前回の第9話では、東京を離れることになった門倉麻子(小池栄子)が乗り込むバスに柏崎結衣(沢尻エリカ)が走って追いかけました。
⇒【母になる】9話のネタバレあらすじと感想「桃(清原果耶)と広(道枝駿佑)が花火大会デート」
柏崎結衣(沢尻エリカ)は門倉麻子(小池栄子)に何を伝えようとしていたのか?
続きが気になる『母になる』第10話 最終回のキャスト/あらすじ/感想をネタバレお届けしていきたいと思います。
『母になる』第10話 最終回のあらすじ
西原莉沙子が母になる
柏崎結衣(沢尻エリカ)が走って門倉麻子(小池栄子)が乗るバスを追いかけるも、追いつかず、バスは東京を離れていってしまいました。
家に帰ってきた柏崎結衣(沢尻エリカ)は柏崎広(道枝駿佑)のために買った新しい靴を柏崎陽一(藤木直人)に見せると、柏崎陽一(藤木直人)は柏崎結衣(沢尻エリカ)が帰ってきた時にいなかったのは門倉麻子(小池栄子)を追いかけたのかと思ったことを告げると、柏崎結衣(沢尻エリカ)は柏崎広(道枝駿佑)が初めて履いたファーストシューズを持ってきて、2人で眺めながら昔を懐かしみ、柏崎結衣(沢尻エリカ)は門倉麻子(小池栄子)を思わず追いかけたことを話し、本当にこれでいいのか門倉麻子(小池栄子)に聞いてみたかったけど、追いつかなかったことを告げます。
それを聞いた柏崎陽一(藤木直人)は門倉麻子(小池栄子)が柏崎広(道枝駿佑)に「本当のお母さんに、どんなに償っても償いきれないことをしてしまった。本当に申し訳ございません。それからコウを生んでくれてありがとうございます。そう伝えて下さい。」と伝えていたことを話します。
そして柏崎広(道枝駿佑)が門倉麻子(小池栄子)に、これが最後だからと、思っていた以上にちゃんとお別れをしていたことを告げると、柏崎結衣(沢尻エリカ)は門倉麻子(小池栄子)と本音を言い合ってぶつかり合ったことや、誰かとそんな風に本音でぶつかったのは初めてだったことを話し、柏崎広(道枝駿佑)がちゃんとお別れをしたなら、もう門倉麻子(小池栄子)のことはこれで終わりにして、今は自分たちの生活を大事にすることを告げるのでした。
一方、木野愁平(中島裕翔)の元には門倉麻子(小池栄子)から手紙で近況報告があり、その後、変わるために何を間違えたのかカウンセリングを受けることにしたこと、そこで亡くなった母との関係がいびつな関係であったこと、母は私のためと言いながら、それは母のエゴで、娘を思い通りにしていて母からの言葉が呪いのように縛りつけていたことに加えて、誰にも本音をぶつけることがなく、ひどく孤独だった自分を自覚し、今は新しい仕事を覚え働きながら、あの時、私の世界がここにあるとあの子を抱きしめたのは自分のエゴで自分の孤独を埋めるために、あの子と暮らしていたということ、そして自分は母親なんかじゃなかったと思えるようになったこと、一生懸命子育てしていたのは亡くなった母親に褒めてもらいたかったという思いがあったからで、人は誰かに褒めてもらいたくて子育てをするんじゃない、母になるってそういうことじゃないと思いながら、でも母になるというのがどういうことなのかがわからず、いつか誰かに母になるってどういうことですか?と聞いてみたいことを告げるのでした。
その頃、西原莉沙子(板谷由夏)が柏崎結衣(沢尻エリカ)にツーオクのワールドツアーのヘアメイクに決まったものの、西原繭(藤澤遥)のことを思って長期間、家を空けることはできないと断ったのに、家に帰ったら西原太治(浅野和之)と西原繭(藤澤遥)にお祝いされ、ワールドツアーに行くのを辞めたことを言い出せず、すぐに代わりも見つかり、ワールドツアーに今から参加できないことを相談していると、西原太治(浅野和之)から電話で西原繭(藤澤遥)がいなくなったことを知らされます。
そして家に帰ったきた柏崎広(道枝駿佑)が西原繭(藤澤遥)が一緒にいた時に検索していたから、ここに行ったかもしれないとレコード会社のホームページを見せていってみると、西原繭(藤澤遥)がツーオクのヘアメイクとして参加させてくれるように頼んでいました。
西原繭(藤澤遥)は西原莉沙子(板谷由夏)に「ママお願いしなくていいの?私なら平気だよ!ママがいなくても半年でも1年でも2年でも私は平気だからママがいなくても頑張るから、ママのために頑張るから、だから行ってきて、ママはママの好きな仕事思いっきりやっていいんだよ!」と話すと、柏崎広(道枝駿佑)は「あのさぁ~強がんなよ!」と言い、西原莉沙子(板谷由夏)から「おいで!」と言われた西原繭(藤澤遥)は泣きながら抱きつき、柏崎結衣(沢尻エリカ)と柏崎広(道枝駿佑)は微笑みながら、その姿を見て、その場を後にするのでした。
