前回の第6話では、花園桜(水野美紀)の頭の中には腫瘍があって、このままだと長く生きられないことを知った空野杏(松本まりか)が、桐山椿(小池徹平)よりも、花園桜(水野美紀)のことが好きなことに気付いてしまいました。
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今度は空野杏(松本まりか)を奪われる立場となった桐山椿(小池徹平)は一体、どうなってしまうのか?
注目の『奪い愛、夏(奪い合い夏)』第7話のキャスト・あらすじ・感想をネタバレでお届けしていきます。
『奪い愛、夏』第7話のあらすじ
空野杏を奪われた桐山椿が狂い始める!
空野杏(松本まりか)は桐山椿(小池徹平)に「桜さんと別れてから、ずっと胸の奥にしこりみたいなものが残っていて、それは罪悪感なのかなって思ってたけど、好きなんだ…桜さんがいなくなっちゃうかもって思った時に、やっと気付けた。桜さんは本気で世界で一番、私のことを愛してくれてる。自分自身よりも!」と話します。
すると、桐山椿(小池徹平)は「俺だって、お前のこと愛してる。」と言うと、空野杏(松本まりか)は「ありがとう。私も椿さんが好き…だった…だけどね…いろんな気持ちを取り除いて、今、私の気持ちにあるのはね…私…桜さんと一緒にいたいんだ…」と言い、桐山椿(小池徹平)はすかさず、鬼の形相で「杏!」と怒鳴りつけると、空野杏(松本まりか)は「だから私は椿さんとは一緒に行けない…桜さん愛しいよ…」と告げます。
そんな中、花園桜(水野美紀)が目を醒まし「愛しいって聞こえた気がする…夢の中で聞いていたのかな?」と言うと、空野杏(松本まりか)は「違います。夢の中じゃない!私は桜さんが好きです。」と言って、手を取り「壊れるほどに愛してくれて、ありがとうございます。」と自分の気持ちを告げると、花園桜(水野美紀)は泣き出してしまうのでした。
それを聞いた桐山椿(小池徹平)は「杏!ふざけんなよ!何が好きだよ!ふざけんなよ!」と絶叫し、空野杏(松本まりか)の手を取って、引き剥がし「ふざけんなよ!人のこと、振り回すのもいい加減にしろ!」と怒鳴り散らします。
すると、花園桜(水野美紀)は「杏に当たらないで!恨むなら私を恨みなさい!」と言い、空野杏(松本まりか)も「お願い!帰って!」と強い口調で告げると、桐山椿(小池徹平)は「今のその思いは好きとか、愛なんかじゃない!情だ!桜さんが死ぬと聞いたからだろう?」と笑いながら詰め寄ります。
そのことを知らなかった花園桜(水野美紀)は「私…死ぬの?」と聞くと、空野杏(松本まりか)は桐山椿(小池徹平)にビンタし「悪魔!」と言い放ちます。
それを聞いた桐山椿(小池徹平)は「上等だよ!」と言って、病室を後にするのでした。
病室を出ると、土筆肇(小手伸也)が待っていて、桐山椿(小池徹平)に「私はね…桜社長のこと、ずっと愛してるんですよ!だけど、振り向いてもらえない!虫ケラ扱い!そうやって虫ケラ扱いされることさえ愛だと思っています。」と告白すると、桐山椿(小池徹平)は狂ったように叫びながら、病院の壁を叩き続け、拳から流れる血を見た土筆肇(小手伸也)は「血文字で愛しているとでも書いたらどうですか?」と告げると、桐山椿(小池徹平)は絶叫したまま、その場を後にするのでした。
狂った桐山椿は井川瞳と関係を持ってしまう!
