前回の第9話では、稲見朗(小栗旬)の元自衛隊の同期で親友の結城(金子ノブアキ)に公安機動捜査隊特捜班が閉じ込められ、さらにオフィスに爆弾まで仕掛けられて爆発してしまいました。
⇒【CRISIS(クライシス)】9話のネタバレあらすじと感想「結城(金子ノブアキ)が自衛隊を抜けた理由や標的は?」
果たして6人は無事なのか?
注目の『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』第10話のキャスト/あらすじ/感想をネタバレでお届けしていきたいと思います。
『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』第10話 最終回のあらすじ
結城の復讐の理由とは?
オフィスで爆発があった後、吉永三成(田中哲司)が目を覚まし、メンバーの生存を確認すると、10分だけ休んで反撃を開始することを全員に伝え、6人はその場に倒れ込んで休むのでした。
そして樫井勇輔(野間口徹)は爆弾の規模からいって結城(金子ノブアキ)が公安機動捜査隊特捜班のメンバーを始末しようとしていたのではなく、単なる嫌がらせで爆弾を爆発させただけだと語ると、稲見朗(小栗旬)は結城(金子ノブアキ)と数々の任務を一緒にこなすうちに、この国と国民のために命をかけて戦っていたつもりが、権力者に利用されてこの国や国民のためにならないことをしているんじゃないかという疑問を持つようになり、ある任務で国家の極秘プロジェクトの事後処理で、罪のない人を始末したのがきっかけで除隊し、生きる当てもなくフラフラしていた時に鍛冶大輝(長塚京三)に拾われたことを語ります。
それを聞いた田丸三郎(西島秀俊)は結城(金子ノブアキ)も何らかの任務がきっかけで、テロリストに変貌したのかもしれないと告げ、稲見朗(小栗旬)はあそこまで変わるには相当のことがあったに違いないと言います。
吉永三成(田中哲司)は正攻法で聞いたところで、結城(金子ノブアキ)の過去の任務を教えてもらえるわけがないので、地道に情報を集めるしかないと言い、大山玲(新木優子)は結城(金子ノブアキ)が持っていったUSBメモリにこっそりウイルスを仕込んたので、電波の届くところで使用すれば位置情報がわかることを告げます。
すると、そこに青沼祐光(飯田基祐)が現れ、新しいオフィスを用意したので、そちらに移るように指示して、その場を後にするのでした。
その後、結城(金子ノブアキ)がUSBメモリをパソコンに差し込み使用したことから、居場所を特定することに成功し、公安機動捜査隊特捜班は急いで向かいます。
移動中に結城(金子ノブアキ)が明日の天気を調べていることを知り、稲見朗(小栗旬)はもしかしたら明日、狙撃をしようとしているのかもしれないと言うと、結城(金子ノブアキ)はネットの接続を切ってしまいました。
そして公安機動捜査隊特捜班が到着すると、結城(金子ノブアキ)は車に乗ってどこかへ向かうところで、稲見朗(小栗旬)は結城(金子ノブアキ)の車の前に銃を構えて立つと、結城(金子ノブアキ)は車を走らせ向かってきてしまいます。
全く避ける様子のない稲見朗(小栗旬)を見かねて田丸三郎(西島秀俊)が車に衝突する寸前のところで、稲見朗(小栗旬)にタックルをして車との接触を回避し「自分を罰するために死のうとするな!」と言って、結城(金子ノブアキ)を追いかけます。
一方、結城(金子ノブアキ)は内閣総理大臣の岸部正臣(竜雷太)の自宅前から弓で狙い、岸部正臣(竜雷太)を撃ってしまいます。
その頃、大山玲(新木優子)は結城(金子ノブアキ)から盗んだ情報の中に何枚か女性の写真が紛れており、2ショット写真があったことから恋人なのではないかと考え、身元を特定しようと調べ始めました。
すると田丸三郎(西島秀俊)が写真の女性に見覚えがあると言って、1年前に東京駅で起きたセントラルホテルの爆発事故を調べるように言うと、当時の記事に写真の女性が亡くなったことが掲載されていました。
女性の名前は若尾悠美で、28歳のウェイトレスだとわかり、この事故に裏があると知った結城(金子ノブアキ)が巻き添えで死んだ恋人の復讐を果たそうとしていて、この事故に現在の閣僚が関わっていると気付いた時、岸部正臣(竜雷太)が弓で撃たれたことを知らされます。
一方、鍛冶大輝(長塚京三)は岸部正臣(竜雷太)にこのような事態になってしまったことを謝罪に行くと、岸部正臣(竜雷太)から「この件には1年前のあの事故が絡んでるんだろ?どこから僕のことが漏れたのかな?」と言われ、鍛冶大輝(長塚京三)は「逃亡中の自衛官が手荒な手段で上官を問い詰めたそうです。」と答えると、岸部正臣(竜雷太)は「そうか相手は退路を断って向かってきてるわけか、覚悟を決めた奴を相手にするのは厄介だねぇ~君は使い勝手がいい連中を飼ってるんだってな!折り入って君に頼みがあるんだが」と告げるのでした。
結城の真の標的とは?
