最終回直前の第9話では、日本医師倶楽部の内神田景信(草刈正雄)が食道がんのステージ4aであることが明かされました。
さらにラストでは、大門美知子(米倉涼子)が突然倒れてしまうという衝撃の展開となってしまいました。
この2人の運命は一体どうなってしまうのでしょうか?
第5シリーズの最終回となる12月14日放送の『ドクターX ~外科医・大門未知子~』最終回10話のあらすじとキャスト&全視聴率と感想をネタバレでお届けしていきたいと思います。
『ドクターX ~外科医・大門未知子~』第5シリーズ・最終回10話のあらすじ
大門美知子が後腹膜肉腫のステージ3に!?
突然倒れた大門美知子(米倉涼子)は検査の結果、後腹膜肉腫のステージ3で、腹部大動脈に腫瘍が巻き付き、このままだと持ってあと3カ月であることを知らされます。
神原晶(岸部一徳)は日本では無理なので、海外の医者に当たってみることを告げると、大門美知子(米倉涼子)は「私なら切れるけど」と言って、笑うのでした。
一方、蛭間重勝(西田敏行)は内神田景信(草刈正雄)が持ってきた食道がんステージ4aのレントゲン写真の患者が自分であることを告げられるも、唯一このがんを切れる大門美知子(米倉涼子)の執刀を拒否し、大門美知子(米倉涼子)なしで、東帝大学病院に命を救って欲しいと言われ、唯一執刀することに名乗りを上げた加地秀樹(勝村政信)を呼び寄せることになりました。
そして加地秀樹(勝村政信)は内神田景信(草刈正雄)の手術を成功させることなど、とても無理なので、大門美知子(米倉涼子)の元に向かい、手術に成功すれば加地秀樹(勝村政信)が外科部長となり、神原名医紹介所の取引停止を解くことができるので、力を貸して欲しいと頼みます。
しかし大門美知子(米倉涼子)はボストンに行くから無理だと断ってしまいます。
翌日、加地秀樹(勝村政信)は大門美知子(米倉涼子)の協力が得られなかったことで、蛭間重勝(西田敏行)に内神田景信(草刈正雄)の執刀はできないと言い出すと、蛭間重勝(西田敏行)から「大門美知子に断られた?」と、あっさり見抜かれてしまうのでした。
そこで蛭間重勝(西田敏行)は内神田景信(草刈正雄)の手術を息子である西山直之(永山絢斗)に担当させようとしますが、断られると、そこに大門美知子(米倉涼子)が「このオペは私にしか無理」と言って現れ、自分が後腹膜肉腫のステージ3であることを告げ、そんな状態で、オペ室に立てるわけがないので、内神田景信(草刈正雄)のオペを断ったことを明かします。
しかしオピオイド鎮痛薬で一時的に痛みを抑えれば、オペをすることは可能だと言って、内神田景信(草刈正雄)のオペを担当することを告げると、蛭間重勝(西田敏行)は大門美知子(米倉涼子)の出入り禁止を一時解除して、内神田景信(草刈正雄)のオペを担当させることにするのでした。
内神田景信(草刈正雄)には西山直之(永山絢斗)が手術を担当すると嘘をつき、裏では大門美知子(米倉涼子)が執刀の準備を進めていました。
そんな中、大門美知子(米倉涼子)は城之内博美(内田有紀)に「今までさぁ、考えてもみなかったけどさぁ、どんな医者も一度は患者になってみるべきだね。患者になるって意外と怖い。知らなかった。」と打ち明けるも「私はどんな難しいオペでも患者を見捨てたことはない。今回もそう、例え患者が私自身でも」と言って、絶対に死なないことを宣言するのでした。
大門美知子と神原晶の絆
内神田景信(草刈正雄)のオペ前日、神原晶(岸部一徳)は大門美知子(米倉涼子)に「今すぐボストンに行きましょう。」と言い、大門美知子(米倉涼子)のオペは内神田景信(草刈正雄)のオペの翌日で、無理にスケジュールを空けてもらったため、明日オペなんかしてたら間に合わなくなってしまうことを告げますが、大門美知子(米倉涼子)は「明日のオペは私にしかできないの。晶さんにだってわかってるでしょう。」と言い返します。
