松永太の息子の現在2017は嫁と結婚で子供は?千原ジュニアが語るサイコパスな話術も気になる!

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毎週日曜日の午後2時から関東ローカルで放送されている『ザ・ノンフィクション』ですが、10月15日と10月22日の2週に渡って、北九州連続監禁殺人事件の犯人である松永太と緒方純子の息子がテレビの前で初激白をしました。

衝撃的な告白に視聴率も7年半ぶりに10%を超え、その放送が視聴者からの反響を呼び、全国放送をして欲しいという声が数多く寄せられたことから『ザ・ノンフィクション 人殺しの息子と呼ばれて…』が12月15日の午後9時から全国放送されることになりました。

今回は10月に放送した内容以外にも、放送後に再度息子にインタビューした様子や、10月の放送では、母親の緒方純子受刑者から送られた手紙の内容が公開されましたが、その未公開の内容も公開されるということです。

2002年3月に両親である松永太と緒方純子が逮捕された時には9歳だった息子は現在24歳となり、テレビの前で、これまでどのようにして生きてきたのかを語りました。

 

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松永太と緒方純子の息子は幼少期に悲惨な生い立ちを送っていた!

 
松永太と緒方純子の2人の息子は事件現場から5分ほど離れたところに住んでいて、ここには子供たちだけで住まわされ、監視カメラまでつけられて生活をしていたとのことです。

食事は緒方純子が一週間のご飯をまとめて持ってきますが、いつご飯がなくなるかという不安をいつも抱えていたと言います。

さらに松永太から食パン1枚を渡され「この1枚で1日暮らせるように自分で考えろ!」と言われ、冬でもTシャツに短パンという貧しい生活を子供たちだけで送らされ、子供たちだけではお湯の沸かし方もわからずに、水風呂に入っていた時期もあったと語りました。

それなのに松永太だけは見せびらかすようにいい物を食べていたというのですから、松永太は根っからのサイコパスですね…

松永太は本名と偽名2つの名前を3つ持っていて、知らない人に会ったら偽名を言うように言われていたと言います。

息子は出生届が出されておらず、戸籍がないため、幼稚園や小学校には通わせてもらえず、松永太から家に居続けることが当たり前だと信じ込まされてきたとも語り、当時好きだった歌は岡本真夜のTOMORROWで、あの歌詞に勇気づけられていたとも語りました。

そんな生活に終わりを告げたのは2002年3月に松永太と緒方純子が逮捕されたことでした。

 

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松永太と緒方純子の逮捕後の息子の壮絶な人生とは?

 
両親が逮捕された息子は北九州市内の保健所に連れていかれ「もう大丈夫だから、今夜はここで寝て行け」と言われても、何が大丈夫なのかよくわからず、その日の夜にレトルトのカレーを出された時には「こんなに食べていいのか?」と思ったと語っています。

そして児童養護施設に送られた息子は初めて小学校に通うことができるようになりましたが、周りの友達がドッヂボールやバスケットボールを楽しそうにしていても遊び方がわからないので、何が楽しいのかがわからずに一緒の輪に入ることはありませんでした。

思春期になると、女子から告白されるようになりますが、これまで愛情を受けて育ってこなかったことで、人を好きになるという感情がよくわからず、友達として好きという感覚しかわからなかったと語っています。

さらに年齢を重ねていくと、そのうちに施設から通っていることや、親のこと、親の事件のことがバレて、一部のクラスメイトから冷たい目で見られるようになり、親のことも直接言われることもあったと言います。

その時には「したのは俺じゃない。」と答えていたとのことで、毎日、自分の境遇の惨めさを噛みしめるつらい日々を送ることになります。

児童養護施設にいられるのは18歳までなので、早く自立しなければと焦っていた息子は中学卒業後は定時制高校に進学するも、週6日働き、ガソリンスタンドで働いて月収10万円ほど稼いでいましたが、働けば働くほどに学校には通えなくなったことで、面倒を見てくれていた里親の家にはいづらくなり、家出することになってしまいうのでした。

家出をしてしまったことで、住所不定となった息子は学校に在籍することもできずに退学することになってしまいます。

その後、住所不定でも働ける仕事を転々とした息子は、友人から紹介された解体業の仕事に住み込みで働きますが、そこは劣悪な環境で、ガスも水道も通っておらず、ご飯も食べられない状態で、何でこんな目に遭わなければならないのだと嘆いたと言います。

結局、何をやっても親がいない、身寄りがないということで、携帯を持つのも、免許を取るのも、家を借りるのも、働くのにも保証人がいるので、何をやるにもその壁にぶち当たり、そのたびに自信をなくしていた息子でしたが、建築現場で拾ってくれた人物に優しく面倒を見てもらい、初めて優しくされた息子は居心地の良さを感じていましたが、その人物は裏社会とつながっていて、ある日、警察が来て、息子は未成年保護法により、そこからは引き離され、再び出直しを余儀なくされてしまいますが、現在働いている会社との出会いで、いい人たちに恵まれ、5年前には正社員になることができました。

子供たちも被害者であるにも関わらず、壮絶な人生を送ることを余儀なくされた息子ですが、いい会社といい人たちにようやく巡り会うことができて、本当に良かったと思います。

さらに息子は現在、結婚もしていました。

 

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松永太の息子は現在は嫁と結婚で子供は?

