最近、息が苦しいとかそういうことはありませんでしょうか?
呼吸というのは心臓と同じぐらいに命に直結する大事なものであり、いくら血管年齢が若くても血流が良くても、流れる血液に酸素が足りないと健康とは言えません。
また酸素が足りないと肌の代謝が悪くなり、顔色まで悪くなってしまいます。
そこで、6月6日放送の『主治医が見つかる診療所』では、呼吸を変えるだけで「やせる、美肌、若返る」呼吸法が数多く紹介されましたので、皆様にもご紹介していきたいと思います。
口すぼめ呼吸
①2秒かけて鼻から息を吸う。
②口をすぼめ6秒間かけて口から息を細く長くはく。
これを1セット10回程度行って下さい。
口をすぼめることではく息に圧力がかかり、空気の通り道である気道が広がるため、呼吸がとっても楽になるんだそうです。
普段の呼吸は吸う数時間:はく時間=1:2
口すぼめ呼吸は吸う時間:はく時間=1:3~5
とにかく吸う時間よりも、はく時間を長くすることがポイントです。
家族で楽しみながらできる呼吸筋トレーニング法
シャボン玉トレーニング
呼吸筋を鍛えるポイント
①吸うよりはくことが大切!
②はく時はゆっくり時間をかけて!
③適度な負荷をかけながら行う。
ゆっくりはいてシャボン玉をできるだけ大きく膨らますことが重要になります。
長くはくことによってより深い呼吸になり、負荷をかけることによって呼吸筋が鍛えられるので、一息で行えば呼吸筋を鍛えるのにとても効果的です。
ポイントは必ず鼻で息を吸い、ゆっくりとはくこと。
そして作り方はストローの先をハサミで切って放射状に広げるだけで作れます。
ストローは細いほど負荷がかかるため効果が期待できます。
呼吸筋ストレッチ体操
①両手を頭の後ろで組みゆっくりと息を吸う。
②息をはきながら両手を上に伸ばして背伸びをする。→その時に首を前に出して腕を後ろにずらしながら息をはききる。
これは日本呼吸器学会が勧めている呼吸筋のストレッチ法で、これを1セット5~10回、1日3セットほど行って下さい。
時間が空いた時に1日何回かやるだけで呼吸筋が鍛えられます。
カラオケで大きな声で歌って呼吸筋を鍛える
マイクを使わないで大きな声で歌うと自然と腹式呼吸となり、呼吸筋が鍛えられます。
呼吸筋を鍛えて健康になる歌い方のポイント
①できるだけ大きな声で歌う。
②息つぎを減らし声を長く伸ばす。
これで免疫力や代謝のUP効果が期待できます。
さらに歌詞を覚えて見ないようにして歌えば脳も鍛えられるので、歌詞はぜひ覚えて歌うようにして下さい。
呼吸器に良い食材
肺の粘膜を丈夫にすると免疫力が高まる。
そのためには肺の粘膜の防御をしている物質であるグルタミンというアミノ酸とビタミンAから成り立っているので、グルタミンはアミノ酸なので肉、魚、チーズ、タマゴ、豆類などのタンパク質をしっかり摂ること。
そしてウナギ、アン肝、緑黄色野菜などに含まれるビタミンAをしっかり摂ること。
さらに酸素を運ぶのに鉄が必要になってくるので、牛肉、アサリ、レバー、ヒジキなどの鉄分をしっかり摂って肺の粘膜を丈夫にしていきましょう。
以上の呼吸法やトレーニング、食材で代謝と免疫力UPで健康で若々しい体を作っていきましょう!
参考になりましたら幸いです。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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