家に帰った西原莉沙子(板谷由夏)は仕事をセーブしながら、西原太治(浅野和之)に任せていた母親業に戻ることに決めるのでした。
柏崎結衣が母になる
翌日、柏崎結衣(沢尻エリカ)は柏崎陽一(藤木直人)に門倉麻子(小池栄子)のことがやっぱり忘れられず、怒りや憎しみなどのもやもやした嫌な気持ちを抱えた自分が嫌になったけど、どうしたらいいのかわからないことを告げます。
それを聞いた柏崎陽一(藤木直人)は門倉麻子(小池栄子)と別れた後、柏崎広(道枝駿佑)が「お母さんって2人いちゃいけないのかなぁ?」と話していたことを話します。
一方、門倉麻子(小池栄子)は働いている旅館で過去のことを知った従業員たちが一緒に働きたくないと言っていることを女将さんに言われ、クビにされてしまいます。
そして今までの給料と手紙がきていたと渡されると、手紙の宛名は柏崎オートからで、手紙の中には柏崎広(道枝駿佑)のマラソン大会のお知らせが入っていていました。
その頃、柏崎広(道枝駿佑)は桃(清原果耶)をマラソン大会に誘うも「その日は彼氏と会うから」と言って、断られてしまいます。
さらに写真まで見せられ、柏崎広(道枝駿佑)はてっきり自分たちが付き合っていると思っていただけに動揺して、家に帰って大声を上げると、柏崎結衣(沢尻エリカ)は何があったのか部屋に行ってみると、柏崎広(道枝駿佑)は「もうマラソン大会になんか誰も来ないで!誰も呼ばないで!絶対来るな!来たら出ないから!寝る!」と言って、寝込んでしまうのでした。
あまりのことに緊急家族会議が開かれることとなり、西原莉沙子(板谷由夏)から、確認したら男子は親が誰も見に行かないらしいということを聞かされ、柏崎里恵(風吹ジュン)は急に来ないでと言ったのは反抗期だからじゃないかと話します。
そして明日のマラソン大会は行かないということに決まり、緊急家族会議が終わった後、柏崎結衣(沢尻エリカ)は木野愁平(中島裕翔)にマラソン大会のお知らせを門倉麻子(小池栄子)に送ってしまったことを話し、柏崎広(道枝駿佑)が「お母さんって2人いちゃいけないのかなぁ?」と話していたことを話して相談すると、木野愁平(中島裕翔)は実際に生みの親と育ての親の2人がいることを嬉しそうに誇らしげに話す子供もいて、それで上手くいっている家庭もあるけど、柏崎結衣(沢尻エリカ)と門倉麻子(小池栄子)の場合は、そんなにきれいごとで収まる話でもないと思いますと言い、柏崎結衣(沢尻エリカ)はもっと自信を持つべきだと語るのでした。
翌日、マラソン大会が始まり、柏崎結衣(沢尻エリカ)は気になりながらも、マラソン大会を見には行かず、柏崎広(道枝駿佑)は転んだ同級生に肩を貸して走ります。
その姿を門倉麻子(小池栄子)が見に来ましたが、そこで、やっぱり応援に行くことにした柏崎結衣(沢尻エリカ)が全力で応援している姿を目の辺りにしてしまいます。
そして柏崎広(道枝駿佑)がゴールすると、柏崎結衣(沢尻エリカ)が駆け寄り、柏崎広(道枝駿佑)が門倉麻子(小池栄子)の姿を見て、近付き話した後、教室に戻ると、門倉麻子(小池栄子)は柏崎結衣(沢尻エリカ)に会いに来たことを告げ、どうして手紙を送ってきたのかを聞きます。
すると柏崎結衣(沢尻エリカ)は門倉麻子(小池栄子)に「あなたを許したわけではありません。許せるわけもありません。ただ誰かを憎みながらこの先ずっと生きていくのかと思うとゾッとします。もやもやした思いを抱えながら子育てをしても楽しくありません。だから、いつか私はあなたを許さなければいけない。そう思ってます。木野さんに自信を持つように言われました。そうだなって思いました。私はまだ母になる途中なんです。いつか、いつかあなたに何を言われても、何を聞かれても、びくともしないで笑っていられるような母になりたい。例えばあの子にお母さんって2人いちゃいけないのかなって言われても、そうだねって、それも楽しいね。お母さん2人いても全然いいよ。楽しいね。そう笑って言える母になりたい。なぜならそれがコウの幸せにつながることだから、あなたが許せる時が来たら、あなたを連れて会いに行きます。奥能登でしたよね?小さな旅館で働いて頑張っているあなたのところにいつかきっと」と言うと、門倉麻子(小池栄子)は「その時は傘を忘れないで下さいね。お天気が変わりやすいから」と言い、別れ際、柏崎結衣(沢尻エリカ)は「1つだけあなたにお礼を言うとしたら、何でもない日常が母になることがどんなことか、考えもしなかった。おはよう、いってきます、いってらっしゃい、ただいま、おかえり、おやすみ、そういう言葉を言える相手がいることがどんなに幸せなことか、あなたに奪われた9年間がなければ気付かなかった。あの子を育ててくれてありがとう。」と告げ、その場を後にするのでした。