空野杏(松本まりか)は花園桜(水野美紀)の車椅子を押しながら、屋上に行くと「私…死ぬの?」と聞かれ、空野杏(松本まりか)は「そうと決まったわけじゃありません。」と答えます。
すると、花園桜(水野美紀)は「いいの!いいの!私、そういうのはハッキリ言われたいタイプなの!」と言うと、空野杏(松本まりか)は「脳の中に質の悪い腫瘍があって、このままいけば、もってあと1カ月」と告げます。
それを聞いた花園桜(水野美紀)は「そっか…私、悲しくない!そのこと聞いて、杏が私のことを思ってくれるなら、その方が嬉しいよ!もう死んでも悔いはない!」と言うと、空野杏(松本まりか)は「私は悲しいです。私だけ残されるんですよ!」と泣き出してしまいます。
花園桜(水野美紀)は空野杏(松本まりか)の涙を拭き「私のために涙を流してくれて、ありがとう。本当に生まれてきて良かった。」と言うと、空野杏(松本まりか)は「まだダメだって決まったわけじゃないです。手術してくれる先生がいるかもしれません。」と言いますが、花園桜(水野美紀)は「もう無理しなくていい。」と答えます。
すると、空野杏(松本まりか)は「無理してでも助けたいんです。私だって、桜さんと、ずっと一緒にいたい!だから私に無理させて下さい。今まで桜さんの気持ちに気付けなくて、ごめんなさい。」と言うと、花園桜(水野美紀)は「もう謝るの禁止!」と言って、2人はキスをするのでした。
一方、桐山椿(小池徹平)はバッティングセンターで怒りを発散させていると、そこに井川瞳(田中みな実)が現れ「奪われちゃったんですね!杏!」と声をかけると、桐山椿(小池徹平)は「確かにそうだな!奪われた!だけど、絶対に取り返す!」と宣言します。
すると、井川瞳(田中みな実)は「まだ好きなんですか?」と聞くと、桐山椿(小池徹平)は「愚問だよ!」と答え、井川瞳(田中みな実)は「じゃあ言っちゃおうかなぁ~私、椿さんのこと、ずっと好きだったんです。」とまさかの告白をし「杏の代わりに私のこと抱いてみません?今、そのやり場のない気持ち、私の体にぶつけてみませんか?」と言うと、桐山椿(小池徹平)は、その場でキスをし、そのまま井川瞳(田中みな実)とホテルで関係を持ってしまうのでした。
そして、井川瞳(田中みな実)は一部始終を録音していて、それを空野杏(松本まりか)に送ろうとすると、自暴自棄になった桐山椿(小池徹平)は「送れよ!送ってくれよ!それで杏が俺に嫉妬してくれるんだったら送れよ!」と言うと、井川瞳(田中みな実)は「なんかそれ聞いて、送るの嫌になっちゃった…」と送るのをやめてしまいます。
我に返った桐山椿(小池徹平)は「どうしたらいいんだ…俺…」と言うと、井川瞳(田中みな実)は「それ私に聞きます?桜社長のこと、殺したらいいんじゃないですか?」と病室にいる時を狙って、始末したらいいのではないかと助言すると、桐山椿(小池徹平)は目の色を変えるのでした。
花園桜の手術の成功率は3%以下!それでも空野杏の希望で手術を決める!
空野杏(松本まりか)は外科医の大和学(大鶴義丹)を呼び出し、花園桜(水野美紀)の病状を話して、何とかならないかを相談しました。
すると、大和学(大鶴義丹)の脳外科のスペシャリストの友人が、たまたま日本に来ているので、もしかしたら手術をしてもらえるのではないかと話します。
その頃、看護師に扮した井川瞳(田中みな実)が、顔中に包帯を巻いて、車椅子に乗った桐山椿(小池徹平)の車椅子を押して、病院に忍び込み、花園桜(水野美紀)の病室の前まで運ぶと「もし上手くいったら、今度は本気で抱いて下さいね!」と言い残し、その場を後にします。
桐山椿(小池徹平)は花園桜(水野美紀)が寝ているベッドに近付き、ナイフで刺そうとしますが、寝ているはずの花園桜(水野美紀)から「刺すなら一突きでね!来ると思ってたわ!椿ありがとうね!本当は自分のせいなのに、あなたに奪われたと思い込んで、許せなかった。でも、それがあって杏が私のところに戻ってくれた。あなたのお陰よ!私はね、ほっといても、あと1カ月で死ぬの、だから、ここで殺されても悔いはない…むしろ、そういう終わり方もいいかもしれないわね!でも杏は悲しむわ!私がちょっとだけ先に逝くことと、あなたが人を殺めてしまうということと、その原因が私にあるっていうことに杏は悲しむわ!」と言って、ナイフを桐山椿(小池徹平)から奪い取って、投げ捨てます。
すると、桐山椿(小池徹平)は「俺はまだ諦めない!杏のことは諦めない!俺はあんた以上に杏を愛してるんだ!」と言うと、病室を出ていくのでした。
翌日、空野杏(松本まりか)は大和学(大鶴義丹)から、脳外科医の高橋崇(西村和彦)を紹介され、MRIの画像を見せると、手術の成功確率は3%しかなく、成功率が低い手術は受けないと断られてしまいます。
空野杏(松本まりか)は土下座をして頼み込み、高橋崇(西村和彦)は手術をしてもいいと言いますが、ただし、仮に手術が成功したとしても、目が覚める確率はもっと低くなり、生きてはいるけど、永遠に目を醒まさない確率が高く、目を醒ます確率は1%以下であることを告げ、それを踏まえた上で、手術に踏み切るか、残された1カ月を大切に生きるか、花園桜(水野美紀)本人が決めることだと言われてしまいます。
空野杏(松本まりか)は花園桜(水野美紀)に高橋崇(西村和彦)から言われたことを伝えると、花園桜(水野美紀)は「杏はどうしたい?」と聞くと、空野杏(松本まりか)は「手術をして欲しいです。桜さんと、ずっと一緒にいられる未来を期待してしまうんです。もし桜さんが目を醒まさなくても、私は桜さんの横で、ずっと寄り添います。」と答え、手術を受けることに決めます。
一方、桐山椿(小池徹平)は桜と書いたワラ人形に五寸釘を打ち付けていると、そこに土筆肇(小手伸也)が現われ、花園桜(水野美紀)が手術を受けることになったことを報告します。
すると、桐山椿(小池徹平)は「失敗しろ!失敗しろ!失敗しろ!失敗しろ!」と言いながら、五寸釘を打ち続け「一日も早く死んで杏には夢から覚めて欲しい!俺が愛すべき人だってことに気付いて欲しい!」と言い放つのでした。
花園桜の手術の結果は?
