前回の第7話では、巻真希(松たか子)と夫の巻幹生(宮藤官九郎)の夫婦の恋物語が終わり、2人は離婚することになりました。
⇒【カルテット】7話のネタバレあらすじと感想「巻幹生と巻真希が離婚し旧姓の早乙女真希に戻る」
夫婦の物語も終わり、4人の片思いが進展することになるのか?
4人の片思いの行く末が気になる3月7日放送『カルテット』第8話のキャスト・あらすじ・感想をネタバレでお届けしていきます。
『カルテット』第8話のあらすじ
別府司が弟に追い込まれる
腰の調子が良くなった巻鏡子(もたいまさこ)は夕食を作りながら「4人の生活習慣が乱れているから時間割りを作りましょう。」と説教を始めるも、4人はそんな説教を聞き流して、夕食を食べ、翌日、巻鏡子(もたいまさこ)は早乙女真希(松たか子)に「もう真希ちゃんには連絡しない。自分の人生を生きて下さい。」と言って、帰っていくのでした。
その後、家森諭高(高橋一生)は別府司(松田龍平)に「別府くん結婚しても僕を追い出さないでよね!真希さん離婚したし、チャンスじゃないの?」と言うと、別府司(松田龍平)は呆然としながらも「そんなこと思ってませんよ!」と言って、ごまかします。
そして世吹すずめ(満島ひかり)が2階から降りてきて別府司(松田龍平)と昼ごはんに、ざるそばを食べていると、家森諭高(高橋一生)が2階から降りてきて「便座が温かくならない。」と、別府司(松田龍平)に見に行かせて、家森諭高(高橋一生)は別府司(松田龍平)の食べかけのざるそばを食べてしまいます。
それを見た世吹すずめ(満島ひかり)は家森諭高(高橋一生)にバイトが決まったかを聞くと、家森諭高(高橋一生)は「すずめちゃんって前に別府くんとキスしてたよね?別府くんって、でも真希さんのこと好きだよね?真希さんお離婚しちゃったし、ピンチじゃない?」と話をそらします。
すると世吹すずめ(満島ひかり)も「一緒に探しましょうよ!」とバイトの話に話を戻してそらそうとしますが、家森諭高(高橋一生)は「ご文字しりとりする?か・た・お・も・い」と言って、さらに話をそらしてしまうのでした。
そこに早乙女真希(松たか子)が帰ってきて世吹すずめ(満島ひかり)が頼んでいた物を渡すと、世吹すずめ(満島ひかり)は2階に行ってしまいます。
すると今度は早乙女真希(松たか子)がざるそばを食べ始め、家森諭高(高橋一生)は「晴れてお離婚したんだし、別府くんとかどうですか?相手として」と聞くと、早乙女真希(松たか子)は「家森さんこそ、好きな人とかいないんですか?」と言うと、家森諭高(高橋一生)は「向こうが僕を好きになる確率が低いから、僕は女性を好きにならないようにしてるんで! 」と答えます。
そんな中、別府司(松田龍平)の弟が夫婦の問題で相談しにやってくることになり、早乙女真希(松たか子)と家森諭高(高橋一生)は、しばらく出かけることにしました。
そして別府司(松田龍平)の弟が売りに出そうと査定するため、不動産屋を連れてやってきました。
さらに弟から「今いる人達がダメ人間じゃん。」と言われ、別府司(松田龍平)は「人を査定しに来たの?」と言って、不快感をあらわにします。
その様子を世吹すずめ(満島ひかり)は密かに聞いているのでした。
世吹すずめが恋のキューピットに
いつものように演奏会が終わると、別府司(松田龍平)は世吹すずめ(満島ひかり)に曲順を間違えたことを謝り、2階に行ってしまいます。
早乙女真希(松たか子)は別府司(松田龍平)が「落ち込んでてなんか変じゃなかった?」と世吹すずめ(満島ひかり)に聞くと「そうですか?私はちょっと気付かなかったですね。真希さん別府さんに聞いてみたらアイス有りますよ!持ってって聞いてみたらどうですか?」と提案し、早乙女真希(松たか子)が話しに行くも「アイスのフタをなめたことある?」と全然関係ない話をして盛り上がってしまいます。
世吹すずめ(満島ひかり)はその様子を見て部屋に戻り、平成24年12月4日に合格した宅地建物取引士資格試験の合格証を引き出しから出して眺めます。
翌日、スーツ姿の世吹すずめ(満島ひかり)は「バイトの面接に行ってきます。」と、不動産屋に向かい、採用されることになりました。
家に買った世吹すずめ(満島ひかり)は早乙女真希(松たか子)が雑誌を見ながら載っていたスイーツを食べたがると、別府司(松田龍平)に帰りに買ってくるように連絡して、帰ってくると早乙女真希(松たか子)は喜びます。
翌日、4人で神社に行って、おみくじを引くと凶を引いてしまった別府司(松田龍平)のおみくじを世吹すずめ(満島ひかり)は自分の大吉のおみくじと知らぬ間に交換して喜ばせます。
社員がおじいちゃんしかいない不動産屋で世吹すずめ(満島ひかり)は活躍し、根本(ミッキーカーチス)からピアノコンサートのペアチケットをもらうと、世吹すずめ(満島ひかり)は根本(ミッキーカーチス)に「私の好きな人と好きな人にこのチケットをあげてもいいですか?私の好きな人には好きな人がいて、その好きな人も好きな人で上手くいくといいなぁ~と思って」と告げるのでした。
家に帰ると、世吹すずめ(満島ひかり)は「同い年の人から鉄板焼きに行きましょうと誘われて行けなくなったので」と、早乙女真希(松たか子)と別府司(松田龍平)にペアチケットを渡して「2人で行ってきてください。」と言って渡します。