その後、柏崎結衣(沢尻エリカ)と柏崎陽一(藤木直人)は再び婚姻届けを提出し、柏崎広(道枝駿佑)と田中今偉(望月歩)はカンちゃんの命日にお墓参りに来ていた木野愁平(中島裕翔)に110円を持っていたら、いつまでも過去に縛られるから使っちゃいましょうと言われ、2人から10円ずつもらい130円にして缶ジュースを買い、3人で缶ジュースを飲みながら、柏崎広(道枝駿佑)は3歳の時にさらった犯人に、田中今偉(望月歩)は放置した母親に誰よりも幸せになって復讐することを誓うのでした。
キャスト
柏崎結衣(沢尻エリカ)
柏崎陽一(藤木直人)
木野愁平(中島裕翔)
柏崎広(道枝駿佑)→子供時代(吉武歓)
緒野琴音(高橋メアリージュン)
西原太治(浅野和之)
柏崎里恵(風吹ジュン)
西原莉沙子(板谷由夏)
西原繭(藤澤遥)
門倉麻子(小池栄子)
出典:http://www.ntv.co.jp/haha/cast_staff/index.html
感想
『母になる』第10話 最終回を見た視聴者の感想をまとめてみました。
最初から最後までハマって見れて楽しめた!最終回は何か呆気ない感じもしたが、続編が見たいのでお願いします♪出演者の皆さんやスタッフの方々など撮影お疲れ様でした。#母になる #沢尻エリカ #藤木直人 #小池栄子#板谷由夏 #浅野和之 #道枝駿佑 #中島裕翔 #風吹ジュン#望月歩 pic.twitter.com/ILrqW8iA2u
— むらかみとおる(32) (@Brit_toru) 2017年6月14日
先週までの結衣の行動の矛盾も木野さんがしっかり指摘してくれて、最終回にしてやっと「母になる結衣ちゃん」が見れた気がするし、麻子さんもやっと自分と向き合えて。馴れ合いではないけど良い関係だなと思えたのは、ようやく二人が自分自身とお互いのことをしっかりと認識してたところ。 #母になる
— しゅしゅ (@ss77knsutk) 2017年6月14日
#母になる まゆちゃん家族もすごくよかったね。りさこさんの「まゆ、おいで」の時のお顔がすごくお母さんでさあ〜 めっちゃお母さんのこと思い出して泣いてしまった
— おとは (@cotocotobunco) 2017年6月14日
#母になる 本当に難しい小池栄子の役。最初の、コウを助けて育てた自分は悪くないむしろ被害者よという酷い態度から、段々状況が変化していきカウンセリングを受け、自分の母との関係を受け入れ、ユイの気持ちを理解した時の涙は、台詞がなくても麻子が何かを乗り越えたのがわかる凄い演技力だ。
— らんちゃん♪ (@ran_channel0124) 2017年6月14日
母になる 終わっちゃった(T_T)
麻子さんが旅館をクビになったこと、黙ってたけど迷惑かけると思って言わなかったのかな…
切なかったけどハッピーエンドでよかった☆#母になる
— にゃ-★ (@90100mar) 2017年6月14日
門倉麻子(小池栄子)はカウンセリングに通うことで、ようやく自分の間違いに気付き、最後に柏崎結衣(沢尻エリカ)と話していた時は、今までとはまるで違った門倉麻子で、小池栄子の演技力の高さを改めて感じました。
木野愁平(中島裕翔)も110円をついに使い、今まで縛られてきた過去から抜け出し、柏崎広(道枝駿佑)と田中今偉(望月歩)も誰よりも幸せになると誓い、柏崎結衣(沢尻エリカ)と柏崎陽一(藤木直人)は再び婚姻届けを提出し、全員が前向きに進んでいくポジティブなラストになっていたのが本当に良かったと思いました。
『母になる』ネタバレ
※『母になる』の各話のネタバレはこちらをご覧下さい。
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