【カルテット】最終回10話のネタバレあらすじと感想「結末に家森のセンキューパセリをすずめと別府も言わされる」

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前回の第9話では、早乙女真希(松たか子)が本当は山本あきこであることがバレて、捕まってしまうことになりました。

【カルテット】9話のネタバレあらすじと感想「家森とすずめの早乙女真希(山本あきこ)へのセリフが泣ける」

最終回では、早乙女真希(松たか子)が捕まってから一年後、3人の元に再び早乙女真希(松たか子)は戻るのか?

カルテットドーナツホールの運命は?

最終章・後編となる3月21日放送『カルテット』最終回 第10話のキャスト・あらすじ・感想をネタバレでお届けしていきます。

 

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『カルテット』最終回 第10話のあらすじ

 

カルテットドーナツホールが解散の危機に!?

 
一年後、真希(松たか子)は執行猶予となりましたが、自分がヴァイオリンを弾いても、週刊誌で見た犯人が演奏するモーツアルトなんて誰も聞いてくれないし、楽しんでもらえないという理由から、軽井沢には戻らないことを決めていました。

一方、別荘にはカルテットドーナツホールのゲストで演奏をしてくれる大橋絵茉(松本まりか)がやってきますが、肉の日のキャンペーンでコスプレをして演奏するのを「こんな格好では演奏できません。こんな低レベルな仕事だとは思わなかったです。恥ずかしいと思わないんですか?皆さん椅子取りゲームで負けたのに座ってるふりしてるだけですよね?」と言い、わらびもちを置いて去っていってしまいます。

真希(松たか子)の裁判が夏に終わり「これでカルテット復活ですね!」と話していたら、2度目の冬を迎え、いつも寝ていた世吹すずめ(満島ひかり)は眠らなくなり、無職の家森諭高(高橋一生)は週7日も働いて、別府司(松田龍平)は「2人共異常だ!まともなのは僕だけだ!」と感じていました。

真希(松たか子)はあの後、住民票や免許証などを不正に取得した罪で起訴され、週刊誌をにぎわし、テレビにまで取り上げられ、カルテットドーナツホールのこと、別府司(松田龍平)の家族のこと、世吹すずめ(満島ひかり)の過去のことまでが記事になり、別荘は買い手がつかず、別府司(松田龍平)は会社を辞めることになりました。

そして真希(松たか子)に執行猶予がつくと、カルテットドーナツホールのホームページにはたくさんの罵倒の言葉が送られたものの、これで真希(松たか子)が帰ってくると楽しみにしていたのに、真希(松たか子)は帰ってはきませんでした。

ノクターンは割烹ダイニング「のくた庵」に代わり、別府司(松田龍平)と世吹すずめ(満島ひかり)が和食を食べて、店員の家森諭高(高橋一生)と話していると、そこに記者がやってきて、真希(松たか子)の件で話を聞きたいとやってきて、最新の週刊誌に真希(松たか子)のコロッケデートの写真が掲載されているのを見せられ「皆さん騙されてただけなんじゃないですか?」と言われてしまいます。

その後、別荘に帰った家森諭高(高橋一生)は世吹すずめ(満島ひかり)に「コロッケデートか、真希さん幸せしかない顔してたね!」と言うと、世吹すずめ(満島ひかり)は「歩きながらコロッケ食べてたら誰だって幸せしかない顔します。」と言い返します。

それを聞いた家森諭高(高橋一生)は「もう半年以上経ってるんだよ!」と言うと、世吹すずめ(満島ひかり)は「家森さんもコロッケデートすればいいじゃないですか?」と言い、家森諭高(高橋一生)は「すずめちゃん、コロッケデートしてくれるの?幸せしかないなぁ~」とさりげなく言うも、世吹すずめ(満島ひかり)は「別府さんご飯食べないんですか?」と話を変えてスルーしてしまうのでした。

別府司(松田龍平)は週刊誌を食い入るように見つめ、コロッケデートシンドロームに陥り「解散しましょうか?僕達、解散しましょう。」と解散を口にしてしまいます。

そして別府司(松田龍平)は「真希さんはもう帰ってこないと思います。仕事もないし、これ以上続けても意味がありません。真希さんはもうキリギリスじゃなくなったんです。真希さんは何度も人生を変えてきた人です。帰ってこないんじゃなくて、もう違う道を歩いてるんだと思います。すずめちゃんは最近寝ないし、諭高さんは週7日働いてるし、もうカルテットなくても大丈夫じゃないですか?2人だってもう違う道を歩いてるじゃないですか?僕だけがずーっと同じ場所に立ったままです。」と2人に打ち明けます。

それを聞いた世吹すずめ(満島ひかり)は真希(松たか子)のヴァイオリンを持ってきて「道が違うならこのヴァイオリンはどうするんですか?私、真希さんから預かっててって言われたんです。一緒に待ってるねって約束したんです。解散したいならすればいいんです。でも、このヴァイオリン真希さんに返してからにしましょう。」と告げ、3人で真希(松たか子)を探すことにするのでした。

 

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カルテットドーナツホールの復活!