すると神原晶(岸部一徳)は「患者のためなら何だってするのに、自分のことはどうして後回しにするの?あんただって患者なのよ。どうしても行かないっていうんだったら、私があんたのオペをする。わかってるわよ。もう私ができないことぐらい。もう何年もメス握ってないからね。悔しい…悔しい…一番大事な時に一番大事な愛弟子のオペができないなんて…何のために医者になったのかわかりゃしない…あなたにはもっともっと生きていてもらいたい。もっと生きなきゃダメ!だから美知子、私の願いを聞いて、ボストンへ行って、お願いだから…お願い…」と言って、泣きながら説得すると、大門美知子(米倉涼子)は神原晶(岸部一徳)を抱きしめ「わかったから晶さん、だから泣かないで、わかったから」と言って、2人で号泣するのでした。
翌日、神原晶(岸部一徳)が寝ている間に、東帝大学病院に向かいますが、激しい腹痛が大門美知子(米倉涼子)を襲い、オペの時間になっても、大門美知子(米倉涼子)は姿を現しませんでした。
蛭間重勝(西田敏行)は仕方なく、大門美知子(米倉涼子)なしでオペを始めるように言い、西山直之(永山絢斗)の執刀でオペを始めますが、大動脈壁の癒着が激しく、これ以上は危険なため、猪又孝(陣内孝則)、海老名敬(遠藤憲一)、鳥井高(段田安則)の3人はインオペするように説得し、インオペしようとすると「閉じるな!」という声と共に大門美知子(米倉涼子)が現れ、大動脈合併切除を行います。
一方、目を覚ました神原晶(岸部一徳)は大門美知子(米倉涼子)がいないことに気付くと、大門美知子(米倉涼子)が置いていったノートを見つけ、オペを見学しようと東帝大学病院に向かうと、猪又孝(陣内孝則)から「今日のオペ部外者は…」と言われるも、すかさず「大門美知子の最後のオペになるかもしれませんので、お許し下さい。」と言い、見学することにするのでした。
見学していると、大門美知子(米倉涼子)の様子を見た神原晶(岸部一徳)は薬の効果が切れてきていることに気付き、声をかけると、大門美知子(米倉涼子)は痛みに耐えながら「私失敗しないので」と言って、オペを続けます。
大門美知子(米倉涼子)はオペをしながら「外科医の手術職は最初のトレーニングで決まる。どれほどの熱意を持って手術を学ぶか、どれほど上手い外科医の手術を見るか、川の水が流れるように基本主義を反復し、美しい最終術野を作る。それが理想の手術。そして一番大事なのはどんなに厳しいオペでも決して患者を見捨てないこと。私の大事な師匠が教えてくれた。」と話します。
それを見ながら神原晶(岸部一徳)は「あんたって子は…」とつぶやき、無事にオペを成功させるのでした。
しかし4時間の予定のオペは6時間を超え、オペが終わると、大門美知子(米倉涼子)は倒れてしまいます。
すると大門美知子(米倉涼子)は苦しみながら執刀医を西山直之(永山絢斗)に指名し「大丈夫…私…患者でも失敗しないので…」と告げるのでした。
大門美知子の手術の行方と結末
急いで大門美知子(米倉涼子)をオペ室に運ぼうとしますが、そこに蛭間重勝(西田敏行)が現れ、オペ室の前に立ちふさがり「内神田会長の術後管理を怠って、寄ってたかって大門美知子のオペか?それでも東帝大学病院の医者か!」と怒鳴りつけると、城之内博美(内田有紀)が「大門美知子を殺したいの?あんたこそ、それでも医者か?このクソジジイ!」と怒鳴り返します。
さらに猪又孝(陣内孝則)、海老名敬(遠藤憲一)、鳥井高(段田安則)の3人が「内神田会長の術後管理は我々できちんとやります。」と告げると、蛭間重勝(西田敏行)はようやく道を開けるのでした。
その後、腹腔動脈が上腸開膜動脈の浸潤に加え、大動脈にも浸潤性の癒着が見られるため、西山直之(永山絢斗)は大動脈合併切除による腫瘍全摘出と、人工血管を置換する術式を変更しますが、大動脈解離の範囲が広く、これ以上、手が尽くせない状態になってします。
すると神原晶(岸部一徳)は大門美知子(米倉涼子)がこの事態を予め予期して書き残していたノートを読み上げ、ハイブリッド人工血管を置換するように伝えます。
そして読み上げたノートの手順通りに手術をし、見事成功させるのでした。
