9月23日放送の『爆報!THEフライデー』で「実録・東大の黒歴史!東大史上最も天才と言われた男の大事件」が放送されます。
『爆報!THEフライデー』の実録・芸能界事件簿もさすがに扱う芸能人がもういないのか?
今回は芸能人ではないですが、実録シリーズが久しぶりに放送されるので、大変楽しみですが、東大史上最も天才と言われた男とは一体誰のなのか?
そして光クラブ事件とは一体どんな事件だったのかについて迫ってみたいと思います。
山崎晃嗣のプロフィール
光クラブ社長山崎晃嗣と彼の日記 pic.twitter.com/cRUyRXKlId
— 八月 (@8th_month) 2016年4月3日
名前:山崎晃嗣(やまざき あきつぐ)
生年月日:1923年10月
出身地:千葉県木更津市
光クラブ事件が起きたのは今から68年も前の話になります。
山崎晃嗣は医師で木更津市市長だった山崎直の五男として生まれ、旧制木更津中(現・千葉県立木更津高等学校)に進学します。
ちなみに現在の千葉県立木更津高等学校の偏差値は66なので、今でも高い偏差値を誇っています。
その後、1942年に東京帝国大学法学部(現・東京大学法学部)に入学します。
ちなみに現在の千葉県立木更津高等学校の偏差値は72ですから、やはり相当頭が良かったことがうかがえます。
しかし時代は戦時中であったため、学徒兵として北海道旭川市の北部第178部隊の糧秣委員となり、終戦を迎えるも、上官の命令で食糧隠匿に関与したことを密告されて横領罪で逮捕されて上官をかばって懲役1年6カ月、執行猶予3年の判決を受けてしまうことになります。
執行猶予は受けたものの、厳しい尋問が行われたため、人間不信となり、このことが後の事件に影響することになります。
そして東京大学に復学すると、今までの遅れを取り戻すかのように猛勉強に励み、分刻みのスケジュールで全ての科目で優の成績を収めることになります。
分刻みのスケジュールを全て記録したり、全てにおいて優の成績を収めようとする辺り、山崎晃嗣が完璧主義であったことがうかがえます。
大学時代には逮捕された時の影響からか、ほとんど誰とも接しようとはしませんでした。
その異様な姿を当時同じ東京大学法学部に通っていた三島由紀夫もしていたというので、天才すぎるといくら東京大学とはいえ、他の人とは話が合わなかったのかもしれませんね!
ちなみに三島由紀夫はこの光クラブ事件をモデルにした小説『青の時代』を1950年に発表しています。
小説にするほどなので、三島由紀夫も山崎晃嗣のことは同じ天才として意識していたということかもしれませんが、三島由紀夫が小説のモデルにした光クラブ事件とは一体どんな事件だったのでしょうか?
光クラブ事件とは?
1948年9月に山崎晃嗣は友人の日本医科大生三木仙也と「光クラブ」という名で貸金業を開始することになります。
まず高配当を謳って資金を集め、集めたお金を高利で貸しつけるというシステムを作り出し、当時では画期的な宣伝を打って、多額の資金を調達することに成功!
なんと当時の出資者には東京大学法学部の一学年下で「日本マクドナルド」「日本トイザらス」の創業者として知られる藤田田もいたというから驚きです。
当時の東京大学法学部は三島由紀夫も藤田田もいたっていうのが本当に凄い人物が集まっていたんだなと痛感させられますが、学生の仲間内で始めた4カ月後の1949年1月には資本金400万円、社員30人の規模にまで会社が成長することになります。
今にすると400万円はそこまで凄い金額ではないと思いますが、昭和20年代の公務員の初任給が6500円で、現在の公務員の初任給は17万円なので、当時の価値の約26倍と考えると、当時の400万円は今でいう1億400万円ということになるので、かなりの額ですよね!
しかし成功は長くは続きませんでした。
1949年7月4日に山崎晃嗣は法廷利息を上回っていたことから物価統制令違反で逮捕されてしまいます。
法廷利息を上回る額で貸すというのは今でいうヤミ金のようなものですね!
逮捕はされましたが、不起訴となり、光クラブを再開するも、逮捕されたことですっかり信用を失い、光クラブの名前を変えて資金集めに奔走するも上手くはいかずに、最終的には株の空売りなどでも資金を集めようとしますが、これも失敗に終わり約3000万円の債務を履行できなくなった山崎晃嗣は自ら命を絶つことになります。
3000万円というと現在では7億8000万円ですので、27歳でその額の負債を背負うことになったわけですね!
それにしても大学で誰とも話さないような人がよくここまでの事件を起こせたなと思いますが、実は誰とも話さなかった一方で、女性関係には奔放で愛人が6人がいたということもありますが、6人の女性には恋愛感情は全くなかったと言います。
やはり一度目の逮捕時の影響で人を信じられないところが出ているのかもしれませんが、東大史上最も天才と言われた男は違う方に頭を使えば三島由紀夫や藤田田のような形で有名になれたかもしれないのに、こんな形で有名になってしまうというのはなんとも残念な話ですね!
三島由紀夫以外にも過去に小説やドラマで光クラブ事件がモデルになっていた!
三島由紀夫の『青の時代』の他にもこの光クラブをモデルにした作品は数多く小説では・・・
・『悪の華/北原武夫』
・『東京の門/田村泰次郎』
・『白昼の死角/高木彬光』
・『虚業集団/清水一行』
と多くの小説のモデルとなり、ドラマでも光クラブをモデルにした作品が数多くあります。
TBS『白昼の死角』
NHK『蒼い光芒』
日本テレビ『夢を喰った男』
フジテレビ『わが家の歴史』
など、ほとんどのドラマで山崎晃嗣がモデルとなり、日本テレビの『ザ!世界仰天ニュース』でも光クラブ事件が取り上げられていますが、2006年のことなので、10年前ですから久々にテレビで取り上げられることになりすね!
番組では、当時の映像と直筆のノートから謎を解くということで、どのような展開でこの事件が語られるのかが楽しみですね!
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