【カルテット】6話のネタバレあらすじと感想「巻幹生(宮藤官九郎)の鍋敷きやレモンのエピソードが悲しすぎる」

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前回の第5話では、失踪した巻真希(松たか子)の夫(宮藤官九郎)が登場し、生きていたことが判明しました。

【カルテット】5話のネタバレあらすじと感想「巻真希の夫がクドカン!来杉有朱(吉岡里帆)の演技がヤバすぎる」

果たして、夫(宮藤官九郎)が失踪した理由とは何だったのか?

第二章の幕開けとなる2月21日放送『カルテット』第6話のキャスト・あらすじ・感想をネタバレでお届けしていきます。

 

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『カルテット』第6話のあらすじ

 

巻真希と巻幹生が真実を語る

 
巻真希(松たか子)は巻鏡子(もたいまさこ)とちゃんと話をするために出かけ、家森諭高(高橋一生)も1日で10万円もらえるというバイトをするために出かけることになりました。

一方、巻幹生(宮藤官九郎)は名前を偽り、家森諭高(高橋一生)の先輩だと言うと、世吹すずめ(満島ひかり)は別荘に連れていくことにしましたが、別荘に帰ると、誰もいませんでした。

その頃、巻真希(松たか子)は巻鏡子(もたいまさこ)に会うなり、いきなりビンタされ「いつまで猫かぶってんの?本音で話しましょう。あなた幹生を殺したの?」と言われてしまいます。

一方、世吹すずめ(満島ひかり)は巻幹生(宮藤官九郎)がしていた指輪が巻真希(松たか子)がしているのと同じだと思っていると、インターホンが鳴り、家森諭高(高橋一生)が帰ってきたかと思って向かうと、宅配便で、配達員から巻幹生(宮藤官九郎)の靴が銀行やコンビニで強盗に投げるカラーボールが投げられたみたいになっていることを指摘され、カラーボールの存在を知らなかった世吹すずめ(満島ひかり)は驚きます。

そして世吹すずめ(満島ひかり)が巻幹生(宮藤官九郎)に話を聞くと、コンビニで店員がいない隙にレジから3万9000円を取って逃げて、カラーボールを投げられたことを話すと、世吹すずめ(満島ひかり)は警察に電話しようとしてしまいます。

慌てる巻幹生(宮藤官九郎)に世吹すずめ(満島ひかり)は「真希さんね。お帰りになるのずっと待ってたんですよ!その結果がコンビニ強盗って、まぁまぁ凄いですよね?」と言うと、巻幹生(宮藤官九郎)は「彼女のことはいつも考えていました。いつも申し訳ないなって」と言い、世吹すずめ(満島ひかり)は「じゃあなぜ?」と理由を聞くと、巻幹生(宮藤官九郎)は「好きじゃなくなったからです。」と答えるのでした。

その頃、巻真希(松たか子)は巻鏡子(もたいまさこ)に「出ていった理由は自分でもわからない。」と語るのでした。
 

2013年12月

 
巻幹生(宮藤官九郎)がタクシーに乗ると、タクシーを拾えなかった部下が仕事の撮影でヴァイオリンを弾いてもらった巻真希(松たか子)を連れて同乗することとなり、2人は出会います。

そこで一目ぼれした巻幹生(宮藤官九郎)と仕事先の人としか考えていなかった巻真希(松たか子)は何度か食事するうちに巻真希(松たか子)も巻幹生(宮藤官九郎)に惹かれていくことになります。

そして巻幹生(宮藤官九郎)は「巻真希なっちゃうけど、いいかなぁ?」とプロポーズし、巻真希(松たか子)から「そんなプロポーズないでしょ?ちゃんと言って!」と言われて「結婚しよう。」と巻幹生(宮藤官九郎)が改めてプロポーズして、2人は結婚することになりました。
 

2014年8月

 
結婚しても恋人同士のような関係でいたかった巻幹生(宮藤官九郎)と、結婚して家族になりたかった巻真希(松たか子)は一緒に住むうちに、どんどんすれ違っていくことになります。

