1997年に放送された『ぼくらの勇気 未満都市』の最終回で20年後に会うことを約束してから20年が経ち、本当に2017年7月21日に『ぼくらの勇気 未満都市 2017』がスペシャルドラマで復活することとなりました。
⇒【ボクらの勇気 未満都市】1話~最終回のあらすじネタバレ「結末はユーリが託した証拠の欠片を持って20年後に集まると約束」
果たして20年後に再会したヤマト(堂本光一)たちは約束した通り笑って会える大人になっているのか?
続きが気になる『ぼくらの勇気 未満都市 2017』の登場人物(キャスト)、あらすじ、感想をネタバレで、お届けしていきたいと思います。
『ぼくらの勇気 未満都市 2017』のあらすじ
2012年(約束の日の5年前・夏)
コンビニ店員として働くタケル(堂本剛)は店の外で男が不良に絡まれ、どこかへ連れていかれるのを見て外に出ると、絡まれていた男が落としたバッグの中には札束が入っていて、タケルはそのバッグを持って、高級寿司屋に向かいます。
すると、そこで偶然アキラ(相葉雅紀)と再会し、アキラは一級建築士になっていて、幕原に図書館を作ることになり、その場所がなんと人工衛星が落ちた場所であることを話します。
それを聞いた瞬間にタケルは金を置いて店から逃げるように出ていき、アキラが追いかけると、タケルは拾ったお金で寿司を食べてしまったことを暴露し、司法試験に2回も落ちていて3回目も落ちれば今まで努力してきた10年間がなかったことになると言うと、アキラは寿司屋で使った3万円を渡し、警察に行って落とし物を返してくるように言い、約束の日まではあと5年あるから絶対大丈夫だと励まして「また会おう」と言って別れるのでした。
その後、タケルは警察に落とし物を届けます。
一方、アキラは担当する図書館のガス管破裂による爆発事故で10人以上の人が亡くなり、現場を見たアキラは、これが本当にガス管の破裂事故なのか疑問に思うのでした。
2017年(約束の日の12月24日)
あれから5年後、タケルは弁護士となり、約束の日に約束の場所に向かいます。
一方、教師になったヤマト(堂本光一)も今ではすっかり変わった幕原に来て、まるで浦島太郎になったかのような気分で眺めていると「どちらさんでしたっけ?」とタケルに声をかけられ、20年ぶりにヤマトとタケルは再会するのでした。
再会した2人は約束の場所に向かいながら、ユーリ(宝生舞)の墓が今では公衆電話になっていることに嘆きながら、タケルは「生きとったらアラフォーか、どんなオバハンになってたんやろな?」と言い、今ではアキラが手掛ける図書館が建設中の約束の場所に到着しました。
2人で約束の場所で待つも、誰も姿を現さず、2人は昔話で盛り上がります。
すると、そこでアキラを見つけると、アキラは財布を落としてお金がないと言い出し、タケルは5年前に借りた3万円を返し、ヤマトも1万円を貸すのでした。
2018年 夏
ヤマトの元に長距離バスの運転手をやっているキイチ(小原裕貴)から電話がかかってきて、約束の日はクリスマスで忙しくて行けなかったことを話し、半年前にアキラに5000円を貸したものの、それ以降、連絡がつかないことを話します。
ヤマトはタケルに今考えれば約束の日に会った時のアキラの様子がおかしかったことと、他にもお金を貸している奴がいるのではないかと話すと、タケルはレストラン経営者となったモリ(松本潤)の元を訪れます。
するとモリにもアキラがお金を借りに来たものの、モリはアキラの頼みを聞かず、約束の日に行かなかったのは、もう関わりたくないからだと告げ、タケルに「会うのもこれきりだ。もう連絡しないで!」と冷たく言い放って、その場を後にしてしまうのでした。
その後、ヤマトは20年前の恋人であるスズコ(矢田亜希子)に電話すると、スズコは5歳の子持ちのシングルマザーになっていて、アキラはスズコの元にもお金を貸して欲しいと訪れ、夫が幕原の図書館建設の爆発事故で亡くなってシングルマザーになったからお金がないことを告げると、アキラは顔色を変え去っていったことを告げます。
翌日、ヤマトとタケルがアキラが勤める設計事務所を訪ねるも、すでにアキラは辞めていました。
2人はアキラの後輩である風間(千葉雄大)から、爆発事故の後にアキラが図書館の建設中止を主張して、会社と衝突していたことを聞かされます。
その話を聞いた2人は、あの大人を死に至らしめるウィルス・T幕原型が再び蘇ったのではと考え、図書館の建設現場を見張ると、防護服を来た人達が建設現場に入っていくのを見かけ、2人は建設現場に侵入することにしました。
そこで冷凍されたスジハネモツレグサという光がなくても育つ藻類の一種を見つけ、大きさや量に異常があることから、20年前のウィルス・T幕原型の時のジャガイモや花が大きくなったのと似ていることから、ウィルス・T幕原型が蘇ったことを確信します。