神原晶(岸部一徳)は大門美知子(米倉涼子)が毎回、全ての予測される事態を想定し、準備をしているから失敗をしないのだと、蛭間重勝(西田敏行)に告げると、蛭間重勝(西田敏行)は毎回こんなことをやっていたのかと驚くのでした。
後日、神原晶(岸部一徳)が蛭間重勝(西田敏行)に手術代を請求に現れると、内神田景信(草刈正雄)を息子の西山直之(永山絢斗)が救ったという美談が報じられ、大喜びで最後ぐらいは神原晶(岸部一徳)のいい値でいいと請求書を見ずに払おうと言い出し、一応確認で請求書を見ると、そこには35億円と書かれていて驚きます。
神原晶(岸部一徳)は「冗談です。」と言うと、本当の請求書を渡し、5000万円という金額を見て、蛭間重勝(西田敏行)は再び驚くのでした。
その後、日本医師倶楽部と東帝大学病院に東京地検特捜部が現れ、人工知能収賄容疑で内神田景信(草刈正雄)と蛭間重勝(西田敏行)は逮捕されてしまいます。
そして神原晶(岸部一徳)と大門美知子(米倉涼子)は2人が出会ったキューバで再スタートするのでした。
キャスト
大門美知子(米倉涼子)
神原晶(岸部一徳)
城之内博美(内田有紀)
猪又孝(陣内孝則)
海老名敬(遠藤憲一)
鳥井高(段田安則)
原守(鈴木浩介)
森本光(田中圭)
西山直之(永山絢斗)
有馬亘(中林大樹)
黒川慎司(上杉柊平)
長森陽菜(久住小春)
蛭間重勝(西田敏行)
中谷恵子(是永瞳)
ソンタ君(NAO)
加地秀樹(勝村政信)
内神田景信(草刈正雄)
『ドクターX ~外科医・大門未知子~』第5シリーズ全10話の視聴率
第1話:20.9%
第2話:19.6%
第3話:19.0%
第4話:19.1%
第5話:20.8%
第6話:20.7%
第7話:20.1%
第8話:20.6%
第9話:21.2%
第10話:25.3%
感想
いやぁ~今シリーズもあっという間に終わってしまいましたね!
時間延長しても、あっという間でした。
正直、前回、大門美知子(米倉涼子)が倒れたのは、そんなに大したことではないのかと思ってましたが、まさか後腹膜肉腫のステージ3だったとは…
今回は患者の立場になった大門美知子(米倉涼子)が城之内博美(内田有紀)に以外にも怖いことを打ち明けたり、神原晶(岸部一徳)との絆や、裏では全ての事態を想定しているから失敗しないなど、大門美知子(米倉涼子)の人間らしさや裏での努力など、いろんな面が見れて、より大門美知子(米倉涼子)というキャラクターに深みが増して、面白かったです。
大門美知子(米倉涼子)と神原晶(岸部一徳)のシーンは涙なくては見られないほどでしたね!
それにしても内神田景信(草刈正雄)は今シーズンだけなんだろうなぁ~とは思ってましたが、蛭間重勝(西田敏行)まで逮捕されちゃって、次回は出ないのかな?
それとも今回みたいに、またしぶとく復活するのかな?
やっぱり、このドラマは蛭間重勝(西田敏行)がいないと、小ネタ面白さが半減してしまうので、次回もぜひ出て欲しいなと思いました。
ここでブルゾンちえみのネタをぶっこんできたぞ…#ドクターX pic.twitter.com/MulEKQhNe8
— ゆくブラっ!@動画投稿しました (@Blackred0709) 2017年12月14日
あとベンケイシーの可愛さがたまりませんでした。
ベンケーシーをなんつーとこにwww #ドクターX pic.twitter.com/6oEQQKREM4
— 眞鍋やよい@クー子は日本波紋の会会員 (@manayayo) 2017年12月14日
このご時世で、視聴率20%を超えてるドラマって、本当に凄いことだと思いますし、最後失敗しないのはわかってるのに、これだけ面白いドラマを作り上げるのは本当に凄いことですね!
まだまだ続いて欲しいドラマなので、第6シリーズを楽しみにしています。
やっぱりここの絆はハンパなかった
ありがとう
お疲れ様でした#ドクターX pic.twitter.com/nfyKxDrDCE— もえちゃんまん (@saki_t1203) 2017年12月14日
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