4月29日放送の『世にも奇妙な物語’17春の特別編』では本編のドラマとドラマの間にショートショート作品が4本放送されました。
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編の名作揃いでしたが、ショートショートも面白い作品が多かったので、『世にも奇妙な物語’17春の特別編』で放送された『ノック』『しりとり家族』『しりとり家族 ふたたび』『赤』のキャスト/あらすじ/感想をネタバレでお届けしていきたいと思います。
『ノック』のあらすじ
面接を受けに来た男(渡邉剣)が面接直前に腹痛を訴え、トイレに駆け込むも、トイレは満室だったため、一部屋ずつノックをすることにしました。
ノックをすると、一部屋目はノックで返され、二部屋目は「入ってま~す。」と言われ、そして最後の一部屋をノックすると、ドアは閉まっているのに「どうぞ」と言われ、ドアが開き、面接を受けに来た男(渡邉剣)は「失礼します。」と言って、礼をし、中に入るのでした。
『ノック』のキャスト
面接を受けに来た男(渡邉剣)
『しりとり家族』のあらすじ
家族での夕食中、父・村上茂樹(滝藤賢一)が母・村上圭子(内山理名)に「おかわり」と言うと、母・村上圭子(内山理名)は「リス」と言い、弟・村上大樹(中川翼)は「スカンク」と言うと、父・村上茂樹(滝藤賢一)は今日のテーマは動物だと、家族でのしりとりが始まります。
姉・村上優奈(浜辺美波)「クジラ」
父・村上茂樹(滝藤賢一)「ラクダ」
母・村上圭子(内山理名)「ダックスフント」
弟・村上大樹(中川翼)「トナカイ」
姉・村上優奈(浜辺美波)「インパラ」
父・村上茂樹(滝藤賢一)「ラッコ」
母・村上圭子(内山理名)「コビトカバ」
弟・村上大樹(中川翼)「バーバリーシープ」
姉・村上優奈(浜辺美波)「フクロモグラ」
父・村上茂樹(滝藤賢一)「ライオ…」と言いかけて「ラマ」
母・村上圭子(内山理名)「マントヒヒ」
弟・村上大樹(中川翼)「ヒグマ」
姉・村上優奈(浜辺美波)「マッコウクジラ」
父・村上茂樹(滝藤賢一)「ラバ」
母・村上圭子(内山理名)「バンドウイルカ」
弟・村上大樹(中川翼)「カモノハシ」
姉・村上優奈(浜辺美波)「シロナガスクジラ」
再びラが回ってきた父・村上茂樹(滝藤賢一)はそれ以上答えられず、家族は食事を食べ終え、その場を後にするも、父・村上茂樹(滝藤賢一)は一人その場を動けす、翌朝、父・村上茂樹(滝藤賢一)は「お父さんはしばらく旅に出る。お父さんは君達に話しかける資格がありません。ごめんなさい。」という置き手紙を残して、どこかに行ってしまいます。
そんな父・村上茂樹(滝藤賢一)の元に家族が走って駆けつけ、弟・村上大樹(中川翼)から「お父さんがいなくなるなんて嫌だよ!」と言われ、家族で抱きしめ合い、一緒に帰ることになりました。
そして帰り際に姉・村上優奈(浜辺美波)から「じゃあ、お父さんラ」と言われ、父・村上茂樹(滝藤賢一)は苦笑いを浮かべるのでした。
『しりとり家族 ふたたび』のあらすじ
3カ月後、家族での朝食中、父・村上茂樹(滝藤賢一)が母・村上圭子(内山理名)に茶碗を渡して「味噌汁」と言うと、母・村上圭子(内山理名)が「ルー大柴」と言い、父・村上茂樹(滝藤賢一)は今日のテーマは有名人名前だと、家族でのしりとりが始まります。
弟・村上大樹(中川翼)「バカリズム」
姉・村上優奈(浜辺美波)「ムロツヨシ」
父・村上茂樹(滝藤賢一)「篠原涼子」
母・村上圭子(内山理名)「小柳ルミ子」
弟・村上大樹(中川翼)「小泉今日子」
姉・村上優奈(浜辺美波)「小池栄子」
父・村上茂樹(滝藤賢一)「小金沢昇…」と言いかけると、家族からこで始まりこで終わる有名人を言わなければならないという空気が流れ「小森和子」と答えます。