その後、タケルが5年前の爆発事故の遺族を調べると、2億円もの示談金が支払われていたことがわかり、何かあると思ったタケルは次々に遺族に電話をすると、遺体には傷一つなかったとか、遺体には触らせてもらえず、すぐに火葬に回されたなどの証言を得たことで、ヤマトに連絡すると、タケルの元にアキラから連絡が入ります。
アキラはタケルに「お金は返すから何度も連絡してこないでくれるかなぁ」と言うと、タケルは図書館の地下でウィルス・T幕原型が復活していることを話します。
それを聞いたアキラは「忘れろ!全部忘れるんだ!俺みたいになりたくなかったら全部忘れるんだ!この20年政府が幕原の復興にいくらつぎ込んだか知ってるのか?5000億以上だ!そして一度は子供しかいなくなった幕原に7万人が生活している。だから政府の復興本部は絶対に認めない。もう何も失うもののなかったあの頃の俺達じゃない!大人なんだよ!」と言って、電話を切ってしまうのでした。
一方、幕原復興本部では侵入したヤマトとタケルの存在がバレ、左山(向井理)が対処することになりました。
タケルとヤマトが道を歩きながら、これからどうするか話し合っていると、何者かが2人を尾行しているのに気付き、2人は2手に分かれて追っ手を巻きます。
尾行を巻いた2人はモリの店に行くと、モリは飲食店をやっているから風評被害に遭ったら一発でアウトになるから、幕原時代の仲間とは会わないようにしていたことを告げます。
そしてヤマトはモリにウィルス・T幕原型が復活したことを告げると、モリは仕事があるから一緒には行動しないことを告げますが、2人が帰った後、未満都市で作った旗を1人眺めるのでした。
その後、2人はスズコに会いに行き、ヤマトはスズコの夫が亡くなったのはウィルス・T幕原型であったことと、すぐに幕原から出た方がいいことを告げます。
しかしスズコは仕事もあるし、子供の保育園もあるから、そんなに簡単には出られないことを告げると、タケルは「2億円は?」と聞きます。
スズコは2億円をもらったものの、自分が生きているうちは子供のためにも2億円には一切手を付けないことを告げ、2人はもう大人だから近付けば亡くなってしまうので、危ないマネはしないように告げるのでした。
スズコの家を出ると、真壁(山内圭哉)がお金を持って現れ、余計なことをしないように言いますが、2人は受け取らず、立ち去ろうとすると、真壁はタケルに「弁護士資格剥奪って知ってます?拾ったお金を横領してますよね?」と告げると、タケルを怒りを露わにし、何が何でも国と戦うことを告げます。
しかしヤマトは国を相手に勝てるわけがないし、ウイルスに触ったら死ぬから一般市民として大人しく生きていくことを告げると、タケルはヤマトの部屋でヤマトが作ったウイルスを閉じ込める装置を見つけ、また自分一人で勝手にやるつもりだと知ったタケルは「死ぬときは一緒やろが!」と言って、2人で戦うことを誓うのでした。
2人は図書館の建設現場に侵入する作戦を立て、ヤマトは幕原のことを学校と登校拒否中の高木(道枝駿佑)にネットで話し、生徒たちに会うのはこれで最後かもしれないと思ったヤマトは「今しかできないことをやって欲しい。」と伝えます。
一方、タケルはアキラに電話して、もう一度チャレンジしてみないかと誘います。
翌日、ヤマトとタケルはキイチのバスにバスジャックのフリをして乗り込み、ウィルス・T幕原型の話をし、妻子のいるキイチは何かあったらバスジャック犯にやらされたことにするように指示していると、バスにモリが乗り込んできて「328人の1人だったこと、なかったことにしたらあの頃の自分に申し訳けないからね。」と言って、未満都市の旗を広げます。
そしてアキラもバスに乗り込み、5人はユーリが残した人工衛星の欠片を取り出して掲げるのでした。
建設現場に到着し、ヤマトとタケルが侵入すると、ヤマトは装置を落として壊してしまい、ウイルスを閉じ込めることができなくなってしまいます。
装置がなければ死んでしまうと困っていると、そこに高木とネットゲームでつながった仲間たちが現れ、幕原復興本部をハッキングし、全員20歳未満だから自分たちがやると言って、子供たちが建設現場に侵入していき、外でヤマトが指示をすることになりました。
一方、モリとアキラは覆面を被ってヤマトとタケルになりすまし、バスジャック犯として、幕原復興本部を引きつけます。
その間に高木と仲間たちはウィルス・T幕原型が入った地下水を汲み、バスに乗って逃走すると、パトカーに追いかけられ、カーチェイスとなり、左山はウイルス回収のため、射殺命令を出してしまいます。
カーチェイスの途中で、ヤマトは投降を提案し、バスを止めてヤマトとタケルは警察に「あんた達が回収したがっていた国家機密だ!」と言って、地下水の入ったペットボトルを見せますが、駆けつけた警察官は事情を知らず、幕原復興本部に問い合わせ、2人は逮捕されることになってしまいました。