そして何度も邪魔しようとする家森諭高(高橋一生)を世吹すずめ(満島ひかり)が連れ出し、別府司(松田龍平)の負担になっているから部屋を出て一人暮らしすることを話し、家森諭高(高橋一生)にも部屋を勧めます。
すると家森諭高(高橋一生)は「すずめちゃんがここを出たいのは真希さんを見る別府くんを見るのがつらいからじゃないの?」と言われてしまいます。
続けて家森諭高(高橋一生)は「両思いは現実、片思いは非現実、間には深―い川が」と言うと、世吹すずめ(満島ひかり)は「2人が上手くいくように協力して下さい。」と頼むのでした。
早乙女真希の衝撃の嘘
ピアノコンサートの当日、2人はコンサートに行き、世吹すずめ(満島ひかり)は1人、不動産屋の中で、別府司(松田龍平)とコンサートに行ってデートしていることを想像して涙を浮かべてしまいます。
そして不動産屋を出ると世吹すずめ(満島ひかり)は走り出し、ピアノコンサートの会場に向かうと、一緒に写真を撮る2人の姿を見つけて、複雑な表情を浮かべながら2人が帰っていくのを見つめるのでした。
2人はそのままノクターンに行き、世吹すずめ(満島ひかり)は家に帰るも、鍵を忘れて家に入ることができなくなってしまいます。
そこに家森諭高(高橋一生)がたこ焼きを持って現れ、家に入ると世吹すずめ(満島ひかり)に「今頃2人はお酒でも飲んでるのかな?片思い」と言われ、世吹すずめ(満島ひかり)は「いいんです。片思いでちょうど、行った旅行も思い出になるけど、行かなかった旅行も思い出になるじゃないですか?」と言うと、家森諭高(高橋一生)は「意味がわからないね。」と言われてしまいます。
そして家森諭高(高橋一生)は「興味もない人からの告白って夢の話と同じでしょ?へぇーでしょ?別府さんに告白されても真希さん困ると思うよ。SAJの3段活用になりますよ。」と言って、世吹すずめ(満島ひかり)に「好きです。」と告白させ、家森諭高(高橋一生)は「ありがとう。こういうしかないでしょ?興味ない人に告白されても、返事したらダメだもん。へぇーって言ったら、傷つけちゃうでしょ?」と答えます。
それを聞いた世吹すずめ(満島ひかり)は「じゃあJは?」と聞くと、家森諭高(高橋一生)は「冗談です。この冗談ですでSはなかったことになるから、なかったことにしてみんな生きてるの」と言うのでした。
一方、ノクターンでは、別府司(松田龍平)が早乙女真希(松たか子)に「好きです。」と告白すると、早乙女真希(松たか子)は「ありがとう」と言うも、別府司(松田龍平)は何度も「好きです。」と言ってしまいます。
しまいには早乙女真希(松たか子)から「サンキュー」と言われ、別府司(松田龍平)はようやく「冗談です。」と言うのでした。
早乙女真希(松たか子)は「2人で出会ってたらまた違ったのかもしれないですけど、私達は4人で出会ったじゃないですか?このままみんなと一緒にいたいんです。死ぬなら今かなってぐらい今が好きです。」と答えます。
そして2人は帰りにたこ焼きを買って帰ると、店主から「ご夫婦?」と聞かれ、別府司(松田龍平)は「ただの僕の片思いです。」と言うと、店主は笑い出し、ちょっと前にも好きな子がお腹空かしてるから買いに来たことを明かし、恋人か聞いたら「いや片思いです。」って答えたことを明かすのでした。
一方、巻鏡子(もたいまさこ)の元には富山県警の大菅直木(大倉孝二)が現れ、早乙女真希(松たか子)は実際の早乙女真希とは全くの別人で、この女は誰なのかがわからない、誰でもない女であることを巻鏡子(もたいまさこ)は告げられてしまうのでした。
キャスト
巻真希→早乙女真希(松たか子)
世吹すずめ(満島ひかり)
家森諭高(高橋一生)
別府司(松田龍平)
来杉有朱(吉岡里帆)
谷村大二郎(富澤たけし)
谷村多可美(八木亜希子)
巻幹生(宮藤官九郎)
巻鏡子(もたいまさこ)
出典:http://www.tbs.co.jp/quartet2017/cast/
感想
巻真希(松たか子)と巻幹生(宮藤官九郎)が離婚して、ミステリー部分は終わって、片思いの話だけで進んでいくのかと思いきや、まさかまさかの最後に早乙女真希(松たか子)が別人だという衝撃展開が!?
何だこの展開は?
完全に4人の片思いに気を取られて、最後のあの展開には腰を抜かしてしまいました。
世吹すずめ(満島ひかり)が別府司(松田龍平)のために頑張る姿がかわいくもあり、切なくもあり、そして家森諭高(高橋一生)もSAJをやりながら、本当は冗談じゃないから切なかったですね…
別府司(松田龍平)も何度も早乙女真希(松たか子)にアタックするも玉砕して切ない感じでしたが、その早乙女真希(松たか子)が誰だかわからないって、もう凄すぎます。
最後までどうなっちゃうんだかわからない『カルテット』は残すところ、あと2話ですが、終盤の肝心な時に『WBC』があって、今回は1時間10分も延長してしまいましたよね…
来週も日本が2次ラウンドに進めば『カルテット』の前に『WBC』が放送されるので、来週も名作『カルテット』を見逃さないように放送時間にはくれぐれもご注意下さい。
『カルテット』ネタバレ
※『カルテット』の各話のネタバレはこちらをご覧下さい。
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