稲見朗(小栗旬)は現場で田丸三郎(西島秀俊)に距離的に岸部正臣(竜雷太)に致命傷を与えられたはずなのに、わざとそうしなかったのではないかと言い、もしかしたら本当の標的は別にいるのではないかと話します。
すると電話で戻るように指示を受け、2人で戻ると、鍛冶大輝(長塚京三)から明日、アメリカから戻ってくる岸部正臣(竜雷太)の長男がアメリカに戻るまでの間、警護につくように指示されます。
指示を受けた稲見朗(小栗旬)は鍛冶大輝(長塚京三)に「任務に就く前に結城の本当の標的を教えて下さい。今回の事件の裏に1年前の東京駅セントラルホテルの爆発事故が隠れていることはわかっています。多分、結城の恋人が巻き添えで亡くなったことも、あの事故に岸部総理が絡んでいるんですか?それとも岸部総理に関係する誰かですか?」と告げると、田丸三郎(西島秀俊)は結城(金子ノブアキ)の本当の標的が岸部正臣(竜雷太)の息子なのではないかと問いただします。
それを聞いた鍛冶大輝(長塚京三)は岸部正臣(竜雷太)の息子が標的だと認め、岸部正臣(竜雷太)をおとりにして息子をアメリカから呼び寄せたこと、そして息子がある過激派組織の一員で、テロの加担したバカ息子で、東京駅の構内を爆破するはずが、怖気づいてたまたま入ったカフェに爆弾を置き去りにしたことを話すのでした。
岸部正臣(竜雷太)に被害が及ばないようにガス爆発だと嘘をついてバカ息子をアメリカに逃がしたことを知った公安機動捜査隊特捜班は鍛冶大輝(長塚京三)に反発しますが、吉永三成(田中哲司)はそれでも任務を受けると言い、翌日から岸部正臣(竜雷太)の息子の警護に当たることになりました。
そして帰国した岸部正臣(竜雷太)の息子を車で迎えるも、マスコミが大勢バイクに乗ってついてきてしまいます。
このままマスコミを連れて移動するのは危険だと一旦オフィスに向かって対策を考えようと止まった瞬間、マスコミの中に結城(金子ノブアキ)が紛れていて、爆弾が入ったバッグを放り投げてきました。
田丸三郎(西島秀俊)はバッグを拾って投げると、すぐに爆発し、爆風で吹っ飛ばされてしまいます。
さらに結城(金子ノブアキ)は大山玲(新木優子)を倒して、向かってきた樫井勇輔(野間口徹)も簡単に捕らえて銃を突きつけ人質にしてしまいます。
吉永三成(田中哲司)は仕方なく言われるまま銃を捨て、結城(金子ノブアキ)が捨てた銃を蹴り飛ばした瞬間に樫井勇輔(野間口徹)は身をひるがえして反撃しようとしますが、結城(金子ノブアキ)はすぐに銃で撃つと、吉永三成(田中哲司)がタックルで向かってきますが、すぐに結城(金子ノブアキ)に倒されてしまうのでした。
そして残るは稲見朗(小栗旬)一人だけとなり、結城(金子ノブアキ)と直接対決の末、稲見朗(小栗旬)は腕を刺されて負傷してしまいます。
2人の格闘の最中、岸部正臣(竜雷太)の息子が銃を拾って結城(金子ノブアキ)に向かって撃つと、結城(金子ノブアキ)は岸部正臣(竜雷太)の息子をすぐに取り押さえて始末しようとします。
稲見朗(小栗旬)は結城(金子ノブアキ)に銃を突きつけて止めるように言いますが、結城(金子ノブアキ)は岸部正臣(竜雷太)の息子が爆破した現場に自分の部隊が最初に入り、婚約者を発見し、国家の不都合になるものは採取するように命じられたことを語り、婚約者は国家の不都合になるものにされ、口止めもされて任務からも外され、真相を突き止めて仇を討つことだけ考えていたことを語ると、稲見朗(小栗旬)は「俺もお前と同じだ。生きる屍だ。国家の命令で無実の人を殺した。俺は一瞬だって生きた心地がしなかった。お前もそうだろう。俺がお前を解放してやる。」と言って、結城(金子ノブアキ)の額に銃を突きつけて、結城(金子ノブアキ)から外して銃を撃ち「今、お前は死んだ。でも生き返れ!俺が羨むぐらい生きることを楽しめ!」と言って、結城(金子ノブアキ)を逮捕すると、運ぶ途中で結城(金子ノブアキ)は外に取り囲んでいた警官たちに撃たれて亡くなってしまうのでした。
