【世にも奇妙な物語 2017 春】一本足りないのネタバレあらすじと感想「永作博美の妄想か現実かわからない演技が怖い」

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完璧主義者の主婦を永作博美が怪演する戦慄のサイコホラーが4月29日の『世にも奇妙な物語’17春の特別編』で放送されます。

一本の包丁がないいことをきっかけに、どんな恐怖が巻き起こるのか?

永作博美主演『世にも奇妙な物語’17春の特別編』の『一本足りない』のキャスト/あらすじ/感想をネタバレでお届けしていきたいと思います。

 

 

『一本足りない』のあらすじ

 

完璧な主婦の家族への疑念

 
真面目なサラリーマンの夫の風見郁久(神尾佑)、女子大生の娘の風見杏奈(北香那)、高校生の息子の風見和哉(今井悠貴)を持つ、ごく平凡な主婦である風見綾子(永作博美)は「ここは私が人生をかけて作り上げた完璧なお城」と、家の中をいつも隅々まで機能的に美しく整えて、料理にも手抜かりがなく、完璧に全ての主婦業をこなしていました。

風見綾子(永作博美)は子供の頃から完璧主義であるがゆえに、完璧なものが壊される恐怖にいつも怯えていました。

そして完璧なものが壊されないようにするために風見綾子(永作博美)は決して大切なものからは目を離さないで、いつも傍で見守ることを心がけていました。

ある日、風見綾子(永作博美)は完璧な朝食と弁当をいつも通りに準備していると、シンク下の包丁入れの包丁が一本足りないことに気付きます。

そんな日に限って家族は朝食にも手をつけず、弁当も持っていかずに出かけてしまいます。

すべて完璧にこなしているのに、そっけない様子の家族に、風見綾子(永作博美)は「どうして?何で?」と一人怒っていると、包丁で会社員を刺した通り魔の少年のニュースがテレビに流れ、その少年の家庭ではほんとど会話がなく、突然、金遣いが荒くなったり、明らかにお小遣いの範囲を超えた買い物をしていたり、大金を所持していたら要注意だと専門家が話していると、包丁を探していた風見綾子(永作博美)は引き出しの中から札束を見つけてしまいます。

さらに風見和哉(今井悠貴)の部屋のクローゼットからは赤い血がついたTシャツまで見つかり、部屋にあった携帯には風見杏奈(北香那)から「バレる前にやっちゃおうよ、お母さん…」というメッセージが送られ、風見綾子(永作博美)は次は私が殺されると思ってしまうのでした。

次は風見杏奈(北香那)の部屋で包丁を探すと、海外留学のパンフレットが出てきて、風見綾子(永作博美)はそんな話を聞いていなかったことから、不信感を抱き、生命保険の受取額を確かめると、1200万円で、海外留学の金額が1年間で300万円×4年間で、1200万円と金額がピッタリ一致したことで、ますます自分は殺されると疑い始めてしまいます。

生命保険の受取人は風見郁久(神尾佑)であったため、パソコンを調べると「ごちそうさまでした。奥様にはバレてませんか?部長、嘘がつけないタイプだから、少し心配です。」というメールを見つけて、完全に家族を疑ってしまいます。

帰ってきた風見杏奈(北香那)に風見綾子(永作博美)は海外留学に行くことを黙っていたことを問い詰め、風見和哉(今井悠貴)には通り魔をしてお金を取ったことを問い詰め、風見郁久(神尾佑)には浮気をしていることを問い詰めるのでした。

 

 

大切なものを守る方法

 
風見綾子(永作博美)は「自分の城は誰にも壊させない。壊さないでお願い。私、何もなくなっちゃうから」と言うと、風見杏奈(北香那)は留学のチラシは間違って持ってきただけで、もうすぐ銀婚式だから、オーロラを見るのが夢の風見綾子(永作博美)のためにと、フィンランド旅行のパンフレットを渡します。

そして今まで風見杏奈(北香那)と風見和哉(今井悠貴)は旅行の資金を貯めるため、こっそりバイトをしていて、風見和哉(今井悠貴)は工事現場のバイトで鼻血が出て、Tシャツについたのをバレないように隠していただけだったことがわかり、風見郁久(神尾佑)は休暇を取るために手伝っていた部下たちをごちそうしていたこともわかり、風見綾子(永作博美)は誤解だったことを知り、喜びます。

「家族は壊れてなんかなかった。ここは大切な私のお城。家族だけが私の宝物。」と改めて思い、風見綾子(永作博美)はシンク下の包丁入れに探していた包丁があることに気付き、包丁を取ると、包丁は血だらけでした。

そこで我に返った風見綾子(永作博美)は家族全員を自分が昨日の夜、包丁で刺したことを思い出し、だから今日の朝、朝ごはんも食べられなかったし、弁当も持っていけなかったのかと納得すると、風見杏奈(北香那)の携帯が鳴り、出ると、パラダイス旅行代理店の店員から「申し込み頂いたフィンランド旅行の件なんですけど」と言われ、風見綾子(永作博美)は「妄想じゃなかったの?」とつぶやきます。

風見綾子(永作博美)は目を覚ますと、家族から起こされ、今まで居眠りしていたことを思い出し、知った事実を突きつけたら、きっと壊れてしまうから、家族には何も言わない、見なかったことにして忘れることにし、自分の城を守り続けることを誓います。

そして風見綾子(永作博美)が「みんな絶対に壊さないでね。いつまでもここにいてね。いつまでもいつまでも幸せに暮らしましょうね。この完璧なお城で、お母さんがずっと守ってあげるから」と言うと、風見郁久(神尾佑)はメールの中身をプリントアウトしてビリビリに破けた紙を持って、風見綾子(永作博美)を冷たい目で眺めます。

風見綾子(永作博美)は気分よく、シンク下の包丁入れを見ると三本の包丁がなくなっていて、家族3人はそれぞれ包丁を持って「このままじゃ私達が殺される。」と風見綾子(永作博美)を待ち構えると、風見綾子(永作博美)は大切なものを壊されないもう一つの方法は自分の手でぶっ壊すことだと、残されたもう一本の包丁を手に取り、家族に向かっていき、家族の写真は血に染まるのでした。

 

キャスト

 

風見綾子(永作博美)

風見郁久(神尾佑)

風見杏奈(北香那)

風見和哉(今井悠貴)

出典:http://www.fujitv.co.jp/kimyo/20170429001-20170429004.html#num20170429002

 

感想

 
『一本足りない』を見た視聴者の感想をまとめてみました。

今回の『世にも奇妙な物語’17春の特別編』の中で、一番怖い、面白いと、評価が高い作品となりました。

見ていて、昔『世にも奇妙な物語』で放送された『大蒜(にんにく)』をつい思い出してしまいました。

今回の中では一番怖くて面白い作品だったと思います。

 
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