その後、幕原復興本部にアキラが「これは図書館の地下で汲んだ地下水です。」と水筒を持って現れます。
実はバスの中で地下水を入れ替え、ヤマトとタケルが持っているのは偽物だったのです。
アキラは幕原復興本部に通され、図書館の建設を止めるように言いますが、左山に拒否されると、アキラはここで地下水をばらまくと言います。
一方、捕まったタケルはヤマトに「これがあの時言うてた、あいつらみたいな大人にならへんちゅうことで合ってるんですかね?」と言うと、ヤマトは「20年後にわかるんじゃないか?20年前にやったことの意味が今になって、ようやくわかってきたのと同じようにさ」と答えるのでした。
その後、アキラは図書館の建設中止を条件に地下水を渡し、モリはヤマトとタケルの解放を条件に人工衛星の欠片を4枚渡すと、左山はあの当時、幕原の17歳の少年で、あの時たまたま幕原を出て、巨人戦を見に行っていたことで、免れたことを語り、それ以来、国に仕えて幕原を復興させることが自分の目標となり「もしあの時幕原に残っていたら君達と同じことをしていたかもしれません。」と告げ、2人は解放されることになりました。
アキラは人工衛星の欠片を渡したことが本当に正しなかったのか疑問を抱きますが、タケルは「正しかったかどうかはまた20年後くらいにわかるんやな?そうだよねヤマトくん?」と言うと、ヤマトは「そうだな!」と答えます。
そして図書館の建設は中止となり、海外の研究グループがウィルス・T幕原型のワクチンを開発したことが発表され、モリやキイチ、そしてアキラも仕事に復帰し、20年後にして、ようやく幕原のグラウンドゼロには追悼するモニュメントが建てられることになりました。
弁護士に復帰したタケルは法廷で「謎は全て解けた。じっちゃんの名にかけて」のセリフを使い、教師に戻ったヤマトは再び登校することになった高木の前で、電磁波で蛍光灯をつける実験をしながら「俺に不可能はない。」と言って、左手で蛍光灯を光らせながら、右手をポケットの中に入れて人工衛星の欠片を出し、見つめるのでした。
キャスト
ヤマト/新藤大和(堂本光一)
タケル/滝川尊(堂本剛)
ユーリ(宝生舞)
キイチ/原貴一(小原裕貴)
マコト(穴沢真啓)
アキラ(相葉雅紀)
モリ/江口杜生(松本潤)
スズコ/松元鈴子(矢田亜希子)
左山(向井理)
真壁(山内圭哉)
長沼(山口馬木也)
右巻(飯田基祐)
優奈(早見あかり)
高木(道枝駿佑)
風間(千葉雄大)
感想
『ぼくらの勇気 未満都市 2017』を見た視聴者の感想をまとめてみました。
未満都市おもしろかった(*^^*)最後はまさかのいろんなドラマがまぜまぜ(笑)
そんで小原くん一般の人とは思えないほど演技力変わってない(´∀`)
録画したからまた見よーっと(≧∇≦*)— nao_k03 (@nao_k03) 2017年7月21日
金田一と銀狼怪奇ファイルの決め台詞を言ってくれるのはキンキファンにとっては嬉しいよね😆#未満都市
— たつや (@nkikk_os) 2017年7月21日
未満都市って堤幸彦監督だったんだ。大好きだったーこのドラマ!
— Binco (@xxxbincoxxx) 2017年7月21日
未満都市おもしろかったなー
20年前のドラマだったのに結構思い出せて笑うw
このドラマきっかけでKinKi Kids好きになった気がする
— トミキチ (@daitomikiti) 2017年7月21日
未満都市面白かったです✨
愛のある小ネタが最高でした笑
改めてKinKi Kids 20周年!
おめでとうございます🎈✨また20年後に…?#ぼくらの勇気未満都市2017
— マ ミ ヤ (@sato_miya26) 2017年7月21日
20年ぶりの復活でしたが、20年の時を感じさせないほど、みんな若かったですね!
小原裕貴は芸能界を引退したのに演技も上手かくてカッコイイままだったし、過去映像も交えて、宝生舞も出てきたり、小ネタも満載で、最後は『金田一少年の事件簿』と『銀狼怪奇ファイル』の名台詞で締めくくり『銀狼怪奇ファイル』には宝生舞も出てたなぁ~なんてことを思いながら、懐かしくもなり、新しくもある『ぼくらの勇気 未満都市 2017』を楽しめました。
相葉雅紀と松本潤は年齢的なこともあって当時はかわいい感じでしたが、今ではすっかりカッコイイ感じになっていて、豪華なメンバーでしたね!
ヤマトはまだ1つ人工衛星の欠片を持っているし、20年後を匂わせるようなセリフもあったので、もしかしたら20年後に続編があるかもという期待を感じさせる終わり方だったので、また続編があることに期待したいです。
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