前回の第6話では、失踪した巻真希(松たか子)と夫の巻幹生(宮藤官九郎)のそれぞれの真実が語られました。
⇒【カルテット】6話のネタバレあらすじと感想「巻幹生(宮藤官九郎)の鍋敷きやレモンのエピソードが悲しすぎる」
そして第7話では、世吹すずめ(満島ひかり)は、なぜ縛られていたのか?
来杉有朱(吉岡里帆)は、なぜ別荘にやってきたのか?が明らかとなります。
夫婦が選んだ結末とは?
夫婦の恋物語の後編となる2月28日放送『カルテット』第7話のキャスト・あらすじ・感想をネタバレでお届けしていきます。
『カルテット』第7話のあらすじ
世吹すずめと来杉有朱の真相
家森諭高(高橋一生)と猿を探しに来ていた来杉有朱(吉岡里帆)は無職でお金のない家森諭高(高橋一生)に「ヴィオラをメルカリで売ればいいじゃないですか?」と提案しますが、自分のは高くなく、巻真希(松たか子)や別府司(松田龍平)のなら高く売れることを告げます。
そして別荘に誰もいないことを知ると、来杉有朱(吉岡里帆)は車に乗って、急いで別荘に向かうのでした。
一方、世吹すずめ(満島ひかり)は巻幹生(宮藤官九郎)に拘束されている途中で物音がして下の階に見に行くと、来杉有朱(吉岡里帆)がヴァイオリンを持ち出そうとしており、巻幹生(宮藤官九郎)は巻真希(松たか子)のヴァイオリンを奪い返すために取り合いとなり、来杉有朱(吉岡里帆)はベランダから転落してしまいます。
急いで駆け寄った巻幹生(宮藤官九郎)は来杉有朱(吉岡里帆)が持っていたスマホで連絡しようとするも、119番すると自分が捕まってしまうと思い、連絡できずにいると、巻真希(松たか子)が帰ってきて、2人は久しぶりの再会をするのでした。
その頃、会社に閉じ込められたままの別府司(松田龍平)は閉じ込められていることをメモに書いてドアの下の隙間からメモを外に出して、誰かに気付いてもらおうとしますが、肝心の文字が書かれている部分がドアの外に出た時に反対になってしまって見えなくなってしまいます。
一方、巻幹生(宮藤官九郎)と久しぶりの再会を果たした巻真希(松たか子)は家の中に入って、ケガを手当てすることになりました。
そして家の中が荒れていることに気付いて、世吹すずめ(満島ひかり)がどこに行ったのかを巻幹生(宮藤官九郎)に尋ねると、浜松でコンビニ強盗をしたことを明かし、警察を呼ぶって言うから縛ったと告げます。
すると巻真希(松たか子)は「一緒に警察に行こう。」と言うと、今度は来杉有朱(吉岡里帆)を殺しちゃったと告白します。
そこで来杉有朱(吉岡里帆)の姿を見た巻真希(松たか子)は「逃げて一緒に暮らそう。」と言いますが、巻幹生(宮藤官九郎)は「ちゃんと離婚して自分の人生を歩んだ方がいい。」と告げますが、巻真希(松たか子)は「いいよ!自分の人生なんか面白くないもん。こんな人間の人生なんていらないもん。」と言って、逃げることを決めてしまうのでした。
巻真希と巻幹生の逃避行
巻真希(松たか子)は世吹すずめ(満島ひかり)の所へ行き、別府司(松田龍平)か家森諭高(高橋一生)が帰ってくるまでは、ほどけないと言って謝り「ちょっと出かけてくるね…」と言って、巻幹生(宮藤官九郎)と、ますは来杉有朱(吉岡里帆)を見つからない場所に移動させようと向かいます。
一方、来杉有朱(吉岡里帆)は目を覚まし、死んだと思い込んだ巻幹生(宮藤官九郎)と巻真希(松たか子)がやってくると、目を閉じて死んだふりをし、2人は来杉有朱(吉岡里帆)を車に乗せて運ぼうとしますが、巻幹生(宮藤官九郎)は迷惑はかけられないと来杉有朱(吉岡里帆)と湖に沈んでくると言って、巻真希(松たか子)を残して走り去ってしまうのでした。
すると巻真希(松たか子)は来杉有朱(吉岡里帆)が乗ってきた車で追いかけ、世吹すずめ(満島ひかり)は拘束を外して出ると、巻鏡子(もたいまさこ)がタクシーでやってきて、巻幹生(宮藤官九郎)が生きていたことを報告し、タクシーで巻真希(松たか子)を追いかけます。
一方、巻幹生(宮藤官九郎)は車を出て沈む場所を決めていると、車に残された来杉有朱(吉岡里帆)が起きて、そのまま車を運転して逃げてしまうのでした。
そして追いかけてきた巻真希(松たか子)は来杉有朱(吉岡里帆)が運転してきた車を見つけ、車を停車させると、お互いに窓を開けて「ごめんなさい。」と言い、来杉有朱(吉岡里帆)は「返します。返しましたから」と言って、車を交換して来杉有朱(吉岡里帆)は走り去っていくのでした。
一方、別府司(松田龍平)は取り残されたまま、一人クロスワードパズルをして過ごします。
その頃、来杉有朱(吉岡里帆)は家森諭高(高橋一生)がいる場所に車で戻り「私ずっと猿探してましたよね?」と確認し、同意を得るのでした。
