カサギヒロシの漫画『逃走鉄馬バイソン』の3巻に収録されている『寺島』が吉岡里帆主演で、10月14日放送の『世にも奇妙な物語’17秋の特別編』で、実写化されます。
【作品情報 第2弾❗】
吉岡里帆さんが奇妙“初出演”で“初主演”!タイトルは『寺島(てらしま)』!!共演は峯田和伸さんです!!!
漫画家・山崎(峯田さん)の元に、臨時アシスタントの寺島(吉岡さん)がやって来る事から始まるサイコスリラー作品でございます! #世にも奇妙な物語 pic.twitter.com/TJhBu0rs4P— 世にも奇妙な物語【公式】 (@yonimo1990) 2017年9月25日
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吉岡里帆がサイコホラーに挑戦することでも話題の『寺島』のキャストやあらすじと感想をネタバレでお届けしていきたいと思います。
『寺島』のあらすじ
アシスタントが語る子供の頃の話
初連載が決定したものの、アシスタントが辞めてしまって困っていた漫画家の山崎(峯田和伸)の元に担当編集者の江田(福田温子)に紹介されたと、寺島ひな(吉岡里帆)と名乗るかわいらしい女性がアシスタントとして現れました。
初連載にかわいいアシスタントまで来たことで、思わずツイてるなと喜ぶ山崎(峯田和伸)でしたが、思うように仕事がはかどらず、ふと目にした寺島ひな(吉岡里帆)の横顔が気になり、スケッチブックに寺島ひな(吉岡里帆)の顔を描き始めてしまいます。
それに気付いた寺島ひな(吉岡里帆)は恥ずかしがって嫌がります。
山崎(峯田和伸)は初連載だから、いつもより女性をかわいく描きたかったことを伝え、聞いていなかった下の名前を聞くと、寺島ひな(吉岡里帆)は下の名前は「ひな」という名前であることを伝え、小学生の頃に友達にひなちゃんは太陽みたいだと言われたことを話すと、山崎(峯田和伸)は漫画に小さな女の子も出てくるから、その子をモデルにしようと話し、想像でスケッチを描くと、その絵を見た寺島ひな(吉岡里帆)は「違います。まこちゃんの髪はボサボサで、凄く痛んでて、背中は丸くて、暗くて、実はいじめられっ子で、魔女ってあだ名がつけられてたんです。」と言い出し、小学生の頃のことを話し始めるのでした。
寺島ひな(吉岡里帆)は小学生の頃、地方で暮らしていて、席が隣になった小林摩子(大後寿々花)と話してみたら、とてもいい子だったけど、猿みたいに笑う癖があって、そこは好きになれなかったと話すと、つい話しすぎてしまったと我に返り、仕事に戻ろうと机に戻ります。
しかし山崎(峯田和伸)は、その話に興味を持ち出し「もっと聞かせて」と話しの続きを話すように求めるのでした。
寺島ひな(吉岡里帆)は朝にウサギ小屋にウサギの世話をしに行くと、ウサギが亡くなっていて、結局、野良犬の仕業ってことになったけど、小林摩子(大後寿々花)がやったんじゃないかって思ったら、急に怖くなっちゃって、1週間ぐらい学校を休んだことを話します。
それを聞いた山崎(峯田和伸)は小林摩子(大後寿々花)がやったという証拠が何かあったのかを聞くと、寺島ひな(吉岡里帆)は何もないけど、休んでる時に「私のこと内緒にしてくれてありがとう。」って電話があって「ひなちゃんは友達」と言った後、猿みたいに笑う笑い声が聞こえてきたことを話し、その後、父親の転勤で東京に引っ越すことになったと話します。