田丸三郎(西島秀俊)は「俺達はこのためのおとりにされたんだ。」と語ると、現場に来ていた鍛冶大輝(長塚京三)を公安機動捜査隊特捜班のメンバーが見つめ、鍛冶大輝(長塚京三)はその場を後にします。
そして鍛冶大輝(長塚京三)は岸部正臣(竜雷太)から息子を餌に結城(金子ノブアキ)を消すように指示され、息子は2人いるから最悪1人いなくなってっも構わないと告げられていたのでした。
その後、樫井勇輔(野間口徹)は標的が警視庁の爆弾の設計図を書き、大山玲(新木優子)は平成維新軍のメンバーのチャットを見て、吉永三成(田中哲司)は上司から高く評価され、今後の話をしたいと言われ、田丸三郎(西島秀俊)は教会で一週間後に会う約束をしていた謎の人物に会い、稲見朗(小栗旬)は再び生きた屍のようになり…
そしてニュース番組の最中に緊急速報のニュースが入ってくるのでした。
キャスト
稲見朗(小栗旬)
田丸三郎(西島秀俊)
吉永三成(田中哲司)
樫井勇輔(野間口徹)
大山玲(新木優子)
林千種(石田ゆり子)
林智史(眞島秀和)
青沼祐光(飯田基祐)
鍛冶大輝(長塚京三)
出典:http://www.ktv.jp/crisis/cast/
感想
最終回のラストは緊急速報のニュースの内容が明かされないまま終了しました。
もしかしたら続きは映画でなんてことも考えていたのですが、特に映画があるような告知もなかったので、続きはないってことなんでしょうかね?
最終回のラストは大変、その後を想像させる終わり方でしたが、続きがあるなら緊急速報のニュースを受けて公安機動捜査隊特捜班が出動するところからスタートするのではないかと思いますが、ラストの感じがとてもそんな感じでもなかったので、やはり一番ショックを受けていた稲見朗(小栗旬)が何かをやったのかなぁ?
岸部正臣(竜雷太)の息子と鍛冶大輝(長塚京三)を襲っていたりして?
田丸三郎(西島秀俊)の場合は時間をかけて腐ったシステムを変えていくのではないかなと思いますので、緊急速報で何かをやってはなさそうな気がします。
大山玲(新木優子)も直接何かをできそうな感じがしませんので、やってないのではないかと思います。
樫井勇輔(野間口徹)なら爆弾でやれるので、本当に標的の警視庁にやってしまった可能性もありますね!
最終回は稲見朗(小栗旬)と結城(金子ノブアキ)のアクションシーンは多かったのですが、田丸三郎(西島秀俊)のアクションシーンが少なかったのが残念でした…
アクションシーンではやはりプロレスラー2人が登場した第8話が最高でしたね!
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テレビドラマだと予算的な関係もあってアクションシーンがあんまり入れられないのかな?
稲見朗(小栗旬)も田丸三郎(西島秀俊)もあれだけ動けるんだんだから、もう少しアクションシーンを増やして、映画でまたやってくれたらいいなと思いました。
映画なら稲見朗(小栗旬)、田丸三郎(西島秀俊)、樫井勇輔(野間口徹)、大山玲(新木優子)が反体制側になって、吉永三成(田中哲司)が指揮する新しい公安機動捜査隊特捜班と戦うのもありかなとも思います。
とにかくこのまま終わるのが勿体ないドラマなので、ネットでも続編や映画版を期待する声が多いので、続編があることに期待したいですね!
『CRISIS(クライシス)』ネタバレ
※『CRISIS(クライシス)』の各話のネタバレはこちらをご覧下さい。
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