そして巻真希(松たか子)を探していた世吹すずめ(満島ひかり)は来杉有朱(吉岡里帆)が運転する車に乗る家森諭高(高橋一生)を見つけて信号で隣になり、窓を開けて呼びかけますが、大音量で世吹すずめ(満島ひかり)の声は聞こえずに、そのまま走り去っていってしまいます。
一方、巻幹生(宮藤官九郎)は街をさまよい、警察に声をかけると、ちょうど巻真希(松たか子)が車に乗って現れ、車に乗せると「まさか生き返るとはねぇ…」と言い、来杉有朱(吉岡里帆)に会って謝られたことを告げると、巻幹生(宮藤官九郎)は来杉有朱(吉岡里帆)がヴァイオリンを持って帰ろうとしていたことを告げます。
そして巻真希(松たか子)は巻幹生(宮藤官九郎)を乗せて東京の家に帰るのでした。
巻真希と巻幹生の別れ
帰る途中にコンビニに寄った巻真希(松たか子)は追いかけてきた世吹すずめ(満島ひかり)に見つかり、戻るように説得されますが、巻真希(松たか子)は「夫婦だから…彼のことが好きなんだよ…ずっと変わらないまま好きなんだよ…」と言って、車に戻って東京に行ってしまいます。
東京の自宅に戻った2人は久しぶりに夫婦の時間を楽しみます。
巻真希(松たか子)は鍋を食べながら、この1年間あったことを話し、巻幹生(宮藤官九郎)も話そうとしますが、話してる途中で「ゆず胡椒取ってくる。」と取りに行くと「ワインもあった。」と、完全に巻幹生(宮藤官九郎)の話はどこかへいってしまい、巻幹生(宮藤官九郎)は鍋を食べ終わったら警察に自首することと、その前に離婚届を出しにいくことを告げます。
そして巻幹生(宮藤官九郎)は勝手にいなくなって1年間一人にさせたことを謝罪すると、巻真希(松たか子)は「私はまだ直接何も言われたわけじゃないから」と言うと、巻幹生(宮藤官九郎)は「2年間一緒にここで暮らしていい思い出もいっぱいある。大事に思ってた。今も大事に思ってる。だから幸せになって欲しいと思ってる。感謝してる。ありがとう。」と言い、巻真希(松たか子)も「こちらこそありがとう。結婚して2年…3年間ずっと幸せだったよ。好きだったよ。」と言い、2人はお互いの結婚指輪を外して、離婚届を提出しました。
そして2人は最後に握手をして、巻幹生(宮藤官九郎)は警察に自首をするのでした。
その後、巻真希(松たか子)は会社に閉じ込められたままの別府司(松田龍平)を助け、翌日またノクターンで演奏するのでした。
演奏終了後、巻真希(松たか子)は3人に離婚して巻真希から早乙女真希に名前が戻ったことを告げ、家森諭高(高橋一生)から「良い家の方ですか?執事は?」と言われ、世吹すずめ(満島ひかり)からは「レベルアップした感じがする。」とまで言われてしまいます。
早乙女真希(松たか子)は今後は下の名前の真希で呼ぶように言いますが、別府司(松田龍平)に「それだと離婚した感がない。」と言われ、家森諭高(高橋一生)からは「せっかく名前取り戻したのに巻き戻ってる感出ちゃって、巻き戻ってる感ありません?巻き戻ってる感ありますよね?」と何度もウケるまで言い続けると、腰をケガした巻鏡子(もたいまさこ)が降りてきて「腰のケガが直ったら帰りますから」と言うのでした。
その後、早乙女真希(松たか子)は世吹すずめ(満島ひかり)に「教えてくれる詩集も映画もよくわからなくて面白くなかった。こんな面白くないもの面白いっていうなんて、面白い人だなぁ~って、よくわかんなくて楽しかった。」と言って、詩集を暖炉に投げて燃やします。
そして世吹すずめ(満島ひかり)は「ちょっとやりますか?」と言って、2人は演奏をするのでした。
キャスト
巻真希(松たか子)
世吹すずめ(満島ひかり)
家森諭高(高橋一生)
別府司(松田龍平)
来杉有朱(吉岡里帆)
谷村大二郎(富澤たけし)
谷村多可美(八木亜希子)
巻幹生(宮藤官九郎)
巻鏡子(もたいまさこ)
出典:http://www.tbs.co.jp/quartet2017/cast/
感想
いや~今回も前回に引き続き神回でした。
巻真希(松たか子)と巻幹生(宮藤官九郎)が東京の自宅に戻り、お互いに2年間の思いを語り、感謝して結婚指輪を外すシーンは何とも切なく、涙なくしては見れませんでした。
最後に早乙女真希(松たか子)が世吹すずめ(満島ひかり)に巻幹生(宮藤官九郎)のことを語って、詩集を燃やした後に、世吹すずめ(満島ひかり)が「ちょっとやりますか?」と言って、2人で演奏するシーンも凄く良かったですね!
シリアスな展開の中に別府司(松田龍平)が会社に閉じ込まれたままだったのが、いいアクセントになってたのも良かったですね!
これで夫婦の問題は終わったわけですが、そうなるとこれからどうなるんだろう?
ますます、どんな展開になっていくのかがわからないので、次回からの『カルテット』も予想だにしない展開が待っているに違いないので、楽しみですね!
『カルテット』ネタバレ
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