11月4日放送の『追跡!平成オンナの大事件』では、婚活サイトで知り合った男達から1億円以上の金を貢がせていた木嶋佳苗被告の生い立ちや吉川桜という偽名で本命の彼氏のS氏と交際していた事実と、法廷でのS氏が証言に、現在までが語られました。
一体、木嶋佳苗被告の生い立ちとは?
そして気になる現在について迫ってみたいと思います。
木嶋佳苗の生い立ちとは?
北海道中標津町で生まれた木嶋佳苗被告は隣町の別海町で小学校から高校卒業まで育ちました。
高校時代はボランティア局に所属し、老人ホームや障害者施設で熱心にボランティア活動に励んでいたと言います。
高校時代の同級生は木嶋佳苗被告は優しいイメージで、怒ってるとか気の荒いイメージは全くなく、ボランティア局の局長だったので、障害者の家に行ったりとか、おじいさんや子供達に優しかったイメージがあると語りました。
木嶋佳苗被告の親戚に子供時代の話を聞くと性格はちょっと変わっていて、他の兄弟はみんな明るくて、子供っぽさとかがあったけども、木嶋佳苗被告だけはちょっと大人っぽい感じで、無邪気さがなく、みんなが笑ってても木嶋佳苗被告だけは斜に構えているような子供であったと言います。
行政書士の父親を持つ木嶋佳苗被告は4人兄弟の長女で、父親にそっくりで、お父さんのことは大好きだったみたいだけど、お母さんとはあまり合わなかったみたいで、お母さんは明るくて社交的で、どんなことも率先してやるタイプで、両親は長女なので、教育に力を入れていて、厳しく育て、家にはテレビがなく、お金がなくて買えないわけではなく、わざと買わないような家庭であったと言います。
しかし、なぜか昔からありえない額のお金を持ち歩いていたという証言が次々に浮上します。
同級生の母親は中学生の頃から、いつも万札を持っていたと証言!
さらに高校時代の同級生は隣町の中標津町にバスに乗ってご飯を食べたり、ボウリングに行って帰りはタクシーで帰ってくるような感じで、全て彼女がお金を出してくれてという形で何度か遊びに行ったことがあると証言しました。
しかし親戚にこのことを聞いてみると、お金がない家ではなかったけれども、そんなにむやみやたらにお金を渡すことはなかったという。
ではなぜ木嶋佳苗被告はお金を持っていたのでしょうか?
当時から町では木嶋佳苗被告の悪い噂が絶えなかったと言います。
木嶋佳苗被告が大人の男性と待ち合わせをして車に乗っていくのが目撃されており、当時から男性に援助されていたのではないかと噂されていました。
実はこのお金にまつわる話が裁判の第23回公判で本人の口から明らかにされていました。
木嶋佳苗は高校時代に窃盗事件を起こしていた!
高校生の頃、当時交際していた男性に指示され、知り合いの家から預金通帳と印鑑を持ち出すという事件を起こしていたのです。
しかし、お金は受け取っておらず指示した男性が持っていき、被害額は700万円~800万円にものぼり、その被害額は父親が弁済したと証言しました。
この事件に関しては木嶋佳苗被告の親戚も別海町にいる人達にも全然明るみになってはおらず、お金を盗んで親が弁償したとは聞いていたけども、詳しいことは周りに出ないようにしていたと言います。
そして高校卒業後の1993年に18歳で上京するとファーストフード店に就職するも3カ月で辞め、複数の男性から援助を受ける生活をスタートさせたということです。
木嶋佳苗に本命の男がいた!
複数の男性に多額のお金を貢がせる一方で、本命彼氏のS氏という男性がいました。
ブログにも度々登場するこのS氏という男性とは福島県裏磐梯によく行っていて、当時行っていたレストランの従業員の話では、2人にあまり会話はなく、支払いはいつもあらゆる男性に貢がせていた木嶋佳苗被告がしていたという証言が飛び出しました。
そして木嶋佳苗被告は、なぜか吉川桜という偽名を使っていました。
なぜ偽名を使っていたのでしょうか?
本命彼氏のS氏の証言とは?
第4回公判の証人尋問に本命彼氏のS氏が呼ばれ、出会った頃から偽名の吉川桜という名前で、実は本名が違うというのも一度も言われたことはないと証言しました。
逮捕されるまで吉川桜だと思っていて、吉川桜はピアノ教師をやっていて、父親は弁護士、母親は事業をやっていると聞かされ、父親は湯河原に住んでいると全て嘘をつかれていたことを証言し、逮捕されるまでの10年間も交際していて、いずれは結婚しようと思っていたことまで語りました。
しかし10年以上も交際していた本命彼氏のS氏に本名を明かさなかったのかは、いまだに語られてはいません。
木嶋佳苗は獄中結婚していた!
去年3月支援者の60代の不動産会社勤務のサラリーマンと獄中結婚しています。
獄中結婚したというので、本命彼氏のS氏と結婚したのかと思いきや、全くの別の人でしたね!
なぜこんなに次から次に男ができるのか?
不思議でなりませんが、現在41歳になった木嶋佳苗被告は東京拘置所で最高裁の判決を待っています。