 
結婚相手とは小学校時代の幼馴染で旅役者をやってた彼女は辞めて帰ってくることになって出会い、彼女もまた息子と同じように親が逮捕されたことから、居場所がなくなってしまった彼女に昔の自分を重ね、親が健康保険や年金などを彼女に何もかけていなかったことから、病院に行くこともできない彼女を何とかして助けてあげたいと、結婚したいからするというよりは自分の扶養に入れるために結婚したことを語りました。

また子供に関しては、あのような環境で育ったので、子供にどう愛情をかけたらいいのかわからないということで、最低限愛情をかけられるようになってから作りたいと語り、現在は2人で、家賃4万円のマンションで静かに暮らしていると言います。

そして、いまだに後遺症として、明るい場所だと隠れる場所がないので、光が苦手で、今でも部屋を暗くして生活していることと、無音になるのも苦手で、何か音がないと不安になるとも語り、松永太と緒方純子の逮捕から15年経った今でも後遺症に苦しんでいる様子が垣間見られました。

 

千原ジュニアが語る松永太のサイコパスな話術とは?

 
息子は松永太に合計3回ほど面会に行きますが、子供にヒドイことをしたのだから自分に謝って欲しいと言うと「帰ってくれ!」と一切謝りはせず、ひたすら自分の減刑のための署名を集めるように主張してくるばかりだということで、どこまでも自分のことしか考えていないサイコパスですね…

そんなサイコパスな松永太について、かつて『やりすぎ都市伝説』の中で、千原ジュニアが次のように語っていました。

「物腰が柔らかくて喋りがめちゃくちゃ上手いんですよ。中学1年生で、中学3年生も出ている中学全体の弁論大会で優勝したりするんですよ。ホンマに芸人になってたらめちゃめちゃ売れてたんちゃうかっていう。こんな事件の裁判中に傍聴席ドカーンとウケるんですよ。こうしてこうして向こうがこう返したんやって言ったらドカーンとウケるんですって、でいまだにまぁ刑務所入ってますけど、ホンマのペテン師ですから、独居房入ってる。そこに犯罪者の人が通る。おはようございます。おはようございます。って挨拶するんですって、いまだに、そんな人間じゃないってホンマになりきってるんですって、松永と知人はずっと朝まで飲むんですって、もう知人に凄いっすねぇ~凄いっすねぇ~言って、毎晩飲むんですって、そしたらめちゃくちゃ気持ちいいから、今日も飲もう。今日も飲もうって言って、凄いっすねぇ~凄いっすねぇ~言ってたら、段々、そうは言うけど俺もこんなとこあったりな、こんなとこあったりなって引き出して、それを全部覚えてて、ある日オイ!って言うんですって!」

このエピソードから口が達者で表面的な魅力があり、人を騙して操るなどのサイコパス的特徴が見受けられますね!

そして息子は松永太と緒方純子のどちらに似ているのかと聞かれ、松永太に似ていると思うと答え、だから自分もああいう風になってしまうのではないかという恐怖も語っていました。

幼少期に親にヒドイ仕打ちを受け、親が捕まってからも、壮絶な生活を送り、そこから抜け出しても、親と同じようになってしまうのではないかという恐怖や不安と戦って生きていかなければならないと思うと、松永太と緒方純子の罪は実の子供たちにした仕打ちを考えると、判決以上に重いものだと思います。

それにも関わらず、松永太には反省の色は全くなく、緒方純子は手紙や面会でも当たり障りのない話ばかりで、ごまかすばかりだということで、この人たちが変わることは一生ないんでしょうね…

前回は弟さんが現在どうしているのかは語られていませんでしたが、弟さんが大丈夫なのか心配ですね。

 

放送後に息子は松永太と緒方純子に会いに行っていた!

 
放送から2カ月後に再会した息子は放送による影響は声を変えずに放送したことで、会社で気付く人もいたけど、今までと変わりなく接してくれているので、大丈夫だと語りました。

放送後には松永太と緒方純子に会い、松永太にテレビに出演したことと、内容を話して「もう逃げたくなかった。今までの自分を変えたかった。とりあえず僕はあなたの操り人形じゃない。」と言うと、言い合いになり、初めて父親に刃向かいましたが、その後、もう一度会いに行くと面会を拒否されたということです。

そして緒方純子に会うと「もうテレビに出てしまった以上、何も言うことはないけど、あなたを利用しようとする人たちが多いのは確かだろうから、付き合う人を考えなさい。」と言われたとのことです。

松永太と付き合って、これだけの事件を起こした緒方純子がよく「付き合う人を考えなさい。」と言えたもんだなと思いますが、番組の放送を妻と見た息子は小学校時代からの幼馴染とは言え、妻が知らないこともあるので、そこが不安だったと語りましたが、番組を見た後は、そんな不安をかき消すぐらい、あっけない一言が返ってきて「今更だよね。」と言われて、全部話して知った上で、それでも自分のことを受け入れてくれてるって思って、心が軽くなったと語り、日頃忘れがちな妻に対する感謝の気持ちも改めて感じたとのことでした。

今は会社でもいい人たちに恵まれ、全てを受け入れてくれる妻にも恵まれ、後遺症など大変なことは、まだまだあるでしょうが、これからの人生が幸せなものになることを願うばかりです。

 

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