空野杏(松本まりか)は大和学(大鶴義丹)から急に相談だと呼び出され、高橋崇(西村和彦)が海外に戻らなければならない用事ができたから、手術ができないかもしれないと話すと、空野杏(松本まりか)は「何でもするから、お願いします。」と頼み込みます。
そこで、大和学(大鶴義丹)は空野杏(松本まりか)と一晩付き合うことを条件に出すと、偶然その様子を見ていた姜倫求(テジュ)が止めますが、空野杏(松本まりか)は花園桜(水野美紀)を助けるために同意し、ホテルへと向かいます。
そこで姜倫求(テジュ)は桐山椿(小池徹平)に電話で連絡すると、桐山椿(小池徹平)は走ってホテルに向かって止めますが、空野杏(松本まりか)は「来ないで!来たら警察に通報する!」と言って、そのままホテルに入っていってしまいます。
桐山椿(小池徹平)は茫然と崩れ落ち、空野杏(松本まりか)は「あなたに求められたことは全ていたします。」と言って、大和学(大鶴義丹)のされるがままとなり、ホテルの前で桐山椿(小池徹平)は絶叫し、泣きながらホテルを後にするのでした。
手術当日、白いパズルに花園桜(水野美紀)と空野杏(松本まりか)の絵と「ずっと一緒」という言葉を描き、病室に飾ります。
そして、手術前に花園桜(水野美紀)は空野杏(松本まりか)に「愛してる。」と言いますが、空野杏(松本まりか)は「私は返しません。また絶対会えるから!」と答え、手術に向かうのでした。
一方、桐山椿(小池徹平)は大和学(大鶴義丹)を待ち伏せし、ナイフで刺そうとしますが、SPに止められてしまいます。
桐山椿(小池徹平)は大和学(大鶴義丹)に「お前を地獄に落としてやる!」と言いますが、大和学(大鶴義丹)は「落とせるもんなら、やってみろ!」と言い返すと、桐山椿(小池徹平)は大和学(大鶴義丹)に向かっていきますが、SPに返り討ちに遭ってしまうのでした。
その頃、花園桜(水野美紀)の手術は終わり、空野杏(松本まりか)は高橋崇(西村和彦)から、2週間以内に目を醒まさなかったら、目を醒ますことはないだろうと言われてしまいます。
その日から、空野杏(松本まりか)は花園桜(水野美紀)が目を醒ますように、あらゆる願掛けをして待ちますが、花園桜(水野美紀)は2週間を過ぎても、一向に目を醒まさず、3週間を過ぎた時、大和学(大鶴義丹)が、お見舞いにやってきます。
そこで大和学(大鶴義丹)は空野杏(松本まりか)に「もしかして桜さんのことが好きなのかい?」と聞くと、空野杏(松本まりか)は「私は桜さんが好き!」と答えます。
すると、大和学(大鶴義丹)は「そうなのか!それを知ると、尚更、君が輝いて見える。またどうだい?私と?今度はリハビリのいい先生を紹介してあげよう。」と無理矢理、迫ると、花園桜(水野美紀)は目を醒ますのでした。
キャスト
花園桜(水野美紀)
桐山椿(小池徹平)
空野杏(松本まりか)
井川瞳(田中みな実)
土筆肇(小手伸也)
姜倫求(テジュ)
桐山実(菅原大吉)
大和学(大鶴義丹)
高橋崇(西村和彦)
感想
今回は完全に狂いまくってしまった小池徹平が面白かったですね!
逆に今までめちゃくちゃ狂いまくってた水野美紀が普通になると、妙にかわいくなってて、小手伸也も今までとは違って、普通になってて、この2人の演技のメリハリが素晴らしいと思いました。
それにしても、大鶴義丹の大仰な演技は完全にコントだったなぁ~
来週はいよいよ最終回なんですけど、最終回の予告で、まさかの『奪い愛、冬』の三浦翔平が登場して「蘭さん?」と声をかけるシーンが!?
蘭さんって、水野美紀が演じていた森山蘭のことなのでしょうか?
思えば『奪い愛、夏』は季節的に『奪い愛、冬』より前の季節なので『奪い愛、冬』の前日譚ということになるのでしょうか?
だとしたら、三浦翔平が登場して「蘭さん?」というのはおかしなことなので、それでは後日譚なのでしょうか?
『奪い愛、夏』と『奪い愛、冬』がどうつながっているのか?
衝撃の最終回が今から待ちきれませんね!
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