柳裕也の母への手紙と亡き父との10年前の約束に感動「ドラフト特番!お母さんありがとう」

ドラフト特番!お母さんありがとう

10月20日に放送の『ドラフト緊急生特番2016!お母さんありがとう夢を追う親子の壮絶人生ドキュメント』では、大学JAPANのエース明治大学の柳裕也投手の10年前に亡くなった父と誓った約束が放送されました。

番組内では大変感動的なエピソードが語られました。

その親子の感動エピソードを皆様にお届けしていきたいと思います。

 

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柳裕也投手の亡き父との10年前の約束!

 
2006年8月21日、12歳の少年は父の葬儀で大いなる未来を口にしました。

「お父さん、僕プロ野球選手になるよ!プロ野球選手になって家族を守ります。」と柳裕也投手は12歳にしてこれからは家族を守っていくことを誓います。

柳裕也投手(22歳)は1994年に宮崎県都城市で生まれ、運送業の仕事に就いていたお父さんの博美さんとお母さんの薫さん、そして2つ年の離れた妹の幸奈さんの4人家族で、野球を始めたのは小学3年生の頃、野球経験のないお父さんは「野球ピッチング入門」という入門書片手に野球を教えてくれました。

そして、お父さんの仕事が終わると親子で毎日練習を続けてきました。

お父さんは素振り用のバットが必要だといえばホームセンターで材料を買ってきて手作りで作ってくれました。

当時を振り返り、柳裕也投手は「作ってくれて嬉しかったですね。このバットを大事に練習しようと思った。良い時間だったと思いますし、自分も親父になったらしてあげたい。」と語りました。

さらに、お父さんが教えてくれたのは野球だけではありませんでした。

試合で打たれたのが悔しくて落ち込んでいる柳裕也投手に「キャッチボールするそ!」と言い「お父さんもいっぱい悔しいことある。でもなぁ泣かないって決めてる。お母さん心配するだろ!裕也、男の子はな、どんなにつらくても泣いちゃダメだ!男同士の約束だぞ!」と、どんなにつらくても絶対に泣かないことをお父さんと男同士の約束をしました。

「お父さんは誰にでも優しく謙虚で、そういう姿を見て、父親のような人になりたいと思っていた。」と語る柳裕也投手は最近お母さんに「お父さんに似てきたね!」とよく言われるようになり、憧れの父親に似てきたことを喜んでいます。

そして小学6年生の夏、急な仕事で出かけたお父さんは2006年8月20日に交通事故で37歳という若さで亡くなってしまいます。

翌日の8月21日、お母さんはあまりに突然の別れを受け止めきれませんでした。

当時を振り返りお母さんの薫さんは「その日の記憶がないんですよ。覚えてないと言うか何もしていない。喪主の挨拶もしていないんですよ。全部裕也がしたんですよ。」と悲しみの中でも柳裕也投手は気丈に振る舞ったことを語りました。

葬儀の中、柳裕也投手の目に飛び込んできたのが夏の甲子園決勝戦で、脳裏をよぎったのはお父さんと交わした約束でした。

「男の子はどんなにつらくても泣いちゃダメだ!」という約束を守り、お葬式で12歳にして喪主の挨拶を務め「お父さん、野球を教えてくれてありがとう。仕事が忙しいのにキャッチボールをしてくれてありがとう。とっても楽しかったよ。お父さん僕、プロ野球選手になるよ。プロ野球選手になってお母さんと幸奈を守ります。だから安心して下さい。」と立派に喪主として挨拶をしました。

当時を振り返り、柳裕也投手は「ここは俺がしっかりしないと」という気持ちは持っていました。父親が僕の立場になっても泣いたり、弱い部分は見せていないと思うんで、自然と僕もそうなりました。」と語り、小学校時代の監督の原口和秀さんは柳裕也投手が「お母さん大丈夫だよ。」とお母さんを励まし続けていた当時の様子を語りました。

柳裕也投手はその後、どんなにつらくてもお父さんとの約束を守り、そんなそぶりは全く見せずに明るく振る舞い、家族も少しずつ前を向くことができるようになりました。

そして小学校卒業式前日に柳裕也投手は、お母さんに手紙を送りました。

 

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柳裕也投手の小学校卒業式前日に母親に送った手紙に感動!

 
「お母さん、思えばぼくが6年生になってからのこの1年間、いろんなことがあったね。お母さんはいつもお父さんを亡くして一番つらいのは裕也と幸奈だよね。と言っているけど、一番つらいのはお母さんだと思います。いつも家では、あまり言葉にしないけど、僕はだれよりもお母さんのことが大好きです。これからはお母さんを精一杯支えて、お父さんに少しでも近付けるよう頑張ります。」

この手紙は今でもお母さんの宝物です。

前を向き、歩き続ける息子から力をもらったお母さんは今度は私が支えようと、仕事から帰るとお父さんの分まで、柳裕也投手と向き合ってきました。

そして中学3年生で日本代表に選出された柳裕也投手は全国屈指の強豪校である横浜高校へ進学したい気持ちはありましたが、お母さんと妹を残して行っていいものか悩みます。

そこで、お母さんはプロ野球選手になることが夢の息子を横浜高校に進学することを笑顔で背中を押し、横浜高校に向かう日にお母さんが見えなくなった所で柳裕也投手たった一度お父さんとの約束を破り、涙しました。

そして横浜高校で3度の甲子園出場を果たし、現在は明治大学のキャプテンでエースになるまでに成長!

柳裕也投手のグローブには「母への恩返し」と書かれており、ドラフト前日には父親の墓前に報告と決意表明をしてドラフト当日を待ちます。

そして柳裕也投手はドラフトで見事、中日ドラゴンズに1位指名されることになりました。

 
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