母・村上圭子(内山理名)「近藤真彦」
弟・村上大樹(中川翼)「小島瑠璃子」
姉・村上優奈(浜辺美波)「小池百合子」
父・村上茂樹(滝藤賢一)「ゴダイゴ」
母・村上圭子(内山理名)「後藤久美子」
弟・村上大樹(中川翼)「ココリコ」
姉・村上優奈(浜辺美波)「小林幸子」
父・村上茂樹(滝藤賢一)は、こで始まりこで終わる有名人が見つからず「古今亭志ん昇」と言ってしまいます。
すると、ちょうど鳩時計が鳴り、子供たちは学校に向かい、しりとりは終わりました。
父・村上茂樹(滝藤賢一)は落ち込んだまま、電車に揺られ、会社で怒られ、帰ってくると、姉・村上優奈(浜辺美波)が「先、食べちゃおう。お父さんしりとり下手だし」と言うと、母・村上圭子(内山理名)は「今日のテーマはお父さん」と言い、しりとりが始まります。
姉・村上優奈(浜辺美波)「パンツ一丁で部屋をうろつく」
母・村上圭子(内山理名)「靴下脱ぎっぱなし」
弟・村上大樹(中川翼)「白髪が増えた」
姉・村上優奈(浜辺美波)「頼りない」
母・村上圭子(内山理名)「いつも仕事忙しそう」
弟・村上大樹(中川翼)「うちで一番偉い人」
姉・村上優奈(浜辺美波)「とっても優しいし」
母・村上圭子(内山理名)「しりとりは下手だけど」
弟・村上大樹(中川翼)「どこに出しても恥ずかしくない」
姉・村上優奈(浜辺美波)「一番大好きなお父さん」
それを玄関先で聞き、父・村上茂樹(滝藤賢一)は泣きながら、家族の元に行き「次のテーマはどうしよう?」と言うと、母・村上圭子(内山理名)は「う…ウルグアイ?」と答えるのでした。
『しりとり家族 ふたたび』のキャスト
父・村上茂樹(滝藤賢一)
母・村上圭子(内山理名)
姉・村上優奈(浜辺美波)
弟・村上大樹(中川翼)
『赤』のあらすじ
宇宙一赤いトマトジュースの発売イベントに呼ばれたカズレーザーはイベント中に急に赤い色が苦手になり、会場から逃げ出してしまいます。
逃げても、そこら中にある赤い物を見ては恐怖に感じ、カズレーザーはトイレに逃げ込むも、自分がいつも着ている赤い服を鏡で見て驚き、トイレで服を脱ぎ捨て、トイレットペーパーを服の代わり巻いて逃げると、そこにイベントのキャンペーン用の衣装を着た安藤なつが現れ、階段から転げ落ち、赤い血が流れないように願うと、カズレーザーの額からは青い血が流れ、イベントスタッフから「やっぱり宇宙人だったんだ~」と言われるのでした。
『赤』のキャスト
カズレーザー(メイプル超合金)
安藤なつ(メイプル超合金)
感想
本編もいいですが、こういう短いショートショート作品もいいですよね!
特に『しりとり家族』はネット上でも、本編を入れても一番良かったという声が多かったですね!
『しりとり家族』の題字は、なんと滝藤賢一さんに書いて頂きました❗#世にも奇妙な物語 #しりとり家族 pic.twitter.com/KTGkSY7z4R
— 世にも奇妙な物語【公式】 (@yonimo1990) 2017年4月29日
『しりとり家族』が本編の時間だと長すぎるので、あれぐらいの尺で、2話に分かれいたのも、良かったと思いました。
最後まさか感動オチがくるとは…
それにしても、家族でしりとりするなんて、かなり中のいい家族ですよね!
さらに冒頭では父・村上茂樹(滝藤賢一)が遠藤憲一主演のOsd原作漫画『妻の記憶』が掲載されている『奇々怪々』を携帯で読んでいているという伏線もあり、永作博美の『一本足りない』の家族との対比の落差も凄くて、全体を通してもなくてはならない作品になっていると思いました。
今後も、こういう面白いショートショートを入れてくれることに期待したいです。
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