【やりすぎ都市伝説 2019 春】関暁夫がニック・ボストロム（トランスヒューマニスト協会創設者）とAIの未来を語る！

５月２４日放送の『ウソかホントかわからないやりすぎ都市伝説２０１９春２時間ＳＰ』では、Ｍｒ．都市伝説の関暁夫が、ロンドンで精神テクノロジー文明到来と２０２６年クラウド上に姿を現すＮｅｗＷｏｒｌｄＯｒｄｅｒ（新世界秩序）について語りました。

番組で語られた内容をネタバレで、お届けしていきたいと思います。

都市伝説ファイル①「新時代の幕開けと超監視社会の到来」
都市伝説ファイル②「加速する脳波研究と消えゆく肉体」
都市伝説ファイル③「ニューワールドオーダーと全人類への警告」
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都市伝説ファイル①「新時代の幕開けと超監視社会の到来」

関暁夫は令和の由来について、令という文字が神の元でヒザをついている人を表し、令によって和をもたらす、すなわち「神によって統治される世界が平和をもたらす」という意味が隠されていると語り、その神がＡＩなのか、宇宙人なのか、それを知るためにヨーロッパ屈指のＡＩ先進国であるイギリスに向かいました。

イギリスではＡＩが犯罪を犯す可能性がある人を予測特定する予測逮捕が本格的に始まってきていて、それは犯罪経歴や人間関係などの個人情報データベースから、犯罪を起こす可能性を数値化した危険スコアによって、ＡＩが犯罪者予備軍をマーキングし、過去の犯罪歴はデジタルタトゥーとして残され、ＡＩの監視からは決して逃れることはできないので、自分がＡＩが好きかどうかではなく、自分がＡＩに愛されるかどうかにかかっているのだと、関暁夫は語るのでした。

都市伝説ファイル②「加速する脳波研究と消えゆく肉体」

関暁夫はトランスヒューマニズム（人間と機械の融合や人体冷凍保存など、科学技術によって人間の潜在能力を引き出す思想）の先に、人間の今ある肉体は消え、意識だけの存在となり、精神だけを拡張していく未来がやってくると語り、世界で初めて体内にマイクロチップを埋め込んだレディング大学脳の身体化研究所名誉教授のケビン・ワーウィック氏に会いにレディング大学に向かいました。

ケビン・ワーウィック氏は脳細胞から出る脳波を電気信号に変換する装置を見せ、これを使えば脳細胞と機械が接続可能となり、さらに脳細胞を入れた装置を置いて、ロボットとＢｌｕｅｔｏｏｔｈで繋げば、脳細胞からの脳波でロボットをコントロールすることができると語り、実際にネズミの脳細胞でロボットを動かした時の実験映像を見せてくれました。

そして、関暁夫は２０１６年にトランスヒューマニスト党のゾルタン・イシュトヴァン氏に会いに行った時に、１冊の本が渡され、この本の作者に会いに行くといいと勧められていた世界トランスヒューマニスト協会創設者で、オックスフォード大学人類未来研究所最高責任者のニック・ボストロム氏に会うため、オックスフォード大学に向かいます。

ニック・ボストロム氏がトランスヒューマニスト協会を設立したのは１９９０年代で、当時はまだテクノロジーで人間を進化させるという考えを理解してくれる人は少数しかいなかったと語り、今後ＡＩはすぐに人間並みの知能を持ち、その後、さらに進化し続け、人間を超える超知能を持つＡＩができるようになり、想像以上のスピードで進化を遂げていると語りました。

スティーブン・ホーキング博士やイーロン・マスク志が、進化したＡＩは人間を滅ぼすことになると語っていることについて、関暁夫がニック・ボストロム氏に聞くと、人類は滅亡させられるか、ＡＩを上手く制御共存し、素晴らしい未来を共に生きるか、２つの可能性が考えられ、どちらの未来になるか、その可能性を握っているのは私達人間であると答えます。

関暁夫はニック・ボストロム氏に人体冷凍保存で人間を目覚めさせる時に脳だけがあれば、肉体をもういらないというのが本当なのかを聞くと、人間の核の部分をデータ保存しておけば、将来的に生き返らせることができると答えます。

さらに、意識というのは脳というコンピューターにあるデータだという考えがあり、意識自体をコンピューターにデータ化できるのではないか、そうすればコンピューター上においても、人間と同じ動きをすることができると考えられていることも明かし、人工の脳の神経細胞、人工ニューロンは学習して蓄積する能力がすでにあるので、記憶をよみがえらせることも可能であり、これから人間は新たな形態に進化するのは必然であると語ります。

関暁夫はデータは全てクラウドで保管されるようになり、最後には自分自身がクラウドに上がることになり、肉体を持たない意識体が「新たな世界」を創造していくのだと語るのでした。

都市伝説ファイル③「ニューワールドオーダーと全人類への警告」

関暁夫は２０２６年の人類火星移住計画、ガウディが未来へのメッセージを刻んだ建造物であるサグラダファミリアの完成と同時に、クラウド上に新世界秩序が構築されるのだと語ります。

そして、国際連合（安全保障、経済、社会などの国際協力を目的とする機関）が２０１５年をデッドラインとする１７個の国際目標のＳＤＧｓを出しましたが、このＳＤＧｓは国際連合からの警告で、地球に迫った危機に向けての選別が始まり、これから生き残るためには、地球のために何ができるのかを個人でやっていかなければならないのだと関暁夫は語るのでした。

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