人事部に配属された巻幹生(宮藤官九郎)はその分、一緒に過ごす時間も増えて恋人同士のような関係の時間を持てると思っていましたが、巻真希(松たか子)の普通な面がどんどん見え始め、最初に出会った頃のミステリアスな雰囲気がなくなり、ヴァイオリンも辞めて、家事ばかりする姿も退屈に感じていきました。

一方、巻真希(松たか子)は一緒に過ごしているうちに隠し事のない素直な自分でいられると思って、やっと家族になれたと思って喜んでいました。

しかし巻幹生(宮藤官九郎)はどんどんつまらなく感じていき「こんなんじゃダメだ!結婚したからには頑張らなきゃ!」と、無理して話を聞いたりしているうちに、家に帰りたくなくなり、残業だと嘘をついて元カノに会ったりしてしまいます。

そして家に帰ると、また生活感溢れる話をされて、巻幹生(宮藤官九郎)は、うんざりしてしまうのでした。

 

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2015年7月

 
ある日、巻真希(松たか子)が入院することになって、しばらく一人になった巻幹生(宮藤官九郎)は好きなDVDを見たりして一人の生活を満喫していました。
 

2016年1月

 
巻幹生(宮藤官九郎)は会社を辞めたことを巻真希(松たか子)には告げずに毎日会社に行くふりをしていました。

ある日、恋人時代に贈った詩集を鍋敷きの代わりにされ、巻幹生(宮藤官九郎)は次の日、気が付いたらベランダの柵に足を掛けていて、3階から落ちてしまいます。

そして顔中に包帯を巻いた家森諭高(高橋一生)が隣になり、家森諭高(高橋一生)から巻真希(松たか子)が奥さんで羨ましいと言われ「あんないい妻がいて、文句言ってたら怒られますよ!優しそうで、品があって、完璧な。1億点の妻じゃないですか?」と言われ、巻幹生(宮藤官九郎)は好きじゃないのに唐揚げにレモンかけられることを言うと「それぐらいで…」と言われてしまい、それが悔しくて、家森諭高(高橋一生)にベランダから妻に突き落とされたと嘘を言ってしまったのでした。

退院後、会社の同僚と飲んでいた巻幹生(宮藤官九郎)は同僚が唐揚げにレモンをかけようとすると、唐揚げにレモンをかけるのが嫌いだと言い「外で食べる時ぐらい好きに食べさせてくれよ!」と言います。

実はその居酒屋には巻真希(松たか子)も来ていて、巻幹生(宮藤官九郎)の話を聞いてしまいます。

そして巻幹生(宮藤官九郎)は同僚に巻真希(松たか子)のことを「愛してるけど、好きじゃないんだよ!それが結婚」と言い、それを聞いた巻真希(松たか子)は一緒に来ていた友人たちを置いて、急に帰ってしまうのでした。

そこで巻幹生(宮藤官九郎)は巻真希(松たか子)が、その場にいたことに気付きます。

巻真希(松たか子)は家族が欲しくて結婚して、気が付いたら巻幹生(宮藤官九郎)は家族じゃなくて片思いの相手になっていて、巻幹生(宮藤官九郎)は結婚しても恋人のように思っていたくて、気が付いたら巻真希(松たか子)は恋人じゃなくて家族の一人になっていて、お互い欲しかったものが逆さになって、こんなんじゃなきゃダメだと思ってちゃんと話そうと思ったものの、2人になるとお互いに肝心なことを話すことができずに気まずい空気が流れ、巻真希(松たか子)が「買い忘れがあるから、コンビニに行ってくる。」と言って、家を出て一人になった巻幹生(宮藤官九郎)は外に出て、巻真希(松たか子)の背中を見ながら、反対の方向に歩き出して、そのまま失踪してしまうのでした。
 

巻真希と巻幹生が真実を語った後

 
巻真希(松たか子)は巻鏡子(もたいまさこ)に全てを話すと、巻鏡子(もたいまさこ)は「私が探して必ずあなたの元に連れ戻します。」と言いますが、巻真希(松たか子)は「離婚届出したいと思います。お世話になりました。」と言って、その場を後にしました。