 
週刊誌の画像から場所を特定し、3人が向かうと、そこは大きな団地で、1軒ずつ回ると大変な部屋数ですが、3人は演奏をして真希(松たか子)をおびき出すことを思いつき、見事、真希(松たか子)をおびき出すことに成功するのでした。

久しびりに会った3人は真希(松たか子)から「演奏イマイチだったなぁ…こんな下手なカルテット見たことない。」と言われると、世吹すずめ(満島ひかり)は真希(松たか子)に近付き「じゃあ、あなたが弾いてみたら?真希さん元気…」と言って、手と髪を触ると「別府さん車お願いします。家森さんちょっと手伝って下さい。真希さん連れて帰る。」と言って、2人で真希(松たか子)を抱きしめるのでした。

別荘に戻った真希(松たか子)は3人から週刊誌のコロッケデートを見たと言われて、弁護士に相談してたのを撮られただけだと言うと、別府司(松田龍平)は喜び、ご飯を食べ終えると久しぶりに4人で演奏しようとしますが、真希(松たか子)は3人の近況を聞いて思わず動きが止まってしまいます。

すると家森諭高(高橋一生)は「真希さんのせいじゃありませんよ!1年前にもこんな風にして話してたじゃないですか?好きなことを趣味にするのか、夢にするのか、趣味にしたら幸せだけど、夢にしたら泥沼だって、ちょうどその時が来たんだと思います。夢が終わるタイミング、音楽を趣味にするタイミングが向こうから来たんです。」と言います。

続けて別府司(松田龍平)は「僕はこの一年無駄じゃなかったと思います。夢は必ず叶うわけじゃないし、夢は諦めなければ叶うわけでもないし、でも夢見て損することはなかったなって、一つもなかったんじゃないかなって思います。」と言い、世吹すずめ(満島ひかり)は「休みの日にみんなで集まって、道で演奏するのもいいんじゃないですか?誰が聞いてても聞いてなくても私達が楽しければ」と言うと、真希(松たか子)は「コンサートやりませんか?」と言って、軽井沢大賀ホールのパンフレットを3人に見せます。

真希(松たか子)は満員のお客さんの前で演奏しようと提案すると、3人はここを満員にするなんて無理だと告げますが、真希(松たか子)は「みんなわかってませんねぇ~私、偽早乙女真希ですよ!疑惑の美人ヴァイオリニストですよ!有名人なんですよ!偽早乙女真希としてステージに立てばこれぐらいのホールいっぱいにできます。ずっと話してたじゃないですか?いつか大きなステージで、大きなホールで演奏したいねって、今ならカルテットドーナツホールの夢が叶えられます。」と告げ、さらし者になるのなんか何とも思わないと言って、コンサートをやることを決めるのでした。

その後、家森諭高(高橋一生)は谷村多可美(八木亜希子)からお客さんに渡された手紙を渡します。

別荘に帰った家森諭高(高橋一生)が置いた手紙を世吹すずめ(満島ひかり)は読み上げます。

「初めまして、私は去年の冬、ドーナツホールの演奏を聞いた者です。率直に申し上げ、ひどいステージだと思いました。バランスが取れてない。ボウイングが合ってない。選曲に一貫性がない。というより一言で言って、皆さんには奏者として才能がないと思いました。世の中の優れた音楽が生まれる過程でできた余計なもの。皆さんの音楽は煙突から出た煙のようなものです。価値もない意味もない必要ない記憶にも残らない。私は不思議に思いました。この人達、煙のくせに何のためにやってるんだろう?早く辞めてしまえばいいのに、私は5年前に奏者を辞めました。自分が煙であることにいち早く気付いたからです。自分のしてることの愚かさに気付き、すっぱりと辞めました。正しい選択でした。本日またお店を訪ねたのは皆さんに直接お聞きしたかったからです。どうして辞めないんですか?煙の分際で続けることに何の意味があるんだろう?この疑問はこの一年間ずっと私の頭から離れません。教えて下さい。価値はあると思いますか?意味はあると思いますか?将来があると思いますか?なぜ続けるんですか?なぜ辞めないんですか?なぜ?教えて下さい。お願いします。」

 

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カルテットドーナツホールの行方!

