大江竜聖と泣き虫父ちゃんが母親代わりの愛情物語「ドラフト特番!お母さんありがとう」

ドラフト特番!お母さんありがとう

『ドラフト緊急生特番!お母さんありがとう夢を追う親子の壮絶人生ドキュメント』では、ドラフトで名前を呼ばれるのを待つ親子の感動のエピソードが数多く語られ、毎年涙なくしては見れない感動的な番組ですよね!

そんな感動の『ドラフト緊急生特番2016!お母さんありがとう夢を追う親子の壮絶人生ドキュメント』の中で、お母さんではなく、お父さんで、強烈なキャラクターが印象的だった大江竜聖投手と不器用で泣き虫父ちゃんの愛情物語をお届けしていきたいと思います。

 

 

大江竜聖投手の名前の由来が面白い!

 
1999年神奈川県に生まれた大江竜聖投手(17歳)の名前の由来は本当は最初は竜聖の竜は龍の字を使うはずでしたが、父親の広志さんが市役所で難しい龍が書けずに竜となり、聖は松田聖子が当時好きだったことから竜聖と名付けられました。

大江竜聖投手は兄の隼人さん、姉の麻実さんの3人兄弟の末っ子で、大の阪神ファンだったお父さんの影響で、5歳の時に野球を始めることになります。

実は父親の広志さんは京都の宮津高校野球部出身の高校球児で、プロ野球を目指していましたが、夢叶わず、父の夢は密かに息子に託していました。

そして大江竜聖投手が小学3年生の時に両親は離婚になってしまいます。

大江竜聖投手は母がいない寂しさからか離婚を境に態度は荒れ、学校でケンカを繰り返す日々になってしまいます。

また家ではお母さんのいない寂しさとやり場のない怒りを小さな拳で壁にぶつけていました。

自宅には今でも壁に多くの穴が残っています。

 

 

泣き虫父ちゃんが母親代わりに!

 
父親の広志さんが自ら監督を務める少年野球チームの昼休みに大江竜聖投手は「みんないいな!お弁当作ってくれて!」と言って、寂しそうな目で他の子供の弁当を見ているのを見て、広志さんは、この日から「竜聖の母親になる!」と決意し、慣れない手つきで弁当作りを始め、それからは母親代わりにできることはしてあげようと思い、学校の行事も仕事を休んででも行くと決めて、授業参観もお母さん達の中に混ざって恥ずかしながらも、参加することにしました。

そして息子の背番号を縫いつける作業が新たな楽しみになりました。

いろんなことに一生懸命な父親の支えもあり、大江竜聖投手は中学時代に全国大会に出場!

2016年7月東東京大会、お父さんはどんなに笑われても全力で応援し続けましたが、大江竜聖投手の二松學舎は準決勝で敗退してしまいます。

大江竜聖投手の甲子園への夢は叶いませんでしたが、プロに行く夢を信じてドラフトを待ちます。

ドラフト前日、大江竜聖投手は「自分がここまで成長できたのはお父さんのおかげだと思うので、ありがとうございます。」と語り、大江竜聖投手は見事、巨人に6位指名されることになりました。

 
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