一方、巻幹生(宮藤官九郎)は退職金をすぐに現金にして新宿からバスに乗って関西の方に行ったけど、もう所持金が70円しかなくて、東京のマンションに行ったら巻真希(松たか子)がここにいることを知って、ここに来たことを世吹すずめ(満島ひかり)に語ります。

その頃、別府司(松田龍平)は会社の倉庫に閉じ込められて家森諭高(高橋一生)に連絡するも、途中で電池が切れてしまいます。

家森諭高(高橋一生)は猿を見つけたら10万円もらえるというバイトをしているため、手が離せず、巻真希(松たか子)に事情を話して、別府司(松田龍平)の会社に行ってもらうように話しました。

一方、別荘では来杉有朱(吉岡里帆)が勝手に侵入してきて、巻真希(松たか子)のヴァイオリンを盗んで帰ろうとします。

その頃、なぜか世吹すずめ(満島ひかり)は縛られて閉じ込められていました。

そして巻幹生(宮藤官九郎)は来杉有朱(吉岡里帆)がヴァイオリンを盗んでいるのに気付いて「これは真希ちゃんのヴァイオリンだろ!」と言って、2人でヴァイオリンの取り合いとなり、来杉有朱(吉岡里帆)は別荘のベランダから落ちてしまうのでした。

 

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キャスト

 

巻真希(松たか子)

世吹すずめ(満島ひかり)

家森諭高(高橋一生)

別府司(松田龍平)

来杉有朱(吉岡里帆)

谷村大二郎(富澤たけし)

谷村多可美(八木亜希子)

巻幹生(宮藤官九郎)

巻鏡子(もたいまさこ)

出典:http://www.tbs.co.jp/quartet2017/cast/

 

感想

 
いや~今回は凄い展開でした。

まさか最後に来杉有朱(吉岡里帆)が落下してしまうとは…

家族が欲しくて結婚した巻真希(松たか子)と、結婚しても恋人のように思っていたかった巻幹生(宮藤官九郎)の恋愛から結婚、そして失踪までの流れやすれ違いが凄くリアルで深かったですね!

あの2人の回想シーンは思わず引き込まれ、そして心に突き刺さるものがありました。

映画を見ている途中で、いちいち話しかけてきたり、唐揚げのレモンが嫌いだと言えなかったり、そして贈った詩集を鍋敷きにされたりして、いろんなことの積み重ねがあって、出ていってしまった巻幹生(宮藤官九郎)の気持ちもわかりますね!

今回の話で、改めて本当に凄い作品だなと実感しましたし、クドカンは脚本家としても素晴らしいですが、俳優としても本当に素晴らしかったです。

次回は、巻真希(松たか子)と巻幹生(宮藤官九郎)が逃避行するのかな?

第1話を見た段階では、よもやこんな展開になるとは予想だにもしていなかったので、回を重ねるごとに、次回が気になって仕方ありませんね!

次回も楽しみです。

 
『カルテット』ネタバレ

※『カルテット』の各話のネタバレはこちらをご覧下さい。

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コメント

  1. jonton より:

    第6話で、来杉有朱が巻真希のバイオリンを盗もうとしたのは間違いないですが、
    世吹すずめを縛って閉じ込めたのは巻幹生ではないでしょうか?

  2. すずめちゃんファン より:

    夫さんは入院中、家森さんに「それぐらいで」と言われたのが悔しくて妻に突き落とされたと嘘をついたのでしょうか?
    私には「妻に背中を押された」と聞こえたのですが。
    それは実際に押されたのでは無く、精神的に追い詰められていた、と私は解釈しましたが。
    だから夫さんは嘘ついて無いと思います。
    家森さんが、勝手に妻に落とされたって思い込んでるだけだと思いますけど。

  3. やまさん より:

    こんばんは。
    前半見逃したので参考になりました。
    すずめを縛ったのは、巻じゃないですかね?
    警察に通報しようとしたからとりあえず縛って、階段降りてきたら、泥棒に入ったアリスと遭遇かなーと。
    夫婦のすれ違いについて考えさせられ、最後の最後でテンポよく予想外の展開へ…次週が気になりますね。

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