【世にも奇妙な物語 2016 秋】貼られる！のあらすじネタバレと感想「戸塚純貴のゆとりレッテルが面白い」

１０月８日放送の『世にも奇妙な物語’１６秋の特別編』の「貼られる！」のキャスト、あらすじ、感想をネタバレでお届けしていきたいと思います。

「貼られる！」のあらすじ
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「貼られる！」のあらすじ

銀行の一流バンカーの椎名毅（成宮寛貴）はレベルの低い部下たちに「脳筋プロテイン」「媚び売り顔だけ女」「ゆとりコネ入社」と酷いレッテルを心の中で貼っていました。

半田運送の半田辰夫（渡辺哲）は椎名毅（成宮寛貴）に融資を土下座して頼み込みますが、その姿を見て簡単に頭を下げる「向上心のないバカ」「憐れな男」とレッテルを貼り、融資を断ってしまいますが、何度も電話がかかってくるも無視することに！

タクシーで家に帰る椎名毅（成宮寛貴）は、いつもより多く運賃を請求する運転手に「小銭稼ぎドライバー」というレッテルを貼って家に帰ろうとすると、自分の胸に「難癖をつけるクレーマー村岡純」と書かれたシールが貼られていました。

村岡純があのタクシー運転手だと思い出し、はがそうとするもはがれず…

そこで翌日、部下にシールが見えるか聞いても見えてはおらず、自分にだけしか見えていない様子でした。

そんな中、椎名毅（成宮寛貴）は会議で部下に文句をいうと「冷血クソ人間日下部篤弘」というレッテルが貼られ、それを皮切りに次々にレッテルが貼られることになります。

そこで椎名毅（成宮寛貴）は自分に貼られたレッテルのように思っているのか部下の日下部篤弘（戸塚純貴）に問い詰めるとあっさり認め、それ以降、部下たちが自分のことを酷いレッテルを貼っていることに怒り、飲みの席で怒りをぶちまけると、レッテルの内容が「起こる上司」など、さらに悪いものに変わったことから「今日は自分がおごる！」と言い出すと「太っ腹な先輩」といいものに変化しました。

いいことをすればレッテルの内容も変わると気付いた椎名毅（成宮寛貴）は、そこから今までとは打って変わっていい人になって、いいレッテルを貼ってもらおうとし、そして、いいレッテルを貼ってもらうことに快感を覚えていました。

そんな時に半田辰夫（渡辺哲）が融資をまた頼みにやってきました。

そして融資を断るとそれを見ていた部下たちのレッテルが一気に悪い方へ！

そこで椎名毅（成宮寛貴）は、いいレッテルを貼ってもらうために融資をすることに！

この一件ですっかりいいレッテルばかりになった椎名毅（成宮寛貴）は部下の日下部篤弘（戸塚純貴）が粉飾決済で上司である椎名毅（成宮寛貴）が責任を取ることとなり、すっかりまた悪いレッテルばかり貼られてしまうことになります。

日下部篤弘（戸塚純貴）は自分が責任を取って会社を辞めなければならないのかと落ち込みますが、椎名毅（成宮寛貴）は責任は上司である自分が取るのから気にしないようにと言って、レッテルを見ると「だまされやすい単細胞日下部篤弘」というレッテルを貼られてしまっていました。

それを見て誰も信じられなくなった椎名毅（成宮寛貴）は会社を辞めて就職活動をすることになりますが、どこの面接でもうわべの言葉とは裏腹に悪いレッテルを貼られまくり、結局、弁当屋でバイトすることになりますが、そこでも悪いレッテルしか貼られません。

そんな中、たくさんのレッテルの中に１つだけいいレッテルがあり、それは融資した半田辰夫（渡辺哲）のものでした。

椎名毅（成宮寛貴）は半田運送の前を通りかかると娘の半田愛奈（三倉茉奈）に見つかり、半田辰夫（渡辺哲）ががんで亡くなり、融資した時にはもうがんだったことを知らされます。

椎名毅（成宮寛貴）は自分が部下からのレッテルを気にして半田辰夫（渡辺哲）に融資したことを告げ、半田愛奈（三倉茉奈）に泣いて謝ります。

半田愛奈（三倉茉奈）から半田辰夫（渡辺哲）が「椎名さんのお陰でこの会社が助かった。椎名さんは命の恩人だ。」と言っていたことを聞かされると、今まで貼られていたレッテルは全てはがれ「あなたがいてくれて良かった半田良夫」というレッテルを最後にレッテルを二度と見ることはなくなり、椎名毅（成宮寛貴）は半田愛奈（三倉茉奈）と結婚し、子供も出来ましたが、今度は子供からせがまれた物を拒むと「ケチ！しいなまり」というレッテルを再び貼られ「まりが欲しい物は、なんでも買ってあげるよ！」と言うと「パパだいすき！しいなまり」というレッテルが貼られるのでした。