10月26日に放送の『ドラフト緊急生特番2017!お母さんありがとう夢を追う親子の壮絶人生ドキュメント』では、九州共立大学4年 望月涼太(もちづき りょうた)選手(22歳)の「”野球”が切り裂いた家族の絆!今夜、家族の笑顔を取り戻す。」が放送されました。
番組内では大変感動的なエピソードが語られました。
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その親子の感動エピソードを皆様にお伝えしていきたいと思います。
野球を始めてから狂い出した家族の絆!
1995年、滋賀県彦根市に小さな建設会社を営む望月家の長男として望月涼太選手は生まれ、ごく普通の幸せな家族として暮らしていましたが、15年前に最後に撮った家族写真を最後に家族写真は1枚も残ってはいません。
その理由は望月涼太選手が野球を始めたことにありました。
望月涼太選手は小学生の頃から野球に一途で、試合に負ければ号泣し、情熱は1人飛び抜けていました。
そして号泣している望月涼太選手の元に父親の吉伸さんと母親の友子さんが駆け寄ると、突然「僕、このチーム辞める。負けても悔しくない奴らと一緒に野球したくない。」と言い、少年野球チームを退団してしまいます。
望月涼太選手は野球チームを辞めても野球への思いは変わらず、一流のプロ野球選手になるため、1人で練習を続け、ある日、お父さんに「毎日、練習に付き合って欲しい。」と告げ、父と子の練習は早朝に毎日2時間付き合い、仕事後も練習に付き合い、毎日バッティングセンターに3時間以上、付きっきりの日々を送ることになりました。
そして、お父さんは息子の情熱を受け止めるため、会社を早退してまで付き合うようになっていきます。
その後、望月涼太選手は小学校5年生の時、硬式野球チームに入団し、野球塾にも通い始めることになりました。
しかし、それが家族の生活に影を落とし始めることになってしまったのです。
家族の絆を取り戻すためプロ野球を目指す!
望月涼太選手の野球塾やバッティングセンターの利用料などで、月10万円超の出費となり、母親の友子さんがパートに出ないといけないほど、家計は回らなくなってしまったのです。
それでも父親の吉伸さんは息子を全力で支えると決め、地元のバッティングセンターでは満足できなくなっていた息子のため、85万円のバッティングマシーンまで購入し、いつしか息子の夢を支えることが父の全てになっていました。
二人三脚でプロの世界に行こうと、中学生に入ると、さらに親子の練習時間は増えていきました。
この頃には父親の吉伸さんは会社にも行かず、会社は部下に任せっきりになっていたため、なんとその間に部下に会社の金を横領されてしまうことになってしまいます。
そして数千万円の被害額を出し、会社は廃業を余儀なくされてしまいます。
ここから生活が激変し、食費にも困る日々で、家庭の中では言い争いが増える日々になってしまいました。
それでも「息子が高校に入るまでは練習に付き合いたい。」と、父は働こうとせず、どうしても耐えられないならと離婚まで切り出してしまいます。
そんな様子に望月涼太選手が一人部屋で泣いていると、妹の里緒菜さんが「お兄ちゃん辞めなよ…野球…お父さんもお母さんも、お兄ちゃんが野球好きなの知ってる。でも家族がここまでぐちゃぐちゃになってるのに今はもうお兄ちゃんもつらいのに、それでも続けることなの?野球って?」と声をかけ、前までは普通に笑顔もあって、幸せだったのに、自分が野球をやってから家族がバラバラになってしまったことで、もう死にたいと思うこともありましたが「自分が野球を辞めれば家族は元に戻れるのか?このまま野球を辞めても幸せな時間は戻らない。必ずプロ野球選手になる。それは夢ではなく果たすべき使命」と考えて、野球を続け、奨学金で東大阪大柏原高校に進学し、甲子園に出場しました。
甲子園に出てもプロには届かなかった望月涼太選手を支えるため、父親の吉伸さんは運送会社で働き、母親の友子さんは昼夜を問わずにパートで働き、高校卒業後は奨学金で、九州共立大学に入学した望月涼太選手は才能が大きく開花し、ドラフト候補に名前が挙がるまでになりました。
しかし望月涼太選手は今年のドラフトで指名されることはありませんでした。
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