 
コンサート当日、チケットは完売で、記者も集まり、半田温志(Mummy-D)や谷村大二郎(富澤たけし)と谷村多可美(八木亜希子)もコンサートに駆けつけました。

そんな中、高級車から降り、外国人にエスコートされた来杉有朱(吉岡里帆)までやってきて、谷村大二郎(富澤たけし)と谷村多可美(八木亜希子)に指輪を見せて「人生チョロかった。」と言って、笑います。

4人は今までの思い出を走馬灯のように思い出しながら、演奏すると、空き缶を投げられてしまいます。

一曲目の演奏後には拍手をする人と、帰ってしまう人に別れ、その後も、4人は誰かには届くと信じながら演奏を続けるのでした。

演奏を終えた4人は別荘に戻り、別府司(松田龍平)は会社の元同僚から花火の間に演奏をする仕事をもらい「初の遠征ですよ!」と言って、喜んで報告をしました。

そして3人は唐揚げを大皿から小皿に取り分けて自分の分にレモンをかけると、家森諭高(高橋一生)はパセリを取り出し「パセリがある時とない時どう?ないと寂しいでしょう。心で言うの。センキューパセリ!食べても食べなくてもいいの!ここにパセリがいることを忘れちゃわないで!」と言います。

すると世吹すずめ(満島ひかり)は「あっ、パセリありますね!」と言い、別府司(松田龍平)は「パセリきれいですね!」と言って、2人で「センキューパセリ!」と言うと、世吹すずめ(満島ひかり)はわざと、大皿にある残りの唐揚げに全部レモンをかけてしまうのでした。

その後、4人はワゴンに乗って遠征に出かけるも、ワゴンはガス欠で止まってしまい、4人は海岸を走って演奏会場に向かうも、道に迷い、世吹すずめ(満島ひかり)は笑い出して「みぞみぞしてきました。」と言って、4人で会場へと向かうのでした。

 

キャスト

 

巻真希→早乙女真希→山本あきこ(松たか子)

世吹すずめ(満島ひかり)

家森諭高(高橋一生)

別府司(松田龍平)

来杉有朱(吉岡里帆)

谷村大二郎(富澤たけし)

谷村多可美(八木亜希子)

巻幹生(宮藤官九郎)

巻鏡子(もたいまさこ)

出典:http://www.tbs.co.jp/quartet2017/cast/

 

感想

 
ついに『カルテット』が終わってしまいました。

3人が真希(松たか子)を迎えに行き、世吹すずめ(満島ひかり)が「真希さん連れて帰る。」と言って、抱きしめるシーンは、やはり号泣ものでしたね!

4人が戻って本当に良かったと思うと、涙なくしてはやはり見れませんでした。

最終回ではノクターンが割烹ダイニング「のくた庵」に代わったいたり、外国人とちゃっかりくっついた来杉有朱(吉岡里帆)が「人生チョロかった。」って言ったり、第1話の唐揚げにレモンが再び登場したりと小ネタも満載で楽しめました。

坂元裕二が書く手紙はいつも本当に上手いなと思わされますが、今回も世吹すずめ(満島ひかり)が読んだ手紙は物凄く深く考えさせられるものでしたね!

さらにコンサートには第1話でドラゴンクエストのテーマを聞いていた学生たちが来ていて、届く人には届くというのが、まるでこのドラマのことを言っているかのようでした。

視聴率だとかいろいろ言う人がいますが、やはり届く人には届くし、そういう思いでやっているという作り手側の意志のようなものが見えて感動しました。

今年の冬のドラマの中では、個人的に自分の心には一番届いた作品が『カルテット』でした。

最後はカルテットドーナツホールらしい終わり方だったのも最高でしたが、まだまだ続きも見てみたいと思わせる内容だったので、今後、何かの機会に続きがあることにも期待したいです。

 
『カルテット』ネタバレ

※『カルテット』の各話のネタバレはこちらをご覧下さい。

【カルテット】9話のネタバレあらすじと感想「家森とすずめの早乙女真希(山本あきこ)へのセリフが泣ける」

【カルテット】8話のネタバレあらすじと感想「家森がすずめにSAJ実演が切ない!早乙女真希が別人の嘘がヤバすぎる」

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