年後、京都市内の神社で刺殺事件が発生!

現場に神尾ちず(貫地谷しほり)ら捜査一課の刑事たちが向かうと、現場で細かく破られた紙片が見つかります。

その中の1枚の髪には「蛇」という文字が書かれていました。

被害者を調べると、この事件の被害者が三木秀介(阿部丈二)という詐欺グループの番頭であることが判明!

詐欺グループの番頭であることから組織犯罪絡みの犯行の線で捜査を始めることになりました。

聞き込みで三木秀介(阿部丈二)が高校生の少年・新垣隼人(前田旺志郎)をよく連れていたことが目撃され、詐欺グループ周辺の取り調べから三木秀介(阿部丈二)がスネークと呼ばれていることがわかり、さらに神尾ちず(貫地谷しほり)が「蛇」以外の紙がないか調べて見つけた紙に「破滅」と書かれていたことから「蛇」を「破滅」させろという意味で、詐欺グループトップからの指令メモなのではないかと推察します。

そして高校生の少年・新垣隼人(前田旺志郎)が集金担当だとわかり、自宅に向かって母親の新垣さやか(加藤貴子)に聞きますが「そんなことをするはずがない。」と言い、自宅には新垣隼人(前田旺志郎)はいませんでした。

そして自宅の机には趣味で作った折り紙の薔薇が!?

聞き込みから神尾ちず(貫地谷しほり)が持ち帰った薔薇の折り紙に鳥居勘三郎(渡瀬恒彦)
は興味を示し、12年前の事件の薔薇の折り紙に何かつながりがあるのではないかと考え、当時の事件現場に2人で向かいます。

そんな中「蛇」と「破滅」と書かれた紙が堀川学院大学の大学ノートの紙であると神尾ちず(貫地谷しほり)に連絡がきて、鳥居勘三郎(渡瀬恒彦)は3年前にこの大学の学生が振り込み詐欺事件で逮捕された事件を思い出し、大学に向かい、逮捕された学生が所属していた哲学科の教授の朝比奈拓郎(佐野史郎)に話を聞きにいくと、教授の机の上にも薔薇の折り紙が!?

朝比奈拓郎(佐野史郎)は「なぜあんな事件を起こしたかわからない。」と言い「蛇」と「破滅」の紙を見せても「知らない。私は何も知らない。」と言われてしまいます。

一方、堀内洋介(長谷川朝晴)と柳原長太郎(菅原大吉)は三木秀介(阿部丈二)の不良時代の先輩で、現在は実業家として活躍している真壁礼司(神尾佑)が詐欺グループのトップではないかと疑い、聞き込みに行きますが、全面否定!

捜査が難航する中「まもなく二匹目の蛇が破滅する。最初の蛇は火に捧げた。二匹目は水に捧げよう。」という犯行予告がインターネットの掲示板に書き込まれているのを発見し、鳥居勘三郎(渡瀬恒彦)は最初の犯行が行われたのが火野原神社で、火野原神社が火の神の神社であったことから、次は水の神が祀られた神社で行われると捜査員たちに告げます。

神尾ちず(貫地谷しほり)は新垣隼人(前田旺志郎)のバイト先に向かい、幼い頃に父親が亡くなりシングルマザーの母親が働き詰めで体を壊したことから、単発で稼げるバイトだとバイト先の客に声をかけられ、集金担当になったことを明かします。

そして防犯カメラ映像で三木秀介(阿部丈二)の後を追っている姿が発見された新垣さやか(加藤貴子)は息子にもう関わらないように話をしたことを証言しました。

帰り際、鳥居勘三郎(渡瀬恒彦)は新垣さやか(加藤貴子)に12年前の事件の折り紙の薔薇を見せ、12年前にどこで何をしていたのか聞くと、住まいも看護師の仕事も12年前から一緒であることを伝え、帰っていきました。

その後、掲示板の書き込みはネット小説家の田村翔一(三浦涼介)が書いていたことがわかり、作品の内容が事件にそっくりなことから事件の容疑者なのではないかと捜査官たちは疑い始めます。

田村翔一(三浦涼介)は電話で「当分捕まるつもりはないけどさ、動機が小説とそっくりな事件が起これば世間が盛り上がるじゃん。相手は誰でも良かった。たまたま通りかかった人をやっただけ!じゃあ頑張って防いでよ!第2の事件」と捜査官たちをあざ笑います。