そこで山崎(峯田和伸)は「それ以上関わり合いにならなくて良かったね。」と声をかけると、寺島ひな(吉岡里帆)は山崎(峯田和伸)の家に来る1時間ぐらい前に猿のような笑い声をする小林摩子(大後寿々花)に駅前で呼び止められて、父親に亡くなった母親を思い出すと言われて蹴られていたけど、友達ができたから耐えられると思ったのに、寺島ひな(吉岡里帆)がいなくなって、中学生になった時に魔女みたいな髪が嫌で自分の髪を切っていると、父親にからかわれたことに怒り、ハサミで父親を刺してしまい、それから入院することになって、先月退院したと告げられたことを話すのでした。
小林摩子の正体
寺島ひな(吉岡里帆)は仕事があるからと逃げてきたので、小林摩子(大後寿々花)が探し回っているかもしれないと、山崎(峯田和伸)に話すと、急にチャイムが鳴り、出ないと、ドアノブを何度も回され、中に誰かが入ってきて、小林摩子(大後寿々花)が入ってきたのではないかと思われましたが、中に入ってきたのは担当編集者の江田(福田温子)でした。
すると寺島ひな(吉岡里帆)は笑いながら山崎(峯田和伸)に「全部嘘でーす。まこちゃんなんていませんから」と話し、全部作り話だったことを話し、部屋の中にあったマスコットのウサギとハサミなど、ここにあった物で話を作ったことを暴露され、それを聞いた山崎(峯田和伸)は安心し、寺島ひな(吉岡里帆)はトイレに向かいます。
トイレに向かった寺島ひな(吉岡里帆)を見て、江田(福田温子)は山崎(峯田和伸)に「誰なんです?あの人?」とに聞きます。
それを聞いた山崎(峯田和伸)は笑いながら「江田さんが紹介してくれたアシスタントの寺島さん、忘れたんですか?」と言うと、江田(福田温子)は「違います。あの人、寺島さんじゃありません。」と告げ、山崎(峯田和伸)は、どういうことなのか不思議に思っていると、テレビから寺島ひなさんが何者かによって殺されたというニュースが流れ、犯人の防犯カメラの映像が流れると、そこには寺島ひなと名乗っていた小林摩子(吉岡里帆)の姿が!?
それに気付いた2人は逃げようとすると、小林摩子(吉岡里帆)が逃げ道を塞ぎ「逃げるって?」と聞くと、山崎(峯田和伸)は「違うよ!お腹が減ったから2人で買い出し」と答えます。
すると小林摩子(吉岡里帆)は笑いながら「良かった。持ってきたんです。お土産!気に入るといいけど、お好きですか?メロン…割れちゃったけど」と言って、寺島ひな(大後寿々花)の頭が入ったバッグの中身を見せるのでした。
そして小林摩子(吉岡里帆)は、その様子が途中まで描かれたものの、作者が急病で連載が休止になったと、お詫びが書かれた漫画の雑誌を見ながら、小学校時代の同級生に電話をかけて、猿のように笑いながら、カツラを脱いでボサボサで魔女のようになった髪を露わにさせるのでした。
キャスト
寺島ひな(吉岡里帆)
山崎(峯田和伸)
小林摩子(大後寿々花)
江田(福田温子)
出典:http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2017/171011-411.html
感想
吉岡里帆の怪演がとにかく凄かったですね!
最後に吉岡里帆が小林摩子だとわかると、最初に山崎(峯田和伸)が小林摩子の絵を想像で描いた時に、ちょっとムキになって「違います。まこちゃんの髪はボサボサで、凄く痛んでて、背中は丸くて、暗くて、実はいじめられっ子で、魔女ってあだ名がつけられてたんです。」って言ったところが、本人だからちょっとムキになって否定していたんだと納得しました。
吉岡里帆は『カルテット』の時もちょっとヤバかったけど、こういうぶっ飛んだ演技が上手いから、今後もこういうホラー作品に、どんどん出て欲しいですね!
共演の峯田和伸もいい感じで、個人的には今回の『世にも奇妙な物語』の中で1番怖い作品であり、1番面白い作品だと思いました。
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