しかし神尾ちず(貫地谷しほり)は誰でもよければ詐欺グループの話は関係なくなり「蛇」と「破滅」の紙がなぜ置かれていたのかが引っかかっていました。

すると鳥居勘三郎(渡瀬恒彦)は「脱皮しない蛇は破滅する。」という変わらず生きていくためには変わり続けなければならないという意味のニーチェの言葉を破り捨てたのではないかと考え、ニーチェに関する本を出している朝比奈拓郎(佐野史郎)が「蛇」と「破滅」という言葉を聞いてニーチェに気付かなったことに疑問を持ち、堀川学院大学に向かいますが、朝比奈拓郎(佐野史郎)は現在入院中であることを学校側に告げられます。

一方、堀内洋介(長谷川朝晴)が次の現場候補の神社に向かうと、田村翔一(三浦涼介)に襲いかかられるも抑え込んで逮捕!

第2の事件を防げたかと思いきや、田村翔一(三浦涼介)の出版社社長の緑川雪乃(嘉門洋子)が亡くなっているのが発見され、デスクには中学校の卒業アルバムに田村翔一(三浦涼介)の姿が!?

しかしクラス写真には休んでいたのか1人別枠で写真に写っていて、当時、田村翔一(三浦涼介)が自転車で交通事故を起こし、入院していたことがわかります。

2004年7月15日の夜、現在、朝比奈拓郎(佐野史郎)が入院している病院に入院していて、12年前にも朝比奈拓郎(佐野史郎)は入院していて、さらに新垣さやか(加藤貴子)が同時期に看護師をしていたことと、田村翔一(三浦涼介)の事故のわずか3日前だったことから、全員になんらかのつながりがあるのではないかと鳥居勘三郎(渡瀬恒彦)と神尾ちず(貫地谷しほり)は考えます。

朝比奈拓郎(佐野史郎)の手書きの文字と事件現場にあった「蛇」と「破滅」の文字は一致せず、彼が書いたものではないことがわかり、病院に向かい看護師たちに折り紙の薔薇を見せると「病院のリハビリルームなら誰でもこの薔薇が折れる。」と言われ、朝比奈拓郎(佐野史郎)に会いにきた新垣さやか(加藤貴子)と出くわし、この薔薇の折り紙を始めたのは中江美也子(黒川芽以)で当時小児がんで入院しており、朝比奈拓郎(佐野史郎)と田村翔一(三浦涼介)もいて、哲学教室のようになっていたと語ります。

田村翔一(三浦涼介)も中江美也子(黒川芽以)から薔薇の折り紙をもらっていたことを知った鳥居勘三郎(渡瀬恒彦)と神尾ちず(貫地谷しほり)が話を聞くと、田村翔一(三浦涼介)は当時いじめでゆすられ、お金目当てで入った家でもみ合いとなって刺してしまい、3日後、自らも命を絶とうと事故を起こしたことを語り、凶器と薔薇の折り紙を捨て、自首することができなかった田村翔一(三浦涼介)は、せめて誰かに気付いて欲しくて薔薇の折り紙をあえて置いていたのでした。

そして緑川雪乃(嘉門洋子)にその話をすると自首を勧められ、その前にその体験を小説にするように言われたことを話していると、神尾ちず(貫地谷しほり)の元に朝比奈拓郎(佐野史郎)が三木秀介(阿部丈二)を殺したことを自供したという報告のメールが届きます。

朝比奈拓郎(佐野史郎)は友人が振り込め詐欺で亡くなり、その復讐でやったと自供しますが、友人の名前は明かせないと言い、朝比奈拓郎(佐野史郎)と田村翔一(三浦涼介)の2人が被疑者となりますが、2人は何かを隠しているようでした。

事件前に緑川雪乃(嘉門洋子)と接触していたイベント企画会社の平野昌之(伊崎充則)が同級生であったことを突き止め、神尾ちず(貫地谷しほり)は卒業アルバムを見せ、当時、田村翔一(三浦涼介)をいじめてゆすっていたのを当時の事件を田村翔一(三浦涼介)が書かなくなったため、ノンフィクション作品として緑川雪乃(嘉門洋子)が出版しようとしていた事実を聞かされ、手にかけたことを自供します。

すず(鷲尾真知子)は頼まれていた中江美也子(黒川芽以)のサイン入りのCDを鳥居勘三郎(渡瀬恒彦)に渡すと、CDには「脱皮する蛇でいたい」と書かれており、事件現場に落ちていた「蛇」の文字と筆跡が一致しました。

ドイツにいる中江美也子(黒川芽以)に電話すると朝比奈拓郎(佐野史郎)のノートに昔「脱皮しない蛇は破滅する。」と書いて外科病棟の若い患者に渡したことがあることを伝えます。

鳥居勘三郎(渡瀬恒彦)が平野昌之(伊崎充則)を取り調べ、田村翔一(三浦涼介)が男性を刺して逃げた後に、平野昌之(伊崎充則)含むいじめっこ3人が様子を見に行き、男性が生きていて顔を見られ、通報されそうになったので、平野昌之(伊崎充則)たちが男性を始末したことを自供しました。

そして神尾ちず(貫地谷しほり)は外科病棟にいた若い患者が真壁礼司(神尾佑)であったことを突き止め、田村翔一(三浦涼介)から話を聞くと「そんな男知らない。知らない。」と言って、怯え出してしまいます。

中江美也子(黒川芽以)からメールで真壁礼司(神尾佑)が新垣さやか(加藤貴子)から、自分の命を粗末にし、危ないことばかりしているのをよく叱られていたことを知らされます。

そして真壁礼司(神尾佑)は新垣さやか(加藤貴子)の息子の新垣隼人(前田旺志郎)が三木秀介(阿部丈二)によって犯罪に深入りするのを防ぐために三木秀介(阿部丈二)を始末したことを神尾ちず(貫地谷しほり)に突き止められ、犯行を自供!

朝比奈拓郎(佐野史郎)は鳥居勘三郎(渡瀬恒彦)から渡された「蛇」と「破滅」の文字を見た時から真壁礼司(神尾佑)がやったと知り、田村翔一(三浦涼介)に連絡を取ると、入院中に平野昌之(伊崎充則)たちが口止めにきた時に助けられたことから真壁礼司(神尾佑)をかばい、そして3年前教え子が振り込み詐欺グループに関わり自ら命を絶った償いに余命1年と宣告された朝比奈拓郎(佐野史郎)は自分が亡くなればそれ以上事件も打ち切られることから、今回の事件をかばおうとしていたことを告白すると、後ろから中江美也子(黒川芽以)が奏でるギターが流れ「今度は私がそばにいるから生きていきましょう。先生」と言い、余命に負けずに生きることを誓います。

鳥居勘三郎(渡瀬恒彦)と神尾ちず(貫地谷しほり)は新垣さやか(加藤貴子)と新垣隼人(前田旺志郎)を呼び出し、クラッカーを渡して4人で鳴らすと、真壁礼司(神尾佑)を乗せた護送者が通りかかり、新垣さやか(加藤貴子)の姿を真壁礼司(神尾佑)が見つめ、送り火の日に新垣さやか(加藤貴子)から「あなたが自分を大切にするように私が祈ってる。」と言われた言葉を思い出し、涙を浮かべるのでした。

 

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感想

 
12年前の事件から5人の過去が徐々につながっていき、それぞれの人物にそれぞれの理由があってつながっていくのが見事でした!

解明していくおみやさんもさすがですね!

最後は感動的な展開で、何気に護送車が通るのを知ってて呼び出し、真壁礼司(神尾佑)が息子のためにやったとは告げないおみやさんが渋くてカッコイイです。

そして加藤貴子の息子役が前田旺志郎で、漫才コンビ「まえだまえだ」の弟が『海街diary』以降はすっかり俳優になったなぁ~とか、伊崎充則は30代以上なら子役の時から知ってるだけにちょっとテンション上がったり、神尾佑の悪役ってあんまり見たことなかったので、最初気付きませんでした。

また三浦涼介が中学生時代を演じていて違和感がない若さにもびっくりしました。

相変わらずいいドラマですが、渡瀬恒彦の体のことを考えるとレギュラーではなかなか難しそうですが、またスペシャルで戻ってきてくれることを